ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
姉「あら。私たちの後を35分間つけてきている男がいるわね。なにかしら」
妹「論理的に考えて、私たちをレイプする気でしょうね」
姉「嫌だわ。この速度差だと13分程で追いつかれるじゃない」
妹「論理的にはもっと速く歩くべきでしょうね」
姉「あら。あまり効果が無いようね」
妹「そうでしょうね。論理的に明らかだけど相手も速く歩きはじめたみたいだし」
姉「困ったわ。この速度差だと追いつかれるのに1分もかからないわ」
妹「論理的には二手に分れるべきでしょうね。お姉様はあっち。私はこっち」
姉妹は二手に分れ、男は妹のほうを追いかけた。
姉は無事家に辿り着いたが、妹はいなかった。
しばらくして妹が帰って来た。
姉「あなた大丈夫? 何が起きたの」
妹「お姉様を追わなかったことから論理的に明らかだけど、男は私を追いかけてきたの」
姉「それで?」
妹「全力で走ったけど、相手の方が足が速くて。男に追いつかれたわ」
姉「大変。どうしたの」
妹「私は論理的に考えて、スカートをたぐりあげたわ」
姉「あら。男はどうしたの」
妹「男も彼の論理で自分のパンツを下ろしたわ」
姉「まあ。それからどうなったの?」
妹「論理的に明らかじゃなくって?お姉様。
パンツを下ろした男よりスカートを上げた女の方が速く走れるのよ」
「パパ、裏切り者ってどういうこと?」と、子供が父親に尋ねると、
パパ曰く、「裏切り者ってのは、こっちの党からあっちの党に鞍がえする奴のことさ」
「ふーん。じゃ、あっちの党からこっちの党にやってきた人はどうなの?」
パパ曰く、「それは改心者っていうのさ」
ある主婦が浮気をしていた。
浮気相手がやって来る時は、9歳の息子をいつでもクローゼットの中に入れていた。
ところがある日のこと、家の方に車が入ってくる音がしたので、
浮気相手もクローゼットに入れてしまった。
クローゼットの中で少年が話しかける。
少年「この中って暗いね?」
浮気相手「そうだな」
少年「野球のボール買いたいと思ってるでしょ?」
浮気相手「いや、要らないよ」
少年「そんなことはないよ、絶対にボールが欲しいはずだよ」
そう言って、この少年は引き下がらない。
浮気相手「わかったよ、いくらだ?」と、男は自分の立場を考えて折れる。
少年「25ドルだよ」
浮気相手「25ドル?!!?」
信じられないという風にこの言葉を繰り返すが、
隠れていることをバラされないためにはしょうがないと諦めて支払った。
次の週、その男がまた家に来ていた。
すると車の音がしたので、浮気相手はまたクローゼットに入ることになった。
クローゼットの中で少年が話しかける。
少年「この中って暗いね?」
浮気相手「そうだな」
少年「野球のグローブ欲しいでしょ?」
自分の不利な立場がわかっている浮気相手が答える。
「ああ、いくらだ?」
「50ドル」と、少年は答え、取引が成立した。
次の週、父親がこの少年に言う。
父親「おい、ボールとグローブを持っておいで。キャッチボールしよう」
少年「できないよ。だってボールもグローブも売っちゃったもん」
父親「いくらで売ったんだ?」
少年「75ドルだよ」
父親「なっ、75ドル?!!? それじゃ、ボッタクリで泥棒だぞ。
今から教会に連れて行くから、自分の罪を懺悔して許しを請わなきゃダメだ」
こう言いながら、息子を教会に引っ張っていった。
教会に着くと、少年は懺悔室に向かう。
中に入ってカーテンを閉め、椅子に座ると話し始めた。
少年「この中って暗いね?」
すると、神父が答えた。
「今ここでそのたわ言を始めるんじゃないぞ」
ある紳士風の男が銀行にやってきて言った。
紳士「100ドルほど貸して欲しいんだが」
行員「100ドル、でございますか?
