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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333800367

俺の友人に、地元で消防士をしてるAと地元県警の警察官Bがいて、
高校で同じ剣道部だった時から、お互いにとても仲が良い。
これはそんな友人たちの話なんだが、
この前、俺が実家に帰った時、そいつらと久し振りに会って、
居酒屋で3人で飲んだんだ。

A 「この前現場があってさ、親子が3人仲良く川の字になって、
  黒コゲで死んでんだよ。
  よく『火事になったら落ち着いて逃げましょう』なんて言うだろ?
  それは不可能なんだよね。ガス吸うと、まず体が動かなくなるわけ。
  意識のある中で、ジワジワと焼かれていくんだ。
  だからきっついんだろうな〜」
B 「おお、署で聞いたな。その事件放火じゃなかった? ヒデーことしやがる。
  最近俺も仕事で行ったよ、その現場。
  駐車場で練炭自殺があってさ。マジおっかねえ。
  なぁ、練炭なら苦しくないなんてのは大嘘らしいぞ。顔が変だったもの」
俺 「そういや、少し前に "硫化水素" なんてのも流行ったな」
A 「あれも駄目。あっさり死ねるなんて大嘘。ガスマスクしてないと不味い。
  実際緑色に顔変色して、苦しみもがいて死ぬから」
B 「おお、それも聞いたな。でもあまりに他人を巻き込むからか下火になったな。
  まあ確実なのは、やっぱり縄で首吊りだな。
  それも、誰にも発見されない様に樹海で〜とかさ」
俺 「こえー話すんなよ。まるで完全自殺マニュアルみたいじゃねーか」
A 「馬鹿言うなよ〜」

そして別れた後、警察官Bから電話がかかってきた。
「おい、今日の話は誰にも言うな」
と結構真剣な口調だった。
いきなりのことで全く意味が分からない。
それが何だか怖かった。

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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333685270

ヤバい仕事をヤリ終えて、
相方と飲みまくって寝ていた週末の夜。
ガサガサ〜と動く気配と、カラカラ〜と窓を開ける音で目が覚めた。
俺は窓の方に目を向けると相方がベランダに出て、
そのまま欄干を越え、飛び降りようとしていた。
「おい、なにやってんだよ、馬鹿野郎!」
そう叫ぶと彼はゆっくり振り返り、不思議そうな顔をすると、
「ここからしか出られない」と言った。
こいつ、相当酔ってやがる。
俺は布団を撥ね除け、彼の肩をつかんで室内に引き戻した。

相方はまだぼんやりしていたので、頬を平手でを張った。
「ほら、目を覚ませよ!」
ようやく正気になった彼は言った。
「なんかさ、今朝いた現場みたいな気味悪い真っ黒な部屋の中にいたんだわ。
 出なきゃと思ったんだけど、その部屋に扉とかなくてさ、出られないの。
 ヤバいなぁ、と思って見渡すと壁に1つ、小さな小窓があってな。
 ああ、あそこから出られるなって出ようとしてた」
酔っていたとはいえ、危ない夢の話だ。
一歩間違えれば死んでたところだぞ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333685312

「顔洗ってくるわ」
そう言って洗面所に向かう相方の背中がゆらりと揺れた気がした瞬間、
俺は気がつくと見覚えのある風の真っ黒な部屋にいた。
部屋は狭く、もの凄い閉塞感があって気分が悪くなってきた。
はやく外に出なければ。
そう思うのだが、見渡すとこの部屋には窓もない。
ふと見るとさっきはなかった大きな扉があじゃないか。
とにかく出なければと扉に手をかけてみるも開かない。
鍵がかかっているのだ。
すると俺の足元に鍵が落ちている。
恐らく扉の鍵なのだろう。
良かった! これで出られるぞ。

鍵を拾った俺は扉を開けようと鍵穴に鍵を差し込もうとした瞬間、
「おい、なにやってんだよ、馬鹿野郎!」
誰かが叫ぶ声が聞こえた。
「でも鍵を開けなきゃ」
つぶやいて鍵をさそうとする俺。
次の瞬間もの凄い力で後ろに引っ張られ、頬に痛みが走った。

気がつくと元の自分の部屋だった。
「どういうことだ?」と問う俺に相方が言った。
「顔洗って部屋に戻ってみたら、
 お前がコンセント見つめてブツブツ言ってたんだよ。
 何かネタでも思いついたのかと黙ってみてたら、
 いきなりピンセットを差し込もうとしたから引き離して殴ったんだ」



