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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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乗客を乗せていたら突然消えてしまったというタクシー怪談。
よくありますよね。
これは、その元となった実話。
恋人の浮気相手を殺害し、
城ヶ湖という湖に捨てた男が車で帰宅途中に悪臭が。
トランクの中に恋人の死体が入っていた。
恐ろしくなってもう一度捨てに行くと、
今度は自宅に浮気相手の死体があったという。
男は恐怖して自供。
管理人の話によれば、
その日男は部屋に籠りきりで、外には出てないとのこと。



南アフリカのある地方に、動く人形があるという。
イギリス人記者が、それがある祠に行ったところ、
突っ立ったままで動こうとしない。
そのことを現地人に報告すると、彼らは一気に青ざめた。
その人形は、座っているはずだと。
記者がそこに戻ると、
人形は座ったままでニコニコと微笑んでいたとのこと。



都内某所の女子高の校舎に閉ざされた螺旋階段がある。
窓のひとつもないそこを降りていくと、
やはり窓のひとつもない小部屋がひとつ。
その床の真ん中に、なぜか電話とマットレスが置かれている。
電話線はもちろん通じていないはずだが、
時々閉鎖された扉の前を通ると
コール音と男の荒い息の音が聞こえるとのこと。



ドイツのアイゼナハ地方に生きている館があった。
入るたびに部屋の位置や廊下の形が変わるのだそうだ。
1972年、大学の調査隊が訪れた際、
学生の1人が誤って壁を傷つけてしまった。
すると、大きな叫び声に似た音が館に響き、
全ての部屋の明かりが粉々に割れ、消えた。
それ以降、不思議な現象はおきなくなったとのこと。



1983年8月頃、カナダのグレートベア湖に、
南から見慣れぬ渡り鳥が渡って来た。
付近に住む野鳥学者は、研究のために一部の鳥たちの足にプレートをつけて、
また湖に還した。
鳥たちは冬になると南へと姿を消し、
翌年も戻ってくることは無かった。
しかしその5年後に、そこからその鳥によく似た化石が発見されると、
その足には何かをくくりつけた跡があったとのこと。



1989年、アメリカ・コロラド州に住むボウマンが、
ネットの掲示板上での殺人予告を見つけた。
しかも、その指定された場所のモールは、自分が午後から働くバイト先。
その後、彼は過ちで見ず知らずの老婆を轢いてしまった。
警察が身元を調べると、なんとその老婆は、
あの殺人予告で彼の見た被害予定者だった。
しかし調べても、彼のいうそんな書き込みはどこにも存在しなかったとのこと。
さて、ボウマンは何を見たのだろう。



明治35年の9月3日、山形県のとある村で男の子が生まれた。
助産婦とその母は、その子供を見るとすぐに右目を包帯で隠した。
その男の子は40歳で亡くなるまで包帯を巻き続け、
結局、右目がどの様だったのかを知る者は誰ひとりもいなかったとのこと。



埼玉県の研究室で伝染催眠術の実験が行われた。
これは、催眠に掛けられた人間が他の人に再び催眠をかけ、
それを人々に広めるというものだ。
実験では、1人にパソコンがあると思い込ませて掲示板に書き込みをさせ、
別の1人を部屋に入れて感染させてそれを読み取らせることに、
ほぼ成功したという。
しかし同時刻に、実際の掲示板にも
それと同じ書き込みがされていたとのこと。
催眠はどこまで広まったのか?




小学生の頃、家に居るより外で動きまくっていた方が好きな自分は、
休日になると学校の校庭が解放になるので、常に遊びに行っていた。
その年の冬休みも毎日行っていたら、守衛のおじさんと話す様になった。
元々、彼は自衛隊にいて戦闘機などを操縦するパイロットだったと、
腕の筋肉をグッとやってマッチョなアピールをしながらする話が面白くて、
友だちがまだ来てない時とかに彼のいる部屋に行ったりしてたのだ。

そんなある日、そのおじさんに呼び止められた。
「サトシくん、さっき屋上にサッカーボール乗せちゃった子がいてね。
 ちゃんと屋上の鍵閉めてきたか見てきてくれないか」と頼まれた。
まだ友だちが来ていなかったので「いいよ!」と、
自分は何の疑問も感じずに屋上に向かった。

