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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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いつも待たしている彼に迷惑だと思い、
今日は15分前にいつもの待ち合わせ場所についた。

待ち合わせ時間になっても彼が来ない。
更に、10分が過ぎた。
不安になり、連絡を入れようとしたら、彼から連絡が入った。
「今、どこに居る?」心配といら立ち混じった声。
「上野駅の中央改札口前の切符販売機んとこにいるよ」と答えると、
「は? 何、言っているよ? 俺もそこにいるよ」
見渡してみるものの、人ごみに彼の姿は確認できない。
待ち合わせ場所は、明らかに自分がいる場所しかない。
まして、いつもの場所である。間違っているはずがない。

自分も待っていることを伝えた。
彼は、納得いかず。しばらく沈黙の後、
「今、いかにもな同じラガーシャツのカップルが浅草口へ歩いて行ったけど、
 色とかわかる?」と彼が聞いてきた。
私もその彼らを見たので、見た通り、青と白の横縞と答えた。
互いにわけがわからなくなる。
そこで、互いに今いる場所の写メールを送ることにした。
互いの写メールを見って絶句した。
改札、マッチョな外人、時計が、ほぼ同じアングルで撮影されていた。
また、他の場所に移しても、彼と落ち合うことがなかった。
状況が理解できず、気味悪いので、そのまま家に帰ることにした。

その夜、彼から電話があり、朝が来るまで話した。
そして翌日、
もう一度、待ち合わせ場所に行こうということになって行った。
互いの姿、いつもの顔が見えた時は、人の目を気にせずに抱き合った。

さて、異世界に行ったのは、どっちだったんだろうかなと。


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駅である宗教を勧誘する女に声かけられた。
けっこう可愛い女の子だったんで、しばらく話してたが、
「私は人に喜んでもらうのが好きなんです」
「自分のことより他の人の幸せを求めてるんです」
なんてこと言い出したから
「そんじゃ、さ。今からそこのラブホ一緒に行ってくれ。
 俺はそれで幸せになれるんだ」
って言ったら
「そ…れは、ちょっと……」
とか言いやがった。
やっぱり、あいつらは嘘つきだ。


 

今日、久しぶりに高級なレストランに行ってきた。
隣のテーブルにカップルが座っていて、ウェーターが料理を持ってきた。
「鈴木でございます」とウェーターが言った。
カップルの彼の方が「僕は前原でございます」と言い、
彼女の方が「私は竜宮でございます」と言った。
ウェーターは、背中が小刻みに震えながら、
「本日のお勧めの魚のスズキでございます」と説明していた。




"日本 VS 北朝鮮" のサッカーの試合をテレビで観ようとしたが、
父が1階リビングの隣の部屋で寝込んでいたため、
2階の俺の部屋のテレビでなるべく静かに観ようと、
俺と姉は揃って俺の部屋に居た。
しかし、スポーツ観戦を静かに見守るというのは難しいことで、
気を緩めるとすぐに歓声をあげてしまいそうになる。
「あっ、あっ〜ん! ぃょっ…そこだ! …ぁぁ…もう、バカ……」
「ん! んん!? んんんーー!!」
俺も姉も叫び声をかみ殺しながら試合を観ていた。

日本と北朝鮮が1対1になった時、
「…ねぇ、またいけそうかな」
「……いや、どうだろう… 体力のほうがもう……」
「えーっ……困るよこのままじゃぁ…」
「でもさ……この態勢のままどうもっていけばいいのか…」
その時、ふと、部屋のドアがゆっくり開き始めたのが目に留まった。
なんだ? と俺は思って勢いよくドアを開いてみると母が立っていた。
「……あんたたち。何してんの…」と言うので
「何してるのって、サッカー観てる。あ、うるさかった?」と答えたら、
顔を真っ赤にしながら爆笑しつつ、涙をにじませながら
下へ降りていった。




とある会社にて、
赤坂は結婚の報告をするために上司に会いに行く途中、
同僚の富竹に会った。
富竹 「よう赤坂、どこ行くの?」
赤坂 「今度結婚することになったんで、上司に報告しようと思ってさ」
富竹 「マジ? 俺も今度結婚するんだ。
      俺も今報告に行こうと思ってたんだよ。じゃ一緒に行こうか」
赤坂と富竹 「失礼します。あ、大石課長!」
上司 「おう!! どうした? 2人そろって」

