ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
ナイジェリア南東部のアクワ・イボム州にて、
子どもや女性が魔女と名指しされ、
虐待されたり追放されたりするケースが相次いでいるという。
牧師らは、疫病や貧困がはびこるのは「魔女」のせいだと主張し、
「魔女」とされた人物は浄化しなければならないとの教えを広める。
特に地方では、子どもが最大の犠牲者になっているとのこと。
魔女信仰が児童虐待に結びつくようになったのは10年ほど前からだという。
地元の非営利組織(NGO)関係者は、
「宗教指導者が金目当てに保護者の無知に付け込んでいる」と指摘する。
魔女から解放するための儀式と称して
300〜2000ドル相当を要求する牧師もいるという。
ある夜明け前、村人たちがある家族の子ども3兄弟を取り囲み、
その母親が涙を流しながらも自分の子どもたちを追放することに。
この子ども3兄弟は、黒魔術を使って幼い兄弟2人を殺した、そうされていた。
追放の後で川に投げ込まれたり、最悪生きたまま焼かれたり、
それは惨たらしい殺され方をされるという。
児童保護NGOの活動の方が介入するも、
地元自治体から金目当てだと批判され、お話にもならないとのこと。
この現代でこういうことが今だ起こっていることへの驚きと同時に、
一時期、インターネットで話題になっていた「牛の首」の話を思い出した。
明治初期、廃藩置県に伴って、全国の検地と人口調査が行われた。
これは地価に基づく定額金納制度と、
徴兵による常備軍を確立するためであった。
東北地方において、とある廃墟となった村を調査した役人は、
大木の根本に埋められた大量の人骨と牛の頭らしき動物の骨を発見した。
調査台帳には特記事項としてその数を記し、検地を終えると、
そこから一番近い南村へと調査を移した。
その南村での調査も終え、村はずれにある宿に泊まった役人は、
この村に来る前に出くわした不可解な骨のことを
夕食の席で、宿の主人に尋ねた。
宿の主人は、関係あるかどうかは分からないが......と
前置きをして次の話を語った。
天保3年より数年にわたり大飢饉が襲った。
俗に言われる天保の大飢饉である。
当時の農書によると、
「倒れた馬にかぶりついて生肉を食い、
行き倒れとなった死体を野犬や鳥が食いちぎる。
親子兄弟においては、情けもなく、食物を奪い合い、畜生道にも劣る」
といった悲惨な状況であった。
天保4年の晩秋、夜も更けた頃、
この南村に異形の者が迷い込んできた。
ふらふらとさまよい歩くその躰は人であるが、
頭部はまさしく牛のそれであった。
数人の村人がつかまえようとしたその時、
松明を手にした隣村のものが十数人現れ、鬼気迫る形相にて、
「牛追いの祭りじゃ、他言は無用」
と口々に叫びながら、その異形の者を捕らえ、闇に消えていった。
翌日には、村中でその話がひそひそと広がったが、
誰も隣村まで確認しにいく者はいなかった。
また、その日食うものもない飢饉の有様では、
実際にそれどころではなかた。
翌年には、秋田藩より徳政令が出され、年貢の軽減が行われた。
その折に隣村まで行った者の話によると、
すでにその村に人や家畜の気配はなかったとのことだった。
それ以後、「牛の村」とその村は呼ばれたが、近づく者もおらず、
今は久しく、その名を呼ぶ者もいないという。
重苦しい雰囲気の中で宿の主人は話し終え、
そそくさと後片づけのために席を立った。
役人はその場での解釈は避け、役所に戻り、
調査台帳をまとめ終えた頃、
懇意にしていた職場の先輩に意見を求めた。
先輩は天保年間の村民台帳を調べながら考えを述べた。
「大飢饉の時には、餓死した者を家族が食した例は聞いたことがある。
しかし、その大木のあった村では、遺骸だけではなく、
弱った者から食らったと思われる。
きっと生き人を食らう罪悪感を少しでも減らすため、
「牛追いの祭り」と称し、
牛の頭皮をかぶせた者を狩ったのではないだろうか。
君の見た人骨の数を考えると、ほぼその村全員に相当する。
そして、牛骨も当時の家畜の数も一致。
....飢饉の悲惨さは筆舌に尽くしがたい。
村民はもちろん親兄弟も、凄まじき修羅と化し、
その様はもはや、人の営みとは呼べぬものであったことだろう。
南村に咎を求めることもできないだろう。
人が食い合う悲惨さは繰り返されてはならないが、
この事が話されるのもはばかりあることであると思われる。
君は、このことは誰にも語らず、
その村の記録は破棄し、廃村として届けなさい」
この言葉を深く胸に受け止めた役人は、
それ以後、誰にもこの話は語らず、心の奥底にしまい込んだ。
日露戦争が激化する頃、病の床についたこの男は、戦乱の世を憂い、
枕元に孫たちを呼び寄せ、切々とこの話を語ったという。
この孫の中の1人が、私である。
当時は気づかなかったが、祖父が亡くなった後に分かったことがあった。
何の関係もないと思われた南村の者が、
隣村の民全員を「牛追いの祭り」と称して狩り、
食らったのが真実である。
そうでなければ全員の骨を誰が埋められるものか....
