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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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「烏賊瀬太郎」という名の男がいて、その妻の名が「幾代」といった。
ある日、太郎は「両太」という名の後輩を自宅へ食事に招いた。
両太は知らなかったが、太郎は幾代と両太が不倫をしていると疑い、
彼を招いたのだった。
食事も程よく済み、楽しく酒を交わす頃に太郎は切り出した。
「実はな、俺は幾代が誰かと不倫していると疑っているんだ。
 それで昨日も喧嘩をした」
「え?」と、両太は驚き、マズイと思った。
この先輩は怖い。怒らすと大変なことになる。ああ、どうしたら良いだろう。
幾代は両太を横目にチラリと見たが、項垂れていた。
心の中では誤魔化して欲しいと祈っていた。
「正直に話してくれないか。
 答えによって怒りを抑えきれんかも知れんが、努力はする。
 俺とお前の関係もあるからな」
両太は、この人が怒りを抑えれる筈がない、と考え、
とりあえず自分だけは助かろうと他人を売ることに決めた。
「自分は不倫なんてしていません、ただ……
 ただ幾代さんが太郎さんの親友の譲二さんと浮気してるのは知ってます」
「何だと!」
「えぇ!?」幾代も驚いた。
何故なら譲二との情事は、両太に対しても隠していた事だからだ。
(ああ、なんてこと……私はもう絶体絶命だわ。
きっと両太さんは私の事を愛し過ぎてしまって、
譲二さんとの事をきっと恨んでいるんだわ。
今復讐されるんだわ!……ああ、私って罪な女)
「両太、それは本当か!」
「本当です。辛いですが……」
幾代は泣き出した。
たとえ復讐だとしても、両太の仕打はやっぱり酷いと思った。
そして、その様な妻の姿をみて太郎は、
親友の裏切りに引き裂かれる様な想いになった。
「おお、何てことだ……アイツが、アイツが俺を裏切るなんて!
 ウグッ…、信じられねぇ! おう、両太っ! 証拠はあるのかっ?!
 本当だって言える、間違いない証拠がっ!!」
既に、この状況で何とか自分は上手く逃げられそうだと、
緊張から開放されつつあった両太は、もう余裕しゃくしゃくで、
「ええ本当ですとも!
 だって、先週の月曜日、自分が譲二兄貴のをしゃぶった時、
間違いなくそこからは幾代さんの味がしましたから!」

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プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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