忍者ブログ
ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



6月のある日、イギリス議員のバリー・チャーチの懐中時計が、
8時20分で急に止まってしまった。
時間がわからなくなったため、彼はとにかく急いで議会へと向かった。
議会室へと到着した彼が、そこの時計に目をやると、
ちょうど針は8時20分を指していた。
そして、その瞬間に彼の懐中時計がまた再び動き出したとのこと。
"急ぎ過ぎたチャーチ"、以来これが彼のあだ名となったのは有名な話。



日本人のカメラマンが、
ロシアのノヴォクズネツクにあるホテルに泊まった時の話だ。
彼は、窓から見える美しい湖を撮影するため、そこに泊まっていたのだが、
なんと2月だとというのに、湖を全裸で泳ぐ美しい青年をレンズ越しに発見。
良い被写体と思い、彼はホテルから出てそこへ向かったのだが、
そこに人の気配は無く、湖には分厚い氷が張っていたとのこと。



ギリシアの西部にて、住民から "底なし池" と呼ばれている広大な池があった。
国の調査員が国土の把握のため、
ボートからワイヤーを垂らして計測したのだが、
100m垂らしても、一向に底に着かない。
その時、ワイヤーが強い力で下に引っ張られ、ボートが破損してしまった。
そこで国は危険と判断し、池の埋め立てを決定。
トラックで土砂を流し込んだのだが、何故か、1台分ですぐに埋まり、
今地面を掘っても池であった形跡が全く見られないとのこと。



東京都渋谷区、井の頭通り付近に決して開かないマンホールがある。
その厳重さはマンホールの内部に鉛を注入してある程である。
そして、そのマンホールの内側から何か物音を聞いた者もいるとのこと。
その地下には、下水もガス管も地下鉄も存在していない。
一体、何に蓋をしているのだろうか?



1992年、ロサンゼルスにて、男が精神病院に運ばれた。
その男が言うには、
昨夜、コンビニに行くと、真っ赤な監視カメラがあった。
色が色なので気になっていると、
その後に行ったコインランドリーや公衆電話にもそれがあった。
そして、自宅の玄関にもそれが付いていたのを見て、気絶したという。
男はその話をした翌日、謎の死を遂げていた。
全裸で四つん這いの体勢で顔は天井を向き、
目を見開いた状態だったとのこと。



エリコというイタリアの数学者が、
"0" と "1" が等しいという証明をしたという。
彼は、友人の前で紙にさらさらと証明を書いて、
それ自慢げに説明をした。
説明が終わり、友人がさっぱりわからず紙から目をあげると、
エリコの姿は消えていた。
再び紙に目をおろすと、今しがた書いた式も消えていたとのこと。



1970年頃、スペインの漁師町にて
真っ赤なレインコートを着込んだ女が嵐の日に決まって防波堤に現れた。
その行動の突飛さから、町では彼女のことを知らない者は居なかったのだが、
その顔を見た者は誰一人として居なかった。
ある嵐の日の防波堤にて、地元の厳つい漁師がその女を見つけ、
危ないので注意しようと引き止めると、
その瞬間、女はシリコン製の精巧な人形に変わり、
レインコートが脱げて空に飛んでいったとのこと。
漁師はそのまま家に持ち帰ったのはいうまでもない。



1895年、ドイツの医学者・シュベルトが、
漢方薬の研究の元に完成させた鎮炎症薬を試験的に、
自分の腱鞘炎患者に使用した際起きた事故。
なんと両腕に使用した者は両腕で自分の首を締めて自殺。
片腕だけに使用した者は、
もう一方の腕で締めようとする腕を抑えて危うく難を逃れたという。
シュベルトの輸入した漢方に使用されている生物の中には、
現在未確認であるものも多かったとのことだが、定かではない。

