リンゴ／同じ夜

泣き喚く海に立ち止まることも　触れられない君を只想うことも　同じ
空は明日を始めてしまう　例え私が息を止めても

吹き荒れる風に涙することも　幸せな君を只願うことも　同じ
空は明日を始めてしまう　例え君が此処に居なくても


椎名林檎「同じ夜」より
恋愛に関わらなければ、
こんなドン底な気持ちを知らないで生きていけたのに。
今の気持ちとしては、はやく彼のもとに行きたい、
只それだけ。

リンゴ／これが私の優しさです

窓の外の若葉について考えてもいいですか
そのむこうの青空について考えても？
永遠と虚無について考えてもいいですか
あなたが死にかけているときに

あなたが死にかけているときに
あなたについて考えないでいいですか
あなたから遠く遠くはなれて
生きている恋人のことを考えても？

それがあなたを考えることにつながる
と、そう信じてもいいですか
それほど強くなっていいですか
あなたのおかげで

Bird「これが私の優しさです」より
素晴らしい谷川俊太郎の詩に、現状での返答の様な歌詞と付随した意味深ラップ。
「優しさとは如何に？」ということで、
正論直球過ぎて、かなりドキッとする内容。
そしてサビの部分、

君はいつも優しさくれた
そんな状態になぜか疲れ果てたのさ
優しさは愛ではないから
君がくれる笑顔がいやらしく見えるさ

Birdの冷静な感じな声が良いからでしょうね。
眼から鱗、そうなんだよねーと思わず頷いてしまいます。
私のネジ曲がった恋愛観を修正してくれるとともに、
凄く落ち着くクールな曲です。

リンゴ／太陽

今まで一度も自分に嘘をついたことは無いか？
違うのに正しいとやり過ごしたことは無かったか？
問いかけた時、僕は気づく
喜びも悲しみも、自分が全て選び、招き入れてることに

槇原敬之「太陽」より
歌い手の彼がドラッグに手を出して捕まり、出所した後に出来た曲です。
自己啓発っぽい雰囲気が今までの恋に現を抜かした感じとは異なっていて、
とても好きになりました。
特にこの曲にはかなり思い入れがあり、
カラオケで歌うと妙にアガります。