屋上の鍵が閉まっているのを確認して、さあ、戻ろうかと扉に背を向けたら、
鍵が閉まって誰もいないはずの屋上のドアが
ドンドンドンドン!と外側から叩かれた。
飛び上がるほどビックリした自分は走って階段下りてたら、
守衛のおじさんが階段を上がってきたので「鍵閉まってたー」と言いながら、
呼び止められたけど、すれ違って校庭に出た。
その時は「誰もいないはずの屋上ドアが外から叩かれた怖いよー」
としか思っていなかったが、
数年経って恋人にこの話をしたら、
「守衛のオッサンがサト兄に何かしようとしているのを
 お化けが邪魔してくれたんじゃないすか?」と言われた。
確かに思い出してみると、当時は子供だったから何にも思わなかったが、
話しをする時、やけにボディタッチが多かった気がする。



駅で男が電車を待っていた。
そこに別の男がやってきて彼にこう話かけた。
男 「電車はいつ来ますか?」
男 「もうすぐ来ると思います」
男 「もうすぐって、あとどれくらいですか?」
男 「そうですね、あと……15分くらいでしょうか」
男 「15分ですか、大丈夫でしょうかね?」
男 「大丈夫ですよ」
男 「そうですか、ありがとう」
そう言うと男は彼の隣に座り電車を待った。

15分後、電車が到着した。
駅はパニックに陥った、誰かが叫ぶ。
「何で誰も気がつかなかったんだ!!」



問題児ばかりの公立中学校があった。
それを見かねた神様は三学期の始業式に現れてこう言った。
「諸君、これから卒業式までの間、
 ルールを守らなかった者には神罰を与えるので、
 くれぐれも気をつけて行動するように」
翌日、喫煙を行ったある生徒は不始末で手に火傷を負った。
同日、売春を行ったある生徒は帰り道に全財産を落とした。
更に授業を妨害したある生徒は階段から落ちて足の骨を折った。
更に次の日…… そして、また次の日も……
神様を恐れた生徒たちは段々大人しくなっていった。
それから、卒業式が終了するまでの間、
生徒たちは誰1人としてルールを破らなかった。
なお卒業式の後、校長と教頭以外の全教師が行方不明になった。



「結婚しましょう!」
そう言うと彼女は僕の隣に座り電車を待った。
「……」
とっさに言葉が出なかった。
そんな僕にかまわず彼女は話を続けた。
「式後はあなたの家に住めばいいし、共働きだから財政的にも余裕はあるわ」
「……いや、そんな……でも……」
やっと搾り出した僕の声を押しつぶし、彼女は畳み掛ける様に
「実はね、もう式場も考えてあるの」
「いや……だから……」
「式はどうする? 和式か洋式か? 私、こだわりはないわよ。
 あなたがいれば恐くなんてないから」
「いや……だから……君、いったい誰? 僕とは初対面だよね?」





1922年、メキシコの石器時代の遺跡から
銃弾と銃殺された石器人の骨が出土した。
翌年、発見者のカーナボン氏は趣味のボウガンの暴発で死亡。
矢のあたった場所は発見した骨と同じこめかみであった。
現在、石器人の死因は鈍器によるものであるとされているとのこと。



「タイム・マシン」の著者として知られるH・G・ウェルズの小説の1つに
「陸の甲鉄艦」という題の物語がある。
戦場に鋼鉄の戦艦が登場し、砲撃で敵兵を蹴散らすという内容。
奇しくも執筆から3年後に大戦が始まり、
彼の母国イギリスでは "戦車" と呼ばれる新兵器が投入されたとのこと。
"……しかしそれを有りのままに記述するほど彼は無能ではなかった"
小説のラストは興味深い1文で結ばれている。



トルコの名家、ヨルゲン家で1854年に起きた事件。
当時のクリミア戦争の戦火を逃れるため、
ヨルゲン一家は中央ヨーロッパへの移住を計画。
逃亡のための荷物をまとめている最中、
当時6歳だった嫡男のロイが倉庫にあった箱の中から、1枚の肖像画を発見。
そこにはロイによく似た男児が描かれており、
その題名は「1854年」であったとのこと。



ヨハネ・パウロ一世という人物。
フリーメイソンと癒着し、
腐敗したバチカンを改革するべく法王となったものの、
在位わずか33日間で死去。
朝ベットで横になったまま亡くなっているのを発見されることになった。
以前の健康状態に全く問題はなく、前日も健康そのものの状態。
しかしバチカンはなぜか解剖を行わず、
血液を一滴でもとることを許さなかった。
そして、なぜかその死が発覚する30分前に葬儀屋が呼ばれていたとのこと。