信じようと、信じまいと―


PR
















Lady Gaga顔負けな、すんごいメイクアップのアート作品。
ロシアのアーティストによるものだそうですが、
意思あるメイクというか、何かとてつもなく素敵なパワーを感じます。
個人的に、トップのドローイングっぽいのと
下から2段目右のリキテンシュタイン風のが特に好きです。
1回モデルになってみたいものですが、
神保町にある「顔のYシャツ」看板みたいになりそう。

Valeriya Kutsan | Via FastCo Design:
http://www.fastcodesign.com/3022046/exposure/insane-makeup-turns-models-into-2-d-paintings-of-famous-artists#12




ヨーロッパの新興国にて兵器見本市が開催され、
日本のミリタリー雑誌も取材班を派遣した。
国の知名度向上と軍備の確保を狙った見本市は成功裏に幕を閉じ、
取材班はどう記事にまとめるかを話し合っていた。
するとそこに青年将校が現れ、
取材班に「日本からの方ですね。1度お伺いしたいことがあったのです」
と質問をぶつけてきた。
「日本には、銃がひとりでに動き回って
 人を射殺するという迷信があると聞いたのですが、
 本当でしょうか?」



ナチス海軍の最新鋭艦として建造されたシャルンホルスト号は、
一方で "呪われた船" と呼ばれた。
なーんでか? というと、
まず、建造が半分ほど進んだ時に音もなく横転し、160名が死傷。
次に進水式の前夜、勝手に進水していた。
その後、大砲の破裂、他船との衝突等で多くの人命が失われ、
やっと修理して出港したとたん、英国艦隊の集中砲火を浴び、
なんら戦利をあげることもなく北海に沈んだからとのこと。



第一次世界大戦の端緒となったオーストリア皇太子夫妻暗殺の際、
乗っていた車はその後の所有者を次々と死に追いやった。
将軍、大尉、医師、カーレーサー、農場主など、
この車が直接殺した人間は16名だが、
ひとつの大戦の口火を切ったことにより、
二千万人の人々が死んだ。
ちなみに、自動車事故で亡くなった伝説の俳優、
ジェームス・ディーンの車にはこの車の部品が使われていたという
おまけまでついているとのこと。



フランスの南、カンブレの村にはきれいな水の出る井戸があった。
水量も豊富で、村の人間はそれを長年大変重宝にしていたのだが、
1862年、その水が急に出なくなったので、
村人が井戸の底へと下って行くと、
水脈はおろか水脈があった形跡すらなく、
ただ石の床があるのみだったとのこと。
彼らは何を汲んでいたのだろうか?



アメリカ・ニューヨークの裏通りで、
暴行された日本人の若い青年の遺体が発見された。
身元の確認がされ、生き別れの兄を探しに来た聾者であると判明。
担当した日系の刑事は、
「言葉の壁が生んだ悲劇だった」
とこの事件を涙ぐみながら語ったとのこと。
ちなみに、日本語による手話の「兄」の意は、相手に手の甲を見せ、
中指を立てるというジェスチャーである。



2007年、銃刀法の改正により、エアーソフトガンの威力規制が始まった。
1平方センチメートルあたりの運動エネルギーが3.5J未満、
つまり、6mmBB弾で0.989J未満の威力であれば合法となる。
しかし、この制限された威力の範囲内であっても、
眼球を狙い失明させることは容易であり、
傷害防止には不十分であるそうだ。
ちなみに、これをさかのぼること2年前より、
防衛省は大手エアーソフトガンメーカーから
訓練機材を購入していたとのこと。



とある顔料メーカーに勤めるSという男は、
駄洒落を言わなくては気が済まない性格の持ち主として知られていた。
ある日、彼は友人と飲みに行き、
「俺の会社、ブラック企業だったのかもしれない」と暗い表情で打ち明けた。
友人はいつもの駄洒落だと思い、その時は笑っていたのだが、
その後、彼が辞表を出したことを知り、驚愕した。
ちなみに、彼が勤めていたのは、
黒色顔料の品質に定評があるメーカーであったとのこと。