少額のご融資ですが、初めてのお客様でございますし、
何か担保をお預かりすることになりますが、よろしゅうございますか?」
紳士「そうだな、僕のロールスロイスなんてどうだろう?」
行員「ロールスロイス!でございますか?」
紳士「ああ、いま駐車場に停めてあるから一緒に見に行こう」
行員が半信半疑のまま紳士に同行すると、
駐車場には最新型のロールスロイスが停めてあった。
行員は驚いて紳士に言った。
「あの...お客様、このお車でしたら30万ドルはご融資可能ですが」
「いや、100ドルでいいんだ」
紳士はそういうと、手続きを済ませ、
車のキーと交換に100ドルを受け取って銀行を出て行った。
行員はロールスロイスを重役専用のガレージへ移動させ、
厳重な監視の下に保管した。
6週間後、紳士が再び銀行を訪れた。
紳士は100ドルと利息3ドルを支払い、キーを受け取ると、
帰り際に微笑んで言った。
「ニューカレドニアは最高だったよ」
その初老の男は、巨大な高層ビルの壁にもたれて、煙草を吸っていた。
すると通りがかりの禁煙活動家が声を掛けた。
「失礼ですが、あなたは煙草を吸うことに対して、
他人に迷惑をかけているという自覚はありますか?」
「いいや。ここなら誰にも迷惑をかけてない」
「それでは、このビルや敷地の持ち主に対してはどうですか?」
「いいや。第一、ここに灰皿が置いてあるだろう」
「あなたは1日何箱の煙草を吸うのですか?」
「だいたい4箱だな」
「それでは、それを何年続けていますか?」
「まぁ、30年だな」
「そうなると、4万箱以上ですね」
禁煙家はニヤリと笑い、
「もし、あなたが煙草を吸っていなければ、
このビルは無理としても、小さな小さなビルの頭金くらいにはなったかもしれませんね」
「ふーむ」と、男はまた煙をプカリ〜と出した。
「ところで君は煙草を吸わないのかね?」
「まさか!」
禁煙家は胸をはって答えた。
「生まれてこの方、吸ったことはありません!」
「ビルは持っているのかね?」
「まあ....ビルまではなかなか」
「ふうん」と、男は煙草を消すと、ビルの入り口に向かって歩き出しながら言った。
「私はこのビルの持ち主なんだ」
ある青年が川の堤防のフェンスにもたれかかって友達を待っていた。
なかなか来ない友達に連絡を取ろうと携帯を開いた時、青年は気づいた。
自分の右手の小指に赤い糸が結びついていたことに。
いつの間にこんなのついていたんだろうか。
誰かに結ばれた覚えもないし、自分でつけたわけでもない。
一体、何なのだろうか。この糸は。
青年は携帯をしまうと、もう一度、その結ばれた赤い糸を見てみた。
何の変哲もないただの赤い糸だ。と、よく見ると、
糸が自分の指から空中に伸びていることに気づいた。
青年は川の方に振り向き、糸の先を目で追ってみた。
糸は川を越え、向こう岸で
自分と同じようにフェンスにもたれかかっている女性に結ばれているようだった。
青年はその時、確信した。
これは運命の赤い糸ってやつだ!
俺はあの人と結ばれてるんだ!
すっかり舞い上がった青年は思わず、赤い糸をたぐるように引っ張った。
すると、向こう岸の女性は体が傾いたかと思うと、
そのまま川に落ちてしまった。
その後、青年の赤い糸は消えてしまった。
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とある仏教の国に、貧しいながらも仲良く暮らす母と娘がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、娘が病に倒れてしまいました。
母親の献身的な看病も実らず、ある明け方、娘の枕元に死神が現れました。
「この娘はいただいていく」
死神は娘を連れ去りました。
絶望した母親は、死の国に行って娘を取り戻す決意をします。
死の国に行く途中、妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの声を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は声を失いました。
さらに進むと、また妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの音を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は聴覚を失いました。
さらに進むと、またまた妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの目を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は視覚を失いました。
やっとの思いで死神の元へ着いた母は、心の中で「娘を返して!」と叫びます。
すると、死神が現れ、母親の心に話しかけました。
「これはこれは、人間がここまで来るとは驚いた。
しかし、娘を返すわけには行かない。
これは運命。寿命という神が定められた規則なのだ。
悪いが私にはどうすることも出来ない」
そう、言い残すと、死神は消えました。
あとには、声も音も視覚も奪われた母親が絶望する姿があった。
暗黒の死の国に取り残された母親は、
再び、元に戻ることはありませんでした。
あるキリスト教の国に、貧しいながらも仲良く暮らす父と息子がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、息子が病に倒れてしまいました。
父は息子を取り戻そうと、自分の体の機能を苦痛とともに引き換えながらも
神の元にたどり着くのでした。
父は「私の命を引き換えにしてでも、息子を返してほしい」とひれ伏すも、
神は「返すのは良いのだが....まぁ、みてくれ」と2つの光景を見せました。