それゆえ、牛の首の話は、繰り返されてはならない事だが、
話されてもならない話であり、呪いの言葉が付く様になった。
誰の口にも上らず、内容も分からぬはずであるが、
多くの人々が「牛の首」の話を知っている。
物事の本質をついた話は、それ自体に魂が宿り、
広く人の間に広まっていくものである。
そして現代、ナイジェリアの「魔女狩り」の話。
子供なのに何故に魔女? ってな突っ込みは置いといて、
これも今では有り得ない、大昔の伝説として、
はやくなってもらいたいものである。
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今日は相変わらずの猛暑。
冷房をガンガンに効かした部屋にいる今の私にとって、
外は別の世界の様です。
熱中症で毎日亡くなる方が続いていますが、ある意味、
こうやって冷房を使って外の暑さを増しているからもあって
胸を痛めますが、だからといって使わないわけにもいかないしで
なんとも微妙な気分です。
さて私のイラストレーションのサイト「夏の花」のジャンルに
3点の花のイラストがアップましたので、
良かったら覗いてみてください〜
カワラダマサキ
ポテチのイラストレーション「夏の花」TOP
http://potechi.shiteyattari.com/index_natuhana.html
metaphysical textiles の新作「umi」(CD-R)が完成しました。
CD-Rの内容は、「海」をテーマとした、
metaphysical textiles (クラシックギターによる不確定性の音楽)と
私こと、イラストレーター・カワラダ マサキ
(水彩による想像の風景を収録したブックレット)の
コラボレート作品となっております。
ブライアン・イーノのアンビエント・シリーズなどが好きな方や、
リラクゼーション用の音楽が欲しいけど、
意外と鬱陶しいものが多いと思っている方には特にお勧めです。
とても清々しく、リラックスできる空間へと導きます。
(metaphysical textilesのHP/informationより引用)
「海」というテーマを下敷きにこの5点からなる作品は、
"metaphysical textiles" による心地よい音楽とシンクロするべく、
「安心できる空間イメージ」を私なりに描いた作品です。
緩やかな時間をこの絵をとおして共有する内に、
心はいつしか大きなものへと向かい始める。
そう感じていただけると幸いです。
詳しくは私のイラストサイトをご覧ください〜
カワラダマサキ
ポテチのイラストレーション「umi」インフォメーション
http://potechi.shiteyattari.com/infor001_umi.html
ある国の病院で、同じ病室の患者が何人も続けて亡くなったそうです。
前日までは様態も悪くなかったはずの患者が、金曜日になるとぱったりと
息を引きとるパターンが続き、
気味悪く思った病院では調査を開始しました。
その結果、毎週金曜に床を磨きにくる業者の女性が、
患者の生命維持装置の電源コンセントを抜いて
床磨きの機具の電源を取っていたことが判明。
機具の音がうるさかったために患者が苦しむ声も、
その女性には聞こえなかったそうです。
床磨きが終わるとその女性はコンセントを元に戻していたために、
真相の解明が遅れたということです。
毎日新聞配達に行くアパートがあってある日、
窓から女の人が表を見ているのに気づいたそうです。
次の日に行ってもまた、窓際に立っていて...とそれから何日も。
ある日の夕刊にそこのアパートで首つり自殺していた記事が載っていて、
まさにその女の人だったということが判明。
カーテンレールにロープを巻き付けて、
外を覗く様な感じで。
ある共働きの夫婦が育児に手がまわらないため、
ベビーシッターを雇いました。
1日に数回、妻は様子見のために家に電話を掛けていたそうです。
その日もいつも通り家に電話を掛けました。
「赤ちゃんの様子はどう?」
「変わりないです。元気ですよ」
「あら? 声が変じゃない? 風邪でも引いたの?」
「ええ、ちょっと….すみません、赤ちゃんにはうつさない様にしてます」
「そう、気をつけてね」
夕方仕事が終わり、妻は家に帰宅しました。
すると家の窓ガラスが割られているではありませんか!
家はともかく、私の赤ちゃんは、あとベビーシッターは無事かしら!?
…...ベビーシッターは縄でぐるぐる巻きにされた状態で殺されていて、
そして、赤ちゃんも無惨に殺されていました。
泣きながら妻は夫と警察に連絡を取った。
現場検証が行われていく。
「どうしてこんなことに...... 昼に電話した時には
2人とも変わりないっていってたのに.....」
「え? どういうことですか??」
「え? ですから、昼の13:00頃に電話した時には変わりないですよ、
って彼女はいってたんです。
風邪ひいてたみたいだから気をつけてねって…...」
「検証によるとベビーシッターさんは午前中、
赤ちゃんは昼ぐらいに死亡が確認されたのですが......」
3月が終わったばかりの、ある寒い夜のこと。
ある男が、分娩室の前で祈りを捧げていた。
「神様、どうか妻とわが子を助けてください」
男の妻は生まれつき体が弱く、出産に耐えられないため、
帝王切開を選んだが、それでも命さえ危険であった。
妻と、「エイプリル」と名づけたまだ見ぬ我が子の無事を祈って....
その時、分娩室のドアが開いた。
「極めて難しい手術でしたが、お子さんも、奥様も、良好な状態です」
「おめでとうございます」
男は喜びに涙を流し、分娩室に駆け込んだ。
しかし、そこにいたのは
手術台の上で血まみれで絶命した妻と、床に落ちて死んだ我が子だった。
背後で医者が叫んだ。
「エイプリルフール!!」
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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