忍者ブログ
ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
[349]  [348]  [347]  [346]  [344]  [343]  [342]  [341]  [340]  [339]  [338
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1322056508

やせた夫、超太った妻。
妻は若き日にはスリムな美人で、皆のあこがれの的だった。
今は気位の高さだけが残り、夫を尻にしく毎日。
夫は気が弱く、逆らえない。
ある日、妻は美しさを取り戻すため、ダイエットを決意。
医者から、かなりハードな食事制限のスケジュールをもらってくる。
妻の決心を知り、素直に喜ぶ夫。
彼は妻を愛していた。
やせればイライラも無くなり、
また楽しく幸せな日々が戻ってくるに違いない。
ところが、妻はそのダイエットを夫にもやれと言う。
私だけが苦しむなんておかしい。
愛しているなら、あなたも一緒にやるべきだと。
元々やせ型の夫に、それはあまりに残酷な日々だった。
だが一途な夫は、それを実行し、仕事先でも約束を守る。
ホネと皮だけになっていく夫。
それでも夫は耐えた。
妻と再び愛に満ちた生活を送ることを夢見て....

何ヶ月か後。
妻はダイエットに成功し、輝くばかりの美しさを取り戻していた。
だが夫は、もうベッドが起きあがることもできない状態になっていた。
美しい妻をうれしそうに見上げる夫。
これで幸せな新しい毎日が始まる。
だが、妻は出支度を整えると、動けない夫に別れを告げた。
外には、若く逞しい若者が待っていた。
恋人ができていたのだ。
手をつなぎ、光の中を遠ざかっていく妻と若者。
妻は輝いていた。夫は声を出す力もなく、ただ涙をあふれさせながら、
カーテンの隙間から2人を見送るのだった。 

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1290570500

ある地球の一家が、
小惑星を借り切ってバカンスを過ごすことになりました。
住居も食料も用意されており、楽しく快適なスタート。
大きな冷蔵庫の様なものがあり、
開けてみると、牛が丸ごと4頭も冷凍されていました。
これはゴージャスなサービスだと、
分厚くステーキ用にカットし、
ジュウジュウ焼いて、美味しいお肉を食べまくる一家。

しばらくして、旅行会社から、謝罪の連絡が。
他のお客と部屋をダブルブッキングをしていたと言う。
知的で高度な文化を持った別惑星の一家が、
やはりこの星を予約していたというのだ。
「当方のミスです、すぐ責任は取ります!」という担当者に、
いやな予感を隠せない地球の一家。
それはどんな人たちですか? と、おそるおそる訪ねる父親。
「一足先に、そちらに着いているはずなんです。
 ただし、遠い星からなので、ロケットで冷凍睡眠で。
 そうそう、その人たちの姿は、地球の牛にそっくりでして.....」

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1290570694

ある日突然、街の空き地に大きな穴が出現した。
1人の少年が名前入りのおもちゃをその穴に落としてしまった。
穴はとても深くて底が見えない。
どうやら本当に底なしらしい。
やがてこっそりゴミを捨てる人が出てきた。何人も何人も。
でもどんなにたくさん捨てても、ゴミは穴に吸い込まれて消えていく。
やがて誰もが要らなくなったものをどんどんその穴に捨てるようになった。
危険な産業廃棄物、放射能汚染物質。
膨大な量のゴミを穴に捨て続けた。
町はいつも綺麗で発展を遂げて行った。

やがて大人になった少年は、ある朝
いつもの様に出勤のため、街中を歩いていた。
ふと空から何かが落ちてきた。
拾い上げてみると、
それはかつて、穴に落とした自分の名前入りのおもちゃだった。
彼は空を見上げた。
真っ青な空の彼方から次々と「何か」が落ちてくるのが見えた。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1290570776

想像してください。
午前2時、あなたは自分の家の中で1番大きな鏡の前に立っています。
すると、あなたは鏡の中に吸い込まれてしまいました。
そして、鏡の中の世界から、
その鏡を通して元に居た世界を眺めています。

しばらくの間、目を閉じて想像してみてください。
どうです?
鏡の中の世界から鏡を通して何が見えましたか?

とはいえ、そこからみえる風景なんて向かいの壁くらいなものです。
壁をみていてもつまらないので、そのまま外に出ていくことでしょう。
でも、鏡を通してみ続けていれば「何か」起こるかもしれません。



PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。


プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アド
忍者AD-MAX
フリーエリア
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]