ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
友人同士の男4人が100階建ての超高層ビルのスイートに泊まった。
偶然にも彼らの部屋は100階だった。
夜になり、4人は1階のレストランで夕食をとることにした。
食事が終わり、レストランから出ると、
エレベーターが全て故障のために止まっていた。
4人はしばらくロビーでエレベーターが直るのを待っていたのだが、
なかなか直らないので、筋トレを兼ねて階段で登ることにした。
50階を過ぎた頃、
「ただ登るだけじゃつまらないから1階ごとに怖い話をしよう」
と誰かが言った。
怖い話をしながら順調に登り、99階まで来た所で1人が言った。
「俺が今からする話は、超怖い。
もしかしたらトラウマになるかもしれん。よく聞けよ」
そんなに怖い話なのか。他の3人は期待して次の言葉を待った。
「1階に部屋の鍵を忘れた」
俺が保育園に通うくらいの時、
近所にある親父の実家で大切に飼われていた犬のチートスが亡くなり、
祖母がとても落ち込んでた。
きっと寂しいんだ。
慰めてあげようと思い立った俺は
連日、犬小屋で犬の真似をしていたら、
御払いを受けさせられた。
母が亡くなってから1年過ぎて俺が中学2年生の時、
水泳教室の大会で優勝した日に、親父が焼き肉をご馳走してくれた。
帰り道、家まで200mくらい手前の公園で
当時流行ってた親父狩りに遭ってしまった。
ちなみに、親父は身長165cmくらいで、
当時でも俺の方が身長だけは高かったけど、
昔から古武道なんぞ励んでいているものだから、
全身筋肉、かつ全身凶器そのもの。
この愚かな不良5人組は、
スーツ姿の頭が禿げあがった親父を見て勘違いしたんだと思う。
何処にでもいる生活に追われて疲労した情けない中年サラリーマンと。
親父は彼らをあっという間に10秒もかからず、その5人を半殺し。
「こいつ等ちょいとお仕置きで警察につきだしてやろうと思ってな。
お前は先に帰ってろ」
とタクシー呼んでくれた。
それから親父は、その中の肉付きの良い重そうな2人だけを両肩に担ぎ、
とある倉庫へと運んでにいってしまった。
俺は一度は家に帰ったものの、なかなか親父が帰ってこないので、
気になって真夜中、自転車で走ってあの倉庫のとこへ。
到着すると倉庫で明かりと物音がする。
スレート扉の隙間から覗くと、親父と同じくらいの年齢の男3人が素っ裸で、
同じく素っ裸の親父に担がれていた不良2人を取り囲んでいた。
よく見ると2人は四つん這いで後ろ手に縛られ、
それぞれ親父と男が後ろについている。
何をしているのかは一目瞭然。
親父たちが腰を振る度に、それぞれ2人は大きい呻き声を上げていた。
確か、親父の通う道場の空手仲間の1人だろうか。
見覚えがある彼はその模様をビデオで撮影しながら、
もう1人とともに嘲笑を倉庫内に木霊させていた。
俺はそんな光景に驚いて自転車に飛び乗り、全速力で家に帰った。
深夜、親父が帰ってきた。
テレビを見ていた俺は内心ビクビクしているものの、
なるべく平常心でもって「お帰り」と言った。
すると親父がこう言った。
「お前に好いもんみせてやるよ」
Lyubomir Sergeev Studio:
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ポテチ/ラダ
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男性
誕生日:
1974/04/11
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単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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