サンゴバナ／T.N.T. For The Brain

あなたの肌の匂いを嗅ぎ、あなたの息を感じる
私の傍らにあなたがいる、そう、抗うことはできなかった
いつか私は理解したい
この狂ったゲームの意味は何なのか
これは純然たる現実
脳みそに仕掛けた爆弾が破裂してしまう
怯えることはない、そして恐れることもけしてない
その意味を静かに私が教えよう
苦しみがないとすれば、ルールは以前と同じまま
私はあなたのそばにいる、ただ、先導してくれればいい
ゲームの心構えはできているから

Enigma「T.N.T. For The Brain」（和訳）より
ちなみに「サンゴバナ」の花言葉は「きらめき」
そして「華やかな恋」です。
理性は絶えることなく、情熱は息づいている。
そして死は生き方を私たちに教えてくれる。
「人生は変化の連なり、変化こそが人生」
こんなこと知ってしまった日にはそれこそ、
脳みそに仕掛けた爆弾が破裂してしまいそう。

キンセンカ／妄想の恋人なんて空しくないか？

仕事場でのAM用、PM用、そして自宅用とそれぞれの妄想を用意する。
その時々を各パートごとに別の恋人がそれぞれいると仮定して楽しむ。
仕事中なら、今あなたも頑張って働いてるから私も〜とか、
自宅なら、今あなたも食事してるのかな〜とかなんとか。
恋愛のいざこざはもちろん、傷つくなんておろか、一切なし。
男の欲望を満たすための逝くふりも無用。
とても合理的でいい感じだわとある実行者が教えてくれたものの、げげっ。
いささか....自分には無理だと思った。

ちなみに「キンセンカ」の花言葉は「別れの悲しみ」
もしくは「静かな思い」です。

マンサク／しっかり生きて、それから死になさい

霊能者や霊媒師と呼ばれるような人が、
「その人は自分が死んだということにまだ気づいていないようです」
などと言います。
そうか、死ぬと、何かを理解することは難しいのか
魂はあるかもしれないけど、頭脳がないんだからなぁ〜などと、
妙に納得してしまったりします。

ですがここでふと、
自分が今生きているということに気づいてるのだろうか？
という疑問が湧くのです。
確かに、私たちは、生きてるつもりで生きています。
でも、改めて「生きていることに気づいてるか」と考えると、
ちょっと微妙な感じがします。
自分が死んでいるということに気づく、という以上に、
自分が生きているということに気づくのは
結構難しいことなのかもしれません。

私たちは、重力に引っ張られて地球に立っていることや
地球が自転していることなどを頭では知っています。
動いているのが太陽ではなく地球の方だということもよく知っています。
でも、結局は、重力に引っ張られている、とは感じていませんし、
ぐるぐる回っている気もしませんし、
太陽の方で登ったり降りたりしていると感じています。
「筋トレ」より

ちなみに「マンサク」の花言葉は「霊感」「ひらめき」
そして「神秘」です。
毎日慌ただしくしていると、
それが当たり前で無意識な部分に任せっきりだから
確かに意識するのは難しい。
でもしないより、したほうが良いのだろうなぁ。

ジンチョウゲ／逃げちゃダメだ

このところ、自分の絵がスムーズに割と暗くなく描ける。
春の訪れも、違う春の訪れも含めて、
なんだかみんなが応援してくれるような気になり、ひとり勝手に舞い上がる。
そんなここ最近での、今朝みた夢。

ある仕事仲間の女性Aが別会社に出向するにあたり、
上司Bが仕事に関してアドバイスをし、私Cが
「いかに人を洗脳させて自分を優位に立たせるかのノウハウ」をレクチャー。
女性Aは助言のとおり以上の働きをして、いつの間にかトップの座に。
それがきっかけで、邪悪な欲深い存在へと変貌。
元上司のBや私Cの大切なもの全てを権力で手に入れようとする。
全てを手に入れた女性Aは欲を満たすべくそれらを使用するものの、
いまいち発揮されない。
それを眺めていた元上司のBと私Cは笑い転げながら悪態をつきまくる。
おしまい

ちなみに「ジンチョウゲ」の花言葉は「不死」「死滅」そして「栄光」です。
胸くそ悪い夢ほど良い兆しと夢占いの本に書いてありましたが、
そうであってほしいです。

シクラメン／Le Roi Mort, Vive Le Roi !

ようやく出逢えて、薄暗くて広いベッドの中での甘い
はしたなく唾液を湧かせる肉の戯れ
あっという間に朝までのひととき
想ってた以上の柔らかい刺激に、自分もとろけてしまいそう
そのまま流れて辿り着いた夢の島
意味ある欲望の真意がそこにあると、住人たちが高らかに歌いはじめる。
そして....

何もかも変わりゆく
しかし何も変わりはしない
そしてなお、変化は続く
王様は死んだ、王様万歳！

ちなみに「シクラメン」の花言葉は「内気」「はにかみ」
そして「過ぎ去った喜び」です。
欲望に忠実たれを覆すある種の締め付け。
なぜそんなに安心するのか分からないけど繰り返しを願わずにはいられない。
私は死んだ、久々に私万歳！