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333644418

昔から私の家の廊下に大きな鏡があった。
ある日、私は悪戯心で別の大きな鏡を置いて向かい合わせると、
鏡の枠が鳥居の様に連なった不思議な道ができた。
同じ様に連なって映る自分へ手を振れば誰もが同じ動きをした。
当たり前なんだけど、これがとても面白くて、
私は毎日の様に合わせ鏡で遊ぶ子供になった。

ただ9番目の私だけは、ゆっくりと手を振っている、そんな気がした。

また今日も友だちのいない私は鏡を向かい合わせにしようと、
重たい鏡を部屋から引きずっていたその矢先、
鏡が倒れてしまい、
その夜は仕事から帰ってきた母に酷く叱られてしまった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333644513

翌日の夜、母が何度か連れてきていたおじさんが
以前よりも一層大きな鏡を買ってきてくれた。
母とおじさんが寝室に閉じこもるのを見計らって、
今度は慎重にその鏡を合わせ、いつもと同じ姿の自分を見つめていた。
顔の半分しか見えない、数珠繋ぎの私たち。
暫く眺めていると、
7番目の顔が継ぎはぎをしたみたいな顔になっているのに気付いた。
私は手を振ってみると、7番目だけゆっくり振返してきた。
ちょっと気にはなったものの、きっと新しい鏡になったせいだと思った。
流石に飽きてきた私は以前よりも大きくなった鏡を片付けるのが面倒になり、
合わせ鏡のままにして眠りについた。

突然、私は寝苦しさで目を覚ました。
時計の針を見れば、丁度午前2時を回ったところ。
起きるには早過ぎると、着替えだけ済まして寝直すことにした。

ベッドからのっそりと起き上がり着替え、そして戻ろうとした時、
何故か急に合わせたままの鏡が気になり、廊下に出た。
母の叫び声を耳にしつつ、それに近づいて覗き込んでみると、
なんだろう? いつもと違う。
ふと、体が凍りつくほど強張り、たくさんの冷汗が吹き出てきた。
きっと私は寝ぼけているに違いない、そう思って、
連なる私を数えてみていると、
3番目の私の後ろから、顔だけを、スーっと傾けた私が私を見た。
目が合った瞬間、
五月蝿いくらいに心臓が痛いぐらいの鼓動音を鳴らし始めた。
もう、息をすることも忘れ、金魚の様に口を大きく開閉させている。
あまりのことに瞬きすら、ままならない最中、
その私は3番目の私の後ろに重なる様に隠れた。
私は無理やり瞼を閉じた。

どれだけ時間たったのか。
何日も寝ていない様な疲労感と恐怖感でまだ体が強張っている。
呼吸を落ち着かせるべく、これは錯覚だと暗示をかけ、
保証のない安心を覚えさせた。
もう1度深く息を吸い込み、意を決して震えつつも、
恐る恐る目を開いて見ると、鏡にはいつもと同じに連なった私たちがいた。
4番目も同じ私。
ほら、やっぱり気のせいだった、寝ぼけて怖い想像をしてしまったんだ。
もう早く寝てしまおう。
そう、思って部屋に戻ろうと動いた私の耳元で囁いた声で足が床に張り付き、
私は動けなくなった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333644569

僅かに目の端で鏡を見れば、太い男の指が私の近くまで伸びている。
居るはずのない気配が耳元に感じて振り向くと、
肩にへばりつく歪な母の顔に眼が潰れそうになった。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333465549

電話の向こう側でいないはずの人の声が聞える。
これもまたそういった話。

私がが自室にて友人と電話していた時のこと。
「あれ、誰かいる?」
電話口の向こうで友人が言った。
もちろん私はこの部屋に1人っきり、
ちょっとシックにジャズなんかかけてたけど、
特に騒がしくしているわけでもなく、
テレビをつけているわけでもない。
「誰もいないわよ」
「子供いない? 小さい子」
思わず周りを見回す。
当然、子供などいるはずもなく、私は首を傾げる。
「そっちじゃないの?」
そう聞き返すも、友人はそんなことは無いと言う。
「ほら、やっぱそっちだよ。そっちで子供の声が聞える」
そう言われても、近所の子供の声すら聞えないこの状況で、
どうして電話で聞える程近くで子供の声が聞えるのか。
皆目検討がつかない。

「あ、増えたよ、何か話してる子供」
友人の言っている意味がわからない。
わからない分、妙な怖さが湧いてくる。
「子供なんていないわよ!」
「でも増えてるよ、泣いてる子もいる」
友人がその言葉を口にした途端、
電話の向こうで友人の悲鳴が上がった。
と同時に切れる電話。

驚いた私はすぐ電話を掛け直したのだが繋がらず、
時間をおいて再びかけてみるものの、
結局その日は電話が繋がらずに夜が更けていった。

翌日、学校に青白い顔で現れた友人から聞いた話によると、
電話の向こうで聞えていたはずの子供の声が、突然耳元で聞えたのだという。
同時に電気が消え、たくさんの子供の笑い声が部屋中に響き渡った。