1958年、考古学者のプロレはインドで廃墟となった遺跡の発掘中に
直径約1mの石球を発見した。
しかし、彼が仲間を呼ぶために目を離した隙に消失。
地面には複雑な模様が残されていた。
3日後に同じくインド、ニザマバードの広場に
同様の物と思われる球体が早朝に突如出現。
市がトラックで輸送を計画したが、今度はトラックごと消失。
同じく模様が道路に残されたとのこと。

信じようと、信じまいと―




最近、相方が俺の住む某地方都市に引っ越すことになった。
年度前で年始めから、より忙しさが増した彼から、
「不動産選び、手伝ってくんない?」ということで俺は駅近くの不動産屋に。

一通り、物件を目にした後、
不動産屋の若い兄ちゃんが良くしゃべるやつだったから、
長年の疑問をぶつけてみようと思って、
「あのう、こちらにも幽霊物件とかあります?
 よくテレビとかで紹介される様な……」
と聞いたら、兄ちゃんニヤリ。
「あんまりそういった物件は、お客さんには言ってはダメだと
 上から言われてるんですけど……ね」
と言いながら、奥の棚から厚手の赤いファイルを取り出してきた。
そのファイルには「要伝達事項付物件」みたいなことが書いてあって、
いろんな物件の内部の写真とか、間取りとかが載ってる
見かけは普通の物件ファイルだった。
「幽霊ってのは現実的じゃないですけどね。でも、ほらこれ……」
そう言って取り出したのは、
何の変哲もないマンションの写真と、全戸の家賃表。
ざっと目を通すと、基本的には1ヵ月7万円の家賃だが、
なるほど、5階の角部屋だけが半額になっている。
「そう、この5階の部屋なんですけどね。
 しばらくは若い大学生の女性が住んでて、まあ、なんていうのかな、
 その方の彼氏がしょっちゅう出入りしてたらしいんですよ」
ここまでは、まあ、何の変哲もないよくある話だな。
「で、ですね。この女性が何か、
 その彼氏があまりに自分にドップリはまっちゃったものだから、
 ウザったくなった結果、
 出入りしていたその彼氏さん、
 かわいそうに捨てられちゃったらしいんですよ」
ここまでも、まあ、よくある話だな。
「で、怖いのが、まあそんな風にいっちゃうとアレなんですけど、
 その彼氏さん、いつの間にかこの部屋の合鍵を作ってたらしいんですよ」
合意してないのに勝手に作られるのは、確かに嫌だな。
「それでね、その彼氏さん。
 別れを告げられてから数日後、彼女のいない間に部屋に忍び込んで……
 さて、問題です。彼は何したと思います?」
「変態ストーカーがよくやる裸踊りとか?」
「ブッブー。不正解。
 正解はベランダに縄をかけて、首に輪っかを通したまま、
 飛び降りたんですよ」
「えっ!!!」
「もちろん、亡くなりましたよ、その彼氏さん」
「あらあら、何もそんな死に方しなくてもいいのに……」
「ですよね。それで最悪なのは、その女性が仕事から帰った時に
 テーブルの上に置手紙があったらしいんですよ。
 私も本人から聞いた時はかなり驚いてしまったんですけどね」
「ほう、それで何と書いてあったのです?」
「 "安心して、ずっとここで待ってるから" と。
 面倒ですよね。おかげでその女性は他に越してしまうわ、
 次に入った方は彼らしき幽霊に悩まされて鬱病になって自殺するわで、
 そんなことが2年間で9回も繰り返されて、このプライスですよ。
 さて、次のアレな物件は、っと……」




私は15年前にとあるビルのガードマンのバイトをしていました。
ある日の夜、そのビルが窃盗に遭いました。
非常ベルが鳴ったので、私ともう1人でかけつけてみると、
犯人がちょうど窓から逃げるところでした。
しかし、遠目で黒い影しか見えず、
判ることといえば、極度に太ってはいないガッチリした男性と、
このくらいです。
身長はどの位かわかりませんでした。