1つは立派な好青年に成長し、皆に祝福される幸せな姿。
1つは貧しく冷酷な青年に成長し、盗み、殺し、最後は処刑される姿。
神は「生き返ればどちらになるかはわからない。どうするね?」と問います。
父はどちらも選べず、
「神の御心のままに! もしも私が御心に背くようなことを申しましても、
どうか、お聞き入れにならないでください! 」と答えました。
そして、息子は蘇ることはありませんでした。
昔あるところに旅をしている僧侶がいました。
ある日、僧侶が道を歩いていると、雀が蛇に捕らえられています。
雀が涙を流しながら僧侶に命乞いをするので、
僧侶は雀を不憫に思い、蛇に語りかけました。
「その雀はまだ若い。私の腕の肉と交換に助けてやってくれないか」
すると、蛇は不思議な天秤を持ち出すとこう言ってきました。
「これは命の重さを量る不思議な天秤だ。
この雀と釣り合うだけの肉を差し出せば雀を助けてやろう」
僧侶は少し訝しげに思いましたが、
涙する雀を見てその交渉を呑むことにするのでした。
僧侶は腕の肉を少し削ぎ落とし、天秤の反対側に載せました。
しかし、肉は雀と同じくらいの大きさのはずですが、
天秤はピクリとも動きません。
更に肉を削ぎ落とし載せるのですが、やはり天秤はびくともしない。
次々と肉を削ぎ落とし、とうとう片腕を失ってしまった僧侶。
それでも天秤は一向に動く気配を見せなかったのでした。
業を煮やした僧侶が自ら天秤に乗ると、
ようやく天秤は釣り合うのでした。
それにたまげた僧侶を尻目に、蛇は不適な笑みを浮かべて曰く、
「どうだ坊主。この雀の命は、腕の肉切れ一片で足りるとでも思ったか。
己の命も犠牲に出来ぬ分際で命を助けるようなぞ高尚なことをほざきおって、
おこがましくも哀れで愚かな人間らしいことよ」
呆然とする僧侶を横目に、蛇は雀と僧侶の腕を丸呑みし、
どこかへ去っていってしまいました。
お兄ちゃんが『見たら絶対に家族が死ぬビデオ』を一緒にみようといってきた。
ボクは家族が死ぬのがいやだったので断りました。
お兄ちゃんは『もうお前しか残ってないから大丈夫だよ』といいました。
ボクは安心してみました。
お兄ちゃんが『見たら絶対に両親が死ぬビデオ』を一緒にみようといってきた。
ボクは両親が死ぬのがいやだったので断りました。
お兄ちゃんは『もう死なないから大丈夫だよ』といいました。
ボクは安心してみました。
「ちょっとスチュワーデスさん!席を変えてちょうだい」
ヨハネスブルグ発の混んだ飛行機の中で、白人中年女性の乗客が叫んだ。
「何かありましたか?」
「あなたわからないの?黒人なんかの隣には座りたくないのよ!こんな人迷惑だわ」
女性の隣では、黒人男性が憮然とした顔で座っている。
「お客様、少々お待ち下さいませ。空いている席を確認してきます」
乗務員は足早に立ち去り、周囲の乗客はざわざわと不穏な空気。
しばらくして乗務員が戻って来た。
「お客様、大変お待たせしました。
ファーストクラスにひとつ空きがありますので、どうぞそちらへ。
本来ならこういうことはできないんですが、
隣の席がこんな人では確かに迷惑でしょうと、
機長が特別に許可しました。さ、どうぞ」
周囲の乗客は、にこやかに黒人男性を見送った。
2台の自動車が国道の交差点で正面衝突をした。
2台とも大破したが、どちらの運転手も無事だった。
先に車から這いだした老紳士が他方の車に駆け寄り、
運転していた中年の男を助け出してから柔らかい物腰で言った。
「お怪我はありませんかな?」
男は、相手の意外なほどに紳士的な態度に驚き、丁寧に答えた。
「ええ。あなたは?」
「私も無事です。
こんな事故なのにお互いに怪我1つしないなんて、奇蹟としか言えませんな」
そう言うと老紳士は、内ポケットから小瓶を取り出して男に差し出した。
「こんな時は気を落ち着けるのが1番ですぞ」
「おお、これはありがたい」
男は小瓶を受け取り、中身のウイスキーを半分ほど飲み干した。
「さあ、あなたも」
男が返した小瓶を受け取ると、老紳士は小瓶の蓋を閉めて内ポケットにしまい、
皺だらけの顔に微笑みをたたえて言った。
「私は警察の事故処理が終わってからゆっくりと」
ウォーカー氏とブラウン氏が15番ホールに向かって歩いていた時のこと。
ゴルフ場に面した道路を葬列の行列が通り過ぎていくのに出くわした。
それを見たウォーカー氏は、ゴルフ帽を取り、胸に当てると、
行列が過ぎ去るまで、じっと首をたれて見送った。
「君は感心だな、驚いたよ」と、見ていたブラウン氏が言った。
「いやあ、25年も連れ添った妻だ。これくらいはしてやらないとね」
とある金曜日。
仕事が終わると僕は仲間と飲み歩き、お金を使いまくったあげく、
仲間の家に泊まり、2日間帰宅しなかった。
日曜の夜にやっと家に帰ると、妻が仁王立ち。
たっぷり2時間説教をしてから、妻は言った。
「ちょっと、あんた!もし何日も私の姿が見えなかったら、あなたどう思うの?」
「そりゃ嬉しいさ!!」
そんなことを言ったため、月曜日は妻の姿が見えなかった。
火曜日も水曜日も、やっぱり姿が見えなかった。
木曜日になってようやく、妻の姿が見えるようになった。
瞼の腫れが引きはじめて目が開けられたので。
旅客機に乗客が乗り込み、しばらくしても出発しようとしなかった。
1時間もした頃、機内アナウンスが流れた。
「こちらは機長です。
本機はエンジンにトラブルが見つかりましたので、離陸は中止いたします」
それを聞いた乗客は、散々待たされたイライラもあり、
口々に「ふざけるな!」と叫んだ。
やがて再び機内アナウンスがあった。
「じゃあ、飛びます」
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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