その明くる日にみた悪夢を絵にしてみた

夕暮れにしては赤く、そして黄色い空に浮かぶ私。
同じ色彩をした大地の左には青々とした流れる大河。
右には山脈が延々と続いている。
ある瞬間に次元が歪み、
得体の知れない暗黒のローブを纏った老人が現れる。
その者から凄まじい邪悪な念が私に放たれる。
急ではあったが、なんとかかわすことが出来た。
今回の敵はどうやらこの者らしい。
そう、認識した時、その者の口からエクトプラズムが吐き出され、
人の様なモノへと形成されていく。
この老魔導師を憑代にして、彼の地より邪神が召喚されたようだ。
凍てつく甘い風が私に向かって吹き荒れる。
私の肉体から魂が歓喜を上げて逃げ出そうとするのを必死に掴まえる。
冷静にならなければ。この状況を楽しめるほどの余裕を持たなくては。
まだ此処で倒されるわけにはならない。
「邪悪にはより大きな邪悪を」
師の言葉を思い出し、そして飲み込んだ。
ダイエット。
うまくいかない......



先週末、上野の「イタリアントマト・カフェ・ジュニア」にて、
洋梨と黄桃のタルトとフルーツクリームタルトの2つを貪りました。
この満足感は、幸せの極地といえましょう。
いつもの島津デザイン事務所で鍼治療をしていただいた後、
銀座のビルに行くと彼氏が風邪をひいて寝ておりました。
食事した後、添い寝をしていたらそのまま眠ってしまって、この悪夢。
....怖かった。
でもそれを飲み込む私はもっと怖かった。
あの邪神はこのタルトの化身でしょうか。
そのモノから放たれた甘〜い香りのする魔の圧力。
飲み込むしかないでしょ、やっぱり。