ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
昨日、ドイツの現代美術家レベッカ・ホルンの個展を鑑賞しに行ってきました。
それにしても、東京都現代美術館の駅から遠いこと。
とても寒い日でしたので、かなり厚着をしていたのですが、
着いたころにはかなり薄着になっていましたって、まあ、
どうでも良いことなんですけどね。
サブタイトルの「静かな叛乱 鴉と鯨の対話」と題された本展は、
とにかく、機械仕掛けで動く立体作品の造形が素晴らしく、
エキセントリックさと綿密な美しさに溢れていて、もう虜になりました。
「本展は、パフォーマンスの記録から長編映画まで、映像の代表作全てと、
絵画や彫刻の近作をあわせ、それぞれのメディアを関係づけながら
展開してきた活動を本格的に紹介するものです。
自然や人間の様々なエネルギーの流れを、目に見えるかたちに変換していく、
独自の創造の軌跡を堪能するまたとない機会となるでしょう。」
と、パンフレットにそう詠われているのですが、
まさにそのとおりだ!って感じで、
例えば、ショーウィンドーで飾られた服に魅せられた女達の想いが
生き霊のように執着して取り憑き、なんともいえない力を持ってしまうみたいな。
全てが人工の造形なのに有機的なものに見えてしまう、
まるで不思議な美しい生き物たちの見せ物の様でした。
特にかなり気に入ってしばらく過ごしてしまった「鯨の腑の光」と題された空間。
暗い空間の真ん中に浅めの水槽が置かれ、
その上に機械仕掛けの棒が文字を書いているように動いて、
その度に水が静かにゆれる。
そこから生まれた文字の光が、美しい音と共に空間内を漂い始める。
はじめは鴉と鯨に見立てた造形なのかなと思ったのですが、
鴉は人間、鯨は自然を表してたのですね〜
今回は造形物を主に観にきたのですが、
思っていたよりかなり面白かったので、
次回は映像を主に鑑賞しにいこうと思います。
画像引用:上から
映画 「ダンス・パートナー」 1978 Ⓒ2009:Rebecca Horn
《アナーキーのためのコンサート》1990 ピアノ、モーター
Photo: Attilio Maranzano Ⓒ2009:Rebecca Horn
《ジェイムズ・ジョイスのためのヌーグル・ドーム》 2004 ナイフ、モーター
Photo: Gunter Lepkowski Ⓒ2009:Rebecca Horn
《双子の鴉》1997 鴉の羽、モーター
Photo: Attilio Maranzano ©2009:Rebecca Horn
《鯨の腑の光》 2002 水槽、作家による詩、ハイデン・チザムの音楽
Photo: Heinz Hefele Ⓒ2009:Rebecca Horn
レベッカ・ホルン展 「静かな叛乱 鴉と鯨の対話」展覧会概要
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/107/
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
カウンター
リンク
最古記事
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/25)
(08/25)
(08/27)
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析
忍者アド
忍者AD-MAX
フリーエリア