1960年、アメリカのノースカロライナ地方でとある女性が、
自分は宇宙人にさらわれたと言った。
別に体に異常はなかったのだが、
不思議なことに彼女がその後妊娠すると、破水はしたものの、
結局何も生まれてこなかった。
ちなみに、その彼女曰く、
「あの彼は、あるポルノ男優そっくりだったわ」とのこと。



フランスのリオン郊外の公園には、
1908年頃まで不思議な形をしたオブジェがあった。
いつ、誰が作ったのか、付近の住民は誰ひとりも知らなかったが、
彼らにはとても親しまれていた。
それを見た旅行中のイギリス人物理学者が、
不可解に思いそのオブジェの力学計算を行ったところ、
それが立っているのは物理学上ありえないと言う結論に至った。
奇しくも同日、像は粉々に崩れ落ちたとのこと。



スイスのヴォー州の州都・ローザンヌに近いとある村には、
閉鎖されたトンネルがある。
そのトンネルには、以前、鉄道が通っていたのだが、
列車全体が入ってから出て来るのに、10分以上かかったという。
ある時、安全点検のために国が調査を行ったところ、
トンネルの長さは、明らかに列車の長さより短かったとのこと。
10分間、列車はどこを走っていたのか?



チリに死者を生き返らせることが出来る男が居たという。
彼の術により、生き返った人間は数知れずといわれ、
その土地では神の使いとして崇められていた。
ある日、アメリカのレポーターが取材に来たところ、
彼は死んだ亀などを生き返らせ、彼らを驚かせたとのこと。
しかし、さらに驚くべきことが判明した。
政府の公式記録によると、彼は1年前に死んでいたのだ。

信じようと、信じまいと―





「ああ、またか」
ドアノブに引っ掛けてあるビニール袋に入った花束を手に抱えて
玄関の鍵を開けた。
初めは薄気味悪く、ビクビクしていた俺だが、担当の編集者に
「そんなの、売れ初めは良くあることですよ」
と言われ、納得してからは慣れっこになってしまった。
どこから住所を調べたのか知らないが、ここまで熱烈なファンがいるとなると、
売れ始めたばかりの作家としては満更でもない。
カップラーメンを啜りながら、週一で連載しているエッセイの原稿を書き始める。
遅筆なので、何週分も前倒しに書きためておかないと
締め切りに間に合わなくなるのだ。
PCの前で考えあぐねること数十分。
……ネタが浮かばない。
困った俺の目に飛び込んできたのは例の花束。
仕方なく「奇妙な花束」というタイトルでキーボードを叩き始めた。
"1人暮らしで花の無い俺に毎日ありがとうございます。
 ただ花より団子の俺としては食べ物の方が良かったり(笑)"
よし、こんなもんでいいか。



1週間後、玄関の前には花の代わりに手作りらしき惣菜が置かれていた。
うわ、本当に作ってきたのか。
美味そうだけど毒とか入ってたら怖いなあ。
そこにちょうどやってきた担当に相談してみると、
彼は険しい顔つきになった。
「食べるおつもりですか? そんな怪しいもの」
「まあな。せっかくの好意を無駄にしたら悪いだろ。
 カップラーメンにもそろそろ飽きたしな」
「……それなら、僕に頼めばいいじゃないですか」
「えっ?」
「僕だって料理ぐらいできます」
拗ねた様に呟き、担当はおもむろに俺の手を握った。
な、なんだこの状況? 不覚にも胸がドキっと高鳴ってしまう。
すると突然、天井から見知らぬ女が落ちてきた。
「ちょっと、あんた! 何してんのよ〜!!
 ホモだなんてひどおおおおおおい!!!」
と泣き喚きながら部屋を出て行った。
俺はパニックになって、なぜか咄嗟に追いかけようとしたんだけど、
担当に止められた。
「あんな寂しいストーカーになんて構わないでください。
 あなたは私と原稿のことだけ考えていれはいいんですよ……先生」
と抱きしめられて……後は身を任せるしかなかった。

それ以来、花束が置かれることはなくなり、
担当とも平和に仲良く暮らしてます。




プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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