赤坂と富竹 「実は今度…… 僕たち結婚します」





タラちゃんが交通事故で亡くなり、1年が経っていた。
今だに姉さんはショックから立ち直れないでいる。
だけど傍からみれば、以前となんら変わりのない元気な姉に見えるだろう。
それは、姉さんの中では全てが以前のままだからだ。

「なに言ってるのよカツオ、タラちゃんならここにいるじゃない」
ボロボロになった縫いぐるみを抱いた姉は、
それを我が子だと信じているのだった。
「何言ってるんだよ姉さん、しっかりしてよ……」
「私はしっかりしてるじゃない。あんたこそ顔色悪いわよ。ねえ、タラちゃん」
姉さんは同意を求めるように腕の中の縫いぐるみに微笑みかける。
もちろん、縫いぐるみは何も答えない。

「今日の夕飯はハンバーグにしようかしら。カツオが元気になるように」
「わ、わーい…… やったー」
「タラちゃんも好きよね、ハンバーグ」
もちろん、縫いぐるみは何も答えない。



「カツオ、私は夕飯の支度をするから、あんたはタラちゃんと遊んでてくれる?」
「え? わかった……じゃあ、あっちで遊ぼうか、タラちゃん」
僕は姉さんから縫いぐるみを受け取った。
抱き抱えるとだらりと四肢が垂れた。
僕はそれを持って素直に自分の部屋へと向かった。
とても姉さんの視線が届くところにはいられなかったからだ。
(とても長文です。続きは "つづきはこちら" をクリックしてください)





若気の至りとはいえ、歯止めが利かない幼稚な精神と
下らない小さな人間関係での優越感から生じるバカッター投稿の数々。
犯罪に等しいふざけた行為の証拠画像を世に出せば、
社会的にも金銭的にも大きな制裁が与えられるのは目にみえているのに、
どうしてこうも増え続けてるのか理解できない。
今楽しければ良いという "刹那" 思考から、
長い目でみて結果が良いという "劫" 思考に変えてみたら、あら不思議。
せっかく就職してもちょっとしたことでキレて辞めるとか、
安易に子供を出産して夢から醒めたら赤ちゃんポストにとか、
些細な諍いから殺人へと一気に加速するとか、
最近の三面記事的なニュースの大半はなくなると思うのですが、
どうでしょうか。



さて、ファミリーマート "Sweets+" からアジアンフェアーにて、
期間限定で発売されている「クッキー・エッグタルト」が
めちゃくちゃ美味しく、ハマっております。
サクサクしたクッキー生地に、
卵がたくさん入ったコクあるカスタードクリームのフィリング。
けっこうドッシリと食べごたえがあって、
少し塩味がきいてカスタードの甘さをちょうど好い具合に
引き立てている感じがもうたまらなくて、
気がつくと取り付かれた様に買いに出かけてかぶりついてるという、
タルトジャンキーな日々……



そして、ミニストップの「パステル・なめらかプリンパフェ」。
なめらかなとはいえ、割としっかりとした食感のプリンと
とろーりとしたバニラのソフトクリームとの相性が抜群で、
カラメルソースの大人好みな苦みと
ローストシュガーのサクサクした食感が
絶妙なアクセントになっています。
うれしいことに最後はたっぷりのプリンづくし。
あまりの幸福感に、しばらく甘いため息だけのみで、
完全に脳内天国を彷徨ってしまうという、
傍目からみたらただの妖しい人と思われてしまうでしょうが、
そんなことはどうでも良い! と断言できてしまうこのスイーツ。
太るわけです……




スーザンは、夫・ダイビンの誕生日に
夫婦でストリップクラブに行くことにした。
クラブに着くと、マッチョなドアマンが言った。
「ハイ! ダイビン、調子はどうだい!」
スーザンが怪訝な顔をして言った。
「ちょっとダイビン、前にもこのクラブに来たことがあるの?」
「はじめてに決まってるだろ。
 彼は、ボーリングクラブの仲間だよ」
夫婦が席に座ると、ウエイトレスが言った。
「ハイ! ダイビン、いつものバドワイザーにレモン添えたのにