ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
陸軍に入ってまだ1ヵ月の新米兵に向かって古参の軍曹が行った。
「そこの二等兵! あの山の麓に1匹の鹿が見えるな?」
「イェスサー!」
二等兵が直立不動で答えると、軍曹は力強い口調で命令した。
「これから貴様は山に入り、あの鹿を撃ってくるんだ。
これはサバイバル訓練の1つだと思え! 仕留めるまでは戻ってきてはならん!」
「イェスサー!」
二等兵はM16ライフルを手にして、山に分け入って行った。
1週間後、よれよれになった二等兵がやっと仕留めた鹿を担いで基地へ戻り、
軍曹に報告した。
すると軍曹はニヤリと笑って言った。
「その鹿が雌だと言うことがこれで分かっただろう?」
新米の警官を連れて担当地区をパトロールしていたベテランの警官が言った。
「いいか、俺たちの担当範囲を教える」
「イェスサー」
するとベテラン警官は北の方を指差して言った。
「北の外れは、ちょうどあのスターバックスの大きな看板までだ」
「イェスサー」
「そして南の外れは...そうだな、
ちょうどあそこで点滅している2つのランプが見えるだろう? あの辺までだ」
「イェスサー」
「じゃあ、俺はここでコーヒーを飲んでいるから、お前1人で担当範囲を回ってこい」
「イェスサー」
新米警官は言われた通りにパトカーに乗り込み、
スターバックスの付近を巡回してから、南へ向かい、
そのまま1ヶ月も戻らなかった。
1ヶ月後によれよれになった新米警官が署に戻ると、ベテラン警官に報告した。
「サー...あの2つのランプは大陸横断バスのテールランプでした...」
妻は乳房が小さいことを気にして、いつも夫に訊くのだった。
「このシャツ着れば大きく見える? こっちだと小さく見えるかしら、どう?」
あまりにしつこいので夫はある日、妻に鏡を買ってやった。
妻は鏡をみながら、それでもやはり夫に五月蝿く尋ねるのだった。
「このシャツはどうかしら? こっちの方が大きく見える?」
夫は堪りかねて、「そんなに大きくしたいなら、やり方を教えてやるよ!」
「ほんと!?どうやるの!?」
「トイレットペーパーを手に巻いて、胸の間をこするんだ」
「それ、どれくらい続ければいいの?」
「1年以上は続けるべきだろうね」
「こんな方法でほんとに効くのかしら?」
「さあな。少なくともお前のケツには効いただろ?」
アメリカ男性がイタリアの田舎町をドライブしていたところ、
見知らぬ地元の男に車を停められた。
その男は彼に自分自身を発射するように迫った。
彼は抵抗を試みたが、男がピストルを手にしているのに気づくと、
諦めて言うとおりにした。
「よし、もう一度やれ」
彼は無論抵抗を試みたが、ピストルに勝てる筈はなく、
もう一度言うとおりにした。
「よし、もう一度だ」
彼は最後の力を振り絞って、3度目を終えた。
男はそれを確認すると、物陰からブロンドの美しい女性を呼び出し、こう言った。
「すまないが、妹を街まで乗せていってくれ」
ある亭主たちの会話。
「おや? 今日は凄く上等なスーツを着ているな」
「ああ。妻からのプレゼントなんだ。
昨日僕がいつもより早く帰ったら、疲れていたのか妻が寝ていたんだけどね。
その脇の椅子にこれが掛けてあったのさ」
ある主婦たちの会話。
「ねぇ、ベビーシッターって結構お金取られるわよね」
「それなりにはかかると思うわよ」
「大変。今から銀行に行ってお金を下ろしてこなくちゃ」
「一体どうしたっていうの?」
「うちの亭主が早く帰宅しているから、大人料金を請求されるかもしれないのよ」
田舎道で、2人の男が並んで立小便していると、農家の娘が通りかかった。
1人が自分自身のモノを娘に見せ付け、からかった。
「おい、芋姉ちゃん、こういう胡瓜があるんだけど、どうしたらいいかな」
「あんたの連れの尻に突っ込んだらいいよ」
娘は平然と言ってのけた。
「肥やしをやれば大きくなるって言うから」
田舎のある農場に男とその妻と大きな3人の息子が住んでいた。
ある日、朝早くその妻が目を覚まし、窓越しに牧草地の方を見た。
すると、なんと、飼っている牛が死んで横たわっているではないか。
1頭しかいない牛に死なれてしまって、
この先家族みんなはどうやって暮らしていけばいいの.....
彼女は絶望してしまった。
すっかり落ち込んでしまった彼女は首を吊った。
次に主人の目が覚めた。
自分の妻と牛まで死んでしまっているのを見て、彼も絶望的になってしまった。
すっかり落ち込んでしまった男は自分の頭を銃で撃った。
次に起きたのは1番上の息子だった。
両親と牛が死んでいるのを見た彼は絶望し、川へ行って入水自殺をすることにした。
川に着くと、土手にいた魔女がこう言った。
「お前が絶望的になっている理由はわかっている。
もし私と5回続けてSEXができたら、お前の両親と牛を生き返らせてやろう」
息子は「よし、わかったよ」と言って事を始めたが、4回でダウンしてしまった。
魔女はその息子を川の中へ沈めてしまった。
次に起きて来たのはその下の息子だった。
状況を理解したこの2番目の息子も入水自殺をすることにした。
川に着くと、土手にいた魔女がこう言った。
「お前が絶望的になっている理由はわかっている。
「私と10回続けてSEXができたら、死んだみんなを生き返らせてやろう」
この息子も「よし、わかった!」と言って事を始めたが、7回でダウンしてしまった。
7回で満足できなかった魔女は2番目の息子も川の中へ沈めてしまった。
最後にやっと起きてきたのは末の息子だった。
彼は両親が死んで、牛が牧草に横たわって、2人の兄さんがいないことに気がついた。
「ああ、愛する兄貴たちがいない人生になんて、もう希望も何もないや」
彼も入水自殺をするために川へ向かった。
川に着くと魔女がこう言った。
「何が起きたか全部わかっているよ。
そこで、もしお前が15回続けて私とSEXできたら全部を元通りにしてやれるがね」
と持ちかけた。
1番下の息子は「たったそれだけ? 20回続けてってのはどう?」と答える。
意外な答えに魔女がちょっとたじろいでいると、
「ねえ。25回続けてっていうのはどう?」と彼がたたみかける。
「もうそれでいいよ」と魔女が答えようと思った瞬間、
彼がまたもや、「やっぱり30回続けるってのはどう?」
「ああん、もう! 30回で十分だよ。
30回続けてできたら全員を生き返らせてやるよ!」
最終的に魔女が答えた。
するとこの息子がこう言った。
「ちょっと待って。30回続けてやってもあんたが死んじゃわない保証はある?
あの牛は死んじゃったけどさ」
「愛のないんならいくらでも俺はできるよ」
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ある老人がハイウェイを運転していた。
その時、妻が心配そうな声で彼の携帯に電話を掛けてきた。
「あなた、気をつけて。
国道280号線を逆走している狂った男がいるってラジオで言ってたわよ」
「ああ、知ってるわい。でも、1台だけじゃないんだよ。
何百台という車が逆走してるんだよ。
全く困ったもんだ」
国道12号をパトロール中の警官が、ノロノロと走っている1台の車を停車させた。
運転していたのは80歳ほどの老婦人で、
同じくらいの年齢の老婦人が4人、助手席と後部座席に座っていたが、
運転していた女性以外はみな目を見開いたまま放心していた。
「マダム、安全運転は結構ですが、あなたの運転のせいで渋滞してしまっています」
と、警官は車内の異常な雰囲気を怪訝に思いつつ言った。
すると「お巡りさん、私は交通法規を守っているのですよ」
と、注意された老婦人は不満そうに答えた。
「交通法規ですか、マダム?」
「そうです。ほら、あそこに、この道路の制限速度が書いてあるでしょう」
老婦人が指さした先を見た警官は、笑いながら言った。
「マダム、あれは国道12号という意味の標識です。
時速12マイルで走れと言う意味ではありません」
間違いを指摘された老婦人は赤面した。
「すみませんでした。お巡りさん」
警官は微笑んで首を横に振りながら言った。
「これから注意してくだされば構いませんよ。ところでマダム」
「なんでしょう?」
「車内の皆さんは、まだ放心されたままですが、どうされたのでしょうか?」
「私にも分かりません。さっきまでは皆楽しくおしゃべりしていたのですよ」
「いつまでですか?」
すると老婦人が答えた。
「国道44号から国道177号に入るまでです」
ある警官が、猛スピードで走るスポーツカーを停止させた。
中から出てきたのは、車同様、ゴージャスな真っ赤なドレスに身を包んだブロンド娘。
警官曰く、「免許証をお見せください」
「まあ、なんてこと! ロサンゼルス市警ってなんていいかげんなの〜!
大体、やってることに一貫性がなさすぎるわよ。
昨日は免許証を取り上げたくせに、今日は免許証見せろだなんて〜!」
とある旅行代理店舗にて。
トラベル・エージェントがふと仕事から顔を上げて見ると、
老婦人と老人が、店の窓に掲げてある世界中の素晴らしい観光地を紹介する
ポスターに見入っている。
エージェントは、その週とても順調に仕事が入ったので気をよくしていた。
だから寂しそうにポスターを覗き込んでいる2人連れの姿を見たとたんに、
ふと、何かしてやりたいと思ったのだった。
そこでエージェントは2人を店に招き入れ、言った。
「あなたがたの年金では休暇を楽しむことは望めないでしょう。
そこで、お2人をすばらしいパリの旅にご招待したいのです。ぜひ受けてください」
2人を中で待たせておいて、エージェントは秘書に命じて2枚の航空券を用意、
そして高級ホテルに部屋を取らせた。
思いに違わず、老人たちは喜んで受け入れ、旅立って行った。
1ヶ月ほどした時、例の老婦人が旅行代理店にやってきた。
「それで、休日はいかがでした?」とエージェントは勢い込んで尋ねた。
「飛行機にはわくわくしましたし、お部屋はとっても素敵でしたの」老婦人が言った。
「お礼を申し上げに伺ったのです。でも、1つ分からないことがありまして....」
「と、おっしゃいますと?」
「私と同室したあのご老人はどなたですの? パリで逸れてしまったから気になって....」
ある老人が、エッフェル塔内のレストランで毎日食事をとっていた。
毎日毎日欠かさずこの場所に来ていたので、
気になったレストランの従業員は老人に訊ねた。
「毎日毎日このレストランを訪れるということは、
よほどにエッフェル塔がお好きなんですね」
それに対し、老人は首を振って、こう答えた。
「いいや、ワシはエッフェル搭は大嫌いだ。
だからパリで唯一エッフェル塔の見えないここで食事をとっているんだ」
ゴルフが大好きな80才のヨボヨボ老人。
引っ越してきた新しい町で、地元のゴルフ場の会員になった。
さっそく、そこで初プレーしようとやってきたのだが、
「もう皆コースに出てしまって、相手がいない」とのこと。
老人曰く、「相手のいる本当のプレーしたいんだ〜!」と言いつづけた。
結局、老人の熱意に促された当ゴルフ場のアシスタント・プロ。
彼が相手を引き受けてくれることになり、
老人にハンディをいくつにして欲しいかたずねた。
すると老人曰く、「ハンディなんていらんよ。ワシの腕はまだ落ちとらん。
ワシの唯一の大問題は、バンカーから脱出することじゃ」
実際、老人は上手かった。
パー4の18番ホールに来た時には、なんと2人の成績はまったく五分五分だった。
アシスタント・プロはドライバーショットをうまく決め、
グリーンに乗せて2パットでパーに収めた。
そして老人もドライバーショットは良かったが、
アプローチショットがグリーン横のバンカーに入ってしまった。
しかしバンカーから老人が高いボールを放つと、ボールはグリーンに乗り、
転がってホールイン!
バーディで、老人の勝ち!