友人の意識がもったのはそこまでだったそうだ。


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私のある友人は息子と2人暮らしの母子家庭。
彼女の息子が2歳になった頃から見えないモノに話しかけたり、
何もないのに怯えたりすることが多くなるも、
彼女は子供だからそんなこともあるだろうと気にしてなかったとのこと。

そんな息子が5歳になったある日、やたらと、
「お家の中に坊主頭のおじちゃんがいる」
という様になってからというもの、
時々、息子が誰もいない部屋で楽しそうに、
まるで誰かと遊んでるような話し声が聞こえるようになったとのこと。
気になった友人が息子のところにいくと、
何故か息子は全裸に。

ある日、友人は思いきって息子に
そのおじちゃんは家のどこにいるのか聞いてみると、
「いつも玄関にいて、ボクがむかえにいくとおへやの中に入ってくるよ」
と答えた。

半信半疑ながらも、友人は霊感の強い知り合いを呼んで、
家の中を見てもらったところ、
「確かに玄関の辺りに中年男性がいます。
 彼は外から自由に入ってきているから、
 もう入って来れないようにこのお札を玄関に貼っておいてください」
と言われ、すぐさまその通りに玄関にお札を貼ることに。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333465663

その夜、眠っていたはずの息子が玄関に友人を呼び、
「ママ! おじちゃんがここから入れないっていってるよ。
 ママが入れてあげて!」
と言うなり、パジャマを脱ぎ始めた。

彼女はさすがに怖くなり、 すぐにあの知り合いに電話すると、
「それはとても危険だから絶対にドアは開けないでください。
 明日の朝一番に霊能者を連れていくから、絶対に開けないでください」
と念をされた。
「入れてあげて! あいたい。あいたい。あいたい....」
と連呼する息子が聞こえる。
すぐさま玄関に戻ってみると、息子が狂った様にのたうち回っていた。
なんとか部屋に連れ戻し、眠らずに朝まで過ごした友人。

朝になり、知り合いが霊能者と共に訪れ、
きちんとお祓いをしてもらったとたん、夢から醒めた様に息子が戻り、
それからはおかしなことを言うこともなくなったとのこと。

小学4年生になり、私に直接逢うまでは。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333382972

とある下請けの社員は日頃から「社内の可愛い子は全員食った」と豪語していた。
たまたまそいつの会社に用があったので寄ってみた。
しかしこの職場、体育系の若い男ばっかで、
かわいい子はおろか、女の子と呼べるような子は居ず、
何人か事務員の老婆が居るくらい。
そいつに誘われて今夜飲むことになってるんだけど、
嘘だったことを白状させてやらなくては!


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ある古本屋にて、推理小説の本を買ったら、
物語中盤くらいで「こいつが犯人!このジジイ!」と、
赤いボールペンで囲ってあった。
なんかやるせなくて古本屋に文句を言ったら、
落書きのしてない同じ本と取り替えてくれた。
でも、違うんだ。
俺が文句言いたかったのは、そういうことじゃないんだ。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383031

深夜、テレビの放送が終わると砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。
これは実話なんだが、砂嵐の時間帯にある地方テレビ局の夜勤の人が、
暇だから〜ということで見て楽しもうと思ったアダルトビデオを
うっかり公共の電波に流してしまったことがあった。

すぐに数十件の抗議電話が殺到したという。
 

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383119

とある町で野生のリスが大発生。
農作物にかなりの被害が出てしまって、もう大変。
そこで町の対策本部は「リスを100匹駆除してくれたら謝礼を払います」
という内容のキャンペーンを展開。
これにはルールがあり、証拠としてリスのしっぽを持参すれば換金するというもの。
これを聞きつけた町の住人は、リスのしっぽを大量に持ち役場に駆けつけた。

数ヶ月後キャンペーン終了後、
役人が状況調査をするとシッポの無いリスたちが元気に畑を荒らしまわっていたそうな。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383163

千葉の房総にあるホテルに家族と親戚で行くことになった。
春休みってこともあってか、ホテルに着くとたくさんの数の黒い車が止まってた。
大したホテルじゃないのに人気あるんだなと思い、
どれくらい居るのかと何気に従業員に宿泊客数を聞いたら、
自分たちともう1組だけとのこと。
温泉だけ入りに来た客なんだとろうと気にせず家族と海水浴に行った。
ホテルに戻って夕食前に風呂に入っておこうと親父たちと風呂へ。

確かに宿泊客は1組だった。




プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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