一応、犯人目撃者ということで、私は警察で取り調べを受けました。
本当に何も判らなかったのですが、
担当の警察官からの半誘導尋問と呼んでもいいくらいの一方的な取調べには、
正直、参りました。
「犯人は青い服を着ていただろう?」
「犯人の髪型は天然パーマで青いメッシュを入れてだろう?」
「犯人はうなじから右腕にかけて龍の入れ墨があっただろう?」
……ちょっと、待ってください。そんなこと、知らないです。
黒い影でしか見えてないんだから、そんな具体的なことなんて判りませんよ。
しかし、あまりのしつこい尋問に
いつしか私は彼の言うとおりに思い込む様になっていました。
犯人は青い感じの服装で、年が20代後半くらいの中肉中背の男、
天然パーマに青いメッシュ入り、龍の入れ墨、そして靴は青いスニーカーだった。
やがて犯人が見つかり、
私は裁判で警察に思い込まされた犯人像を証言してしまいました。
はっきり言って面倒だったからそうしたのです。
でも何を証言したのか、今でははっきり覚えていません。
だって、影以外は何もわからなかったのですから……
それにしてもその犯人という男、私的に好い男だったな。

 

そんなことがあったことも半ば忘れていたちょうど2ヶ月前の夜、
セフレが出て行った後、男の声で電話がかかってきました。
「もしもし、野々村です」
「お前、野々村か?」
「はい、そうですが……」
「本当に野々村か?」
「はい、そうですけど、どちら様ですか?」
「お前、15年前、裁判で嘘の証言をしただろう」
「 "嘘の証言" とおっしゃいましたか。よくわからないのですが……」
「しらばっくれるな。お前は嘘の証言をしたせいで、
 俺は無実の罪を着せられたんだ」
「そう、おしゃられても何のことやら。さっぱりなんですけど。
 もしかして、ビルの窃盗に関してでしょうか?」
「そうだ、それだ!」
「あなたは罪を犯した」
「え、ち、違う、俺じゃねえ!」
「あなたは罪を犯した」
「俺じゃねえ!」
「あなたは罪を犯した」
「俺は警察に嵌められたんだ!」
「あなたは罪を犯した」
「違う……」
「あなたは罪を犯したんですよ!
 本当に無実なら潔白できる何かがあったはずでしょ?
 でも、あなたにはなかった。
 死に物狂いで足掻きもせずにあなたは認めてしまった。
 あなたのミス。誤算です。
 あなたは罪を犯したんです」
「違う……」
「あなたは罪を犯したんです。
 あなた、過去に証言をした私を脅し、ここにやってきて、殺すつもりですか?
 また罪を重ねようとするつもりですか?
 別にいいですけど、私は何も悪いことをしたわけではないので、
 罪悪感なく犯罪者のあなたに受けて立ちますよ。
 あなたが私を殺せばより重い刑を科せられた犯罪者。私が殺せば正当防衛。
 牢屋で栄養価の低い食事でのうのうと生きてきたあなたと違って、
 私は強いですよ。
 とにかく、あなたは私に脅しの電話をかけてきた。
 これはれっきとした脅迫という犯罪です。
 ……さあ、どうするよ!」
「……」
「答えろよ。さあ、どうする、ああ?!」
「ちくしょう! そっちに行ってやる!!」
あ、電話が切れました。
早速、私は遊び仲間にメールしました。
 


あれから、
私の家に訪れたその男をいつもの仲間と共に縛り上げ、
全ての毛を剃り上げ、
餌食にしました。
味を占めたのか、諦めたのか。
弱い彼は全裸のままここに留まり、こうして可愛い奴隷となりました。
実際あの日にみた影の印象とは全然違う彼。
本当のところ無実だと思うが、今となっては関係ない。
今では好い声で哭く飼い犬の様です。

Steven Chevrin by Jeff Hahn | So Têtu
http://homotography.blogspot.jp/2012/11/steven-chevrin-by-jeff-hahn-so-tetu.html




プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アド
忍者AD-MAX
フリーエリア
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]