アシスタント・プロはバンカーに歩み寄り、
まだそこに立っている相手に話し掛けた。
「ナイス・ショット。
でも、バンカーからの脱出が課題だっておっしゃってませんでしたっけ?」
80歳の老人は答えた。
「そうじゃよ」
老人は、彼の妻が最近、耳が悪くなってきたと感じていた。
それで彼は妻の背後に忍び寄って、声をかけた。
「聞こえるかね、お前?」
しかし、返事なし。
彼は近づいて再び声をかけた。
やっぱり返事なし。
そこで彼は彼女の耳に口を近づけて言った。
「聞こえるかね。お前?」
妻は言った。
「3回目の "Yes" よ」
ある田舎町で結婚50周年を迎えた老夫婦に地元の新聞社がインタビューした。
「50年間も結婚を続けてこられた秘訣は?」
すると夫が昔を振り返って懐かしそうに答えた。
「ワシらは新婚旅行でメキシコへ行ったんじゃ。
そしてロバを借りて2人で砂漠をのんびりと歩き回った。
すると妻の乗ったロバが急にガクンと膝を折り、妻は落ちてしまったんじゃ。
妻は "1" と言うと何事も無かったようにロバに乗り、再び散歩を続けた。
するとまたそのロバが急に膝を折ってな、妻はまた落ちてしまった。
妻は "2" と言うとまた何事も無かったようにロバに乗った。
そして3度目に落とされた時、妻は "これで3回目よ!" と言うなり、
荷物の中からリボルバーを取りだして、ロバを撃ち殺してしまったのじゃ。
ワシゃあ、びっくりしてな。
いくらなんでも撃ち殺すことはなかろうと妻をひどく叱ったんじゃ。
そうしたら妻が言ったんじゃよ」
「何て?」
「 "1" とな」
本日、このような死んだふりポーズを撮影したいが為に亡くなったオーストラリアの男性。
心からご冥福を申し上げます。
FOXチャンネルで放映しているドラマ「glee」。
今夜で第2シーズン目のファイナルを迎えることに。
物語の舞台はアメリカ・オハイオの田舎町にあるウィリアム・マッキンリー高校。
そのグリー部(歌って踊る合唱部)は廃部の危機を迎えていたところから始まります。
新任教師のウィル・シュースターは、自分が在籍していた過去の栄光を取り戻すべく、
新生グリー部「ニュー・ディレクションズ!」の顧問となることに。
各種マイノリティー揃いの部員たちは負け犬のレッテルを貼られ、
校内ではいじめの対象だったが、ウィル先生や仲間たちと信頼を築きながら、
地区大会や州大会を目指していく...までが第1シーズン。
グリー部のリーダーである女の子・レイチェルの両親がゲイ・カップルであったり、
メンバーのカートは己がゲイであることを公言していたりと、
さらに歌われるナンバーが往年の楽曲からMadonna、そしてLady Gagaと、
割とゲイが喜ぶ雰囲気のものが多いので、
かなりその色の強い感じが伺えるのが特徴です。
毒の強いコメディでペースの早い物語の進行具合に、時より垣間見える厳しい現実。
その試練を仲間に励まされて、共に越えてレベルを上げていくグリー部の仲間たち。
他の海外ドラマを観ていても思ったのですが、
今だに人種や同性愛に対しての差別は根強くある現実を思い知らされます。
とにかく、個性が強いキャラクターたちや彼らが歌う場面全てがもう目に鱗状態。
いつの間にか、完全にハマって "Gleek" 化している自分がいるのでした。
個人的にこのグリー部を脅威に感じで必用に邪魔しまくる
チアリーディング部顧問・スー先生の毒々しい存在が格好好くて、
もう目が離せません。
このドラマが今秋、映画化されるそうなので、楽しみです。
くわしくは、海外ドラマ「Glee」オフィシャルサイトへ。
http://video.foxjapan.com/tv/glee/
とある仮装パーティーに夫婦が招待された。
しかし、妻のマッジは酷い頭痛のため、
結局、夫が独りで仮装パーティーに参加することとなった。
マッジは夫の仮装用衣装を用意してあげると、そのまま玄関まで見送った。
家に残されたマッジは、薬を飲んですぐに眠った。
ぐっすりと眠って目覚めると頭痛はすっかり消えていた。
夫が出てから、まだ1時間しか経っていない。
ここで彼女はある悪戯を思いついた。
彼にはわからないように、自分も仮装パーティーに参加してみよう。
彼はいったいどんな行動をとるのか秘密で観察してやろう。
それは素敵な思いつきだった。
パーティー会場に駆けつけると、すぐに夫は見つかった。
彼はダンスフロアで若い娘を捕まえては踊り、腰に手を廻してはいちゃつき、
しまいには顔中を舐め回す様にキスの雨を降らせている。
マッジは怒りで我を失い、その場に立ち尽くしていた。
夫はマッジの存在に気がつくと近づいてきた。
そして、それまで相手にしていた若い娘になど目もくれずこう言った。
「美しい方よ、私と踊っていただけませんか?」
夫が自分に気づいたのではないかとマッジはいぶかった。
様子を伺うため、黙って踊ることに。
彼は踊りながら耳元でマッジに数々の素敵な言葉を投げかけた。
ここでマッジは気付いた。
「....違うわ。夫は、自分の妻と踊っている事に気付いていない」
マッジは彼を許す事にした。
羽目を外して若い娘に浮気をしても、最後に選んだのはこの私なのだから。
しかも自分の妻だとは思わずにである。
家に帰ったらどのようにからかってやろう。
こんなことを考えながら、マッジは彼の好きなようにさせることにした。
興奮で声を振るわせつつ、彼は耳元で囁く。
「外に出よう」
2人で外の車に行くと、情熱的な一時を過ごした。
今だ仮面をつけた彼は、相手が自分の妻だと思っていない様子。
仮面をつけたまま、2人は薄暗い車内で全裸になり、愛し合った。
マッジはいつもと違う久々の興奮に酔いしれた。
皆がマスクを外す深夜12時になる前、マッジは気づかれぬ様、家に戻った。
そして衣装を脱ぎ、ベッドの中で夫の帰宅を待った。
夫はいったいどんな言い訳をするのだろう。
そんな事を考えながら仏教の本を読んでいると、夫が帰って来た。
彼女は笑い出したいのをこらえつつ夫に尋ねた。
「パーティーはどうだった?」
「毎度のことで何てことないよ。お前が一緒じゃないと全然面白くないし」
「ダンスはたくさんしたの?」
「全然。1回も踊らなかった。別室でポーカーをやってたんだ」
マッジはいたずらっぽく聞きなおした。
「本当かしら? 信じられないわ。
顔がわからないのを良いことに、浮気でもしてたんじゃないの?」
「僕は嘘なんかついちゃいないさ。
だけど、アイツはすごく楽しかったと言ってたなぁ。
あのね、僕が衣装を貸してやったヤツの話なんだけどね.....」
仕事を終えて家に戻ったダッフィー(42歳・白人)がまず最初にすること。
それは、5歳になる大柄なポインター種の愛犬を散歩させることだった。
今日は帰りが遅くなり、日はとっぷり暮れていた。
近頃は物騒なので、なるべく夜は外出したくなかったのだが、
元気な雄の愛犬を散歩させないわけにはいかない。
「いい子にしてたか、よし、よし、グッド・ボーイ」
ダッフィーは犬の頭を撫で首輪につけた紐を手に取った。
なるべく人通りの多い通りを歩いていれば安心できる。
しばらくしてダッフィーがタバコを吸おうとして立ち止まり、
紐を握る手を緩めた時、ちょうど目の前をふっと野良猫が横切った。
すると愛犬が大声で吠えながら、もの凄い勢いで猫の後を追っていった。
ジャックも慌てて後を追って走った。
愛犬は本能のままにぐんぐん猫を追い詰めながら
ある公園の中に入ってしまった。
漆黒の闇と化しているこの公園。
昼は人々の憩いの場であるが、夜になれば善良な市民は立ち入ろうとはしない。
ダッフィーは公園の手前から大声で愛犬を呼び返そうとした。
「ヘーイ、ビッグ・ボーイ! カモ—ン、ビッグ・ボーイ!」
夢中で叫んでいると暗闇からいくつもの顔が現れた。
パズーとシータの夫婦は11人の子供をもうけたが、
彼は4番目のムスカだけが他の兄弟姉妹たちとどこか違うように思えてならなかった。
そこで、彼は妻に問いただした。
「もしかしたら、ムスカだけ他の子たちと父親が違うんじゃないのか?」
するとシータはうなだれて言った。
「実は....そうなの。ムスカだけは他の子供たちと父親が違うの」
パズーは落胆して頭を抱え、しばらくしてから再び尋ねた。
「ムスカの父親は誰なんだ?」
シータは夫をまっすぐに見返して答えた。
「あなたの親友のシャルルなの。....ごめんなさい、あなた」
そういうとシータは泣き出した。
パズーは妻の肩を優しく抱いて言った。
「シータ、愛しているよ。たった1回の過ちなんて2人で忘れてしまおう」
その言葉にシータはいっそう激しく泣き出した。
「....1回じゃないの」
夜遅く、家に戻って寝室のドアを開けたパズー。
中の光景を見て一瞬硬直すると、ガクガク震えながら急いでドアを閉め、
リビングへ行って頭を抱えた。
そこへ友人のルイがやってきた。
「どうしたんだっ、パズー! 真っ青になっちまってよっ!」
「聞いてくれルイ。俺は悪い夫だった。
俺が街で飲んでいる間に、妻が、妻が悪魔に襲われて....」
ルイはパズーの肩を叩いて、なぐさめるように言った。
「心配するな。あれは悪魔じゃない。
お前の奥さんはな、今夜、初めて天国に行ったんだ。って気絶する前に本人が言ってた」
ある夫婦が住み込みの若いメイドを雇った。
料理は美味い、言葉遣いは丁寧、家はきれいに片づく。
彼女の仕事振りは本当に素晴らしかった。
ところが半年ほど経ったある日、彼女が急に辞めたいと言い出した。
妻が理由を聞いても、彼女は口ごもってなかなか言い出そうとしない。
「一体なぜなの?」
妻がしつこく聞くので、彼女もついに口を開いた。
「2ヶ月ほど前のお休みの日、隣の町のかっこいい男性と出会ったんです。
それで....今、妊娠しているんです」
彼女の誠実さと仕事ぶりを思うと、ここに残って仕事を続けてもらいたいもの。
そこで妻はこのように提案した。
「うちには子供がいないからその子を養子にするわ。それなら居てくれる?」
夫に相談したところ、彼も賛成してくれた。
こうして彼女はその家でメイドを続けることになった。
生まれた赤ん坊を養子に迎え、この夫婦は以前にも増して仲良く暮らした。
何ヶ月か経ったある日、また彼女が急に辞めたいと言い出した。
事情を聞いてみると、やはり妊娠していた。
「辞めずに居てくれるなら、その子も養子にもらうけど」
前回と同じ提案に彼女は同意。
そしてまたいつも通りの生活に戻った。
2人目の子供が産まれてから数ヶ月が過ぎた。
また彼女が急に辞めたいと言い出した。
事情を聞いてみると、何とまた妊娠していた。
そこで妻は同じ話を彼女にして、3人目の子供を養子に迎えた。
そして1〜2週間が過ぎた頃、彼女が辞めたいと言い出した。
あきれつつも妻曰く、「また妊娠したなんて言わないでよ」
「そうじゃないんです。小さい子が多すぎて、1人で子どもの面倒を見きれないんです」
Christoph Martin Schmid
http://www.christoph-martin-schmid.com/
彼女は、職場の同僚である彼を愛していた。
彼女の容姿はお世辞にも美しいとは言えず、同僚は皆彼女の容姿を馬鹿にしていた。
彼は美貌と才能に溢れていたが、
他の同僚の様に彼女を馬鹿にしたりなどせず、とても優しかった。
その優しさに、自分が釣り合うはずがないと嘆きつつも、
彼を想う気持ちを止められない。
彼女は彼に愛されたい一心で、美しくなる為の努力に全てを費やした。
その甲斐あってか、彼女は誰もが羨む程美しくなった。
今まで彼女の容姿を馬鹿にしていた同僚たちも、
女は羨望の、男は憧れのまなざしで彼女をみる様になった。
そして彼女はついに彼に告白をし、彼もまた彼女を愛していると熱く告げた。
翌日、彼女は会社の屋上から飛び降りてこの世を去った。
屋上に遺された遺書にはたった一言、
『帰りたい』と書かれていた。
ある真夜中。
彼はなんとなく隣にいる妻の手を握っている。
冷たいな、などと思いながら細い指先を軽く揉んでいると、
突然、動くことのなかった彼女がむくりと起き上がり、
彼に縋りつくと泣きながら言った。
「あなた、助けて。オリオン座から電波が飛んできて私を殺そうとするの」
あまりのことに一瞬、彼は驚き言葉を失った。
しかし、即座に何が起こったか理解した。
妻は狂ってしまったのである。
社会生活を送るストレス、生活への不安。
そうしたもののせいで、精神を壊してしまったのだ。
この世にありえない幻覚を見ているのである。
泣きじゃくる妻をなだめながらも、彼は冷静だった。
とにかく、今必要なものは、治療だ。
病院である。
これは異常事態であり、こういう状態を放置していいはずがない。
翌朝。
彼は解雇を言い渡されていたので、仕事にいく必要はなかった。
彼は彼女を抱き上げ、衣装を取替え、部屋の座椅子に座らせると、
電話で精神科の予約をとった。
ある真夜中。
彼は窓際の机で、勉強をしていた。
真夏の割に夜気が快かったので窓を開けていた。
すると通行人が窓から、
「すみません。今何時ですか?
終電に間に合わなかったらタクシーにしようかと思って」と聞いてきた。
夜中だし、突然でびっくりしたので、つい彼は「わかりません」と答えてしまった。
通行人は「そうですか、失礼しました」と去った。
彼は再び勉強に戻った。
「普通携帯ぐらい持ってるだろ。携帯で時間みろよ」と思った。
しばらくしてから、
「夜だし、酒でも飲んるうちに、携帯無くしちゃったのかもな。
ああ、時間を教えてあげればよかった」と、
彼は自分の不親切ぶりにちょっと後味の悪さを覚えることに。
そして、よく考えてみたら彼が勉強していたのは5階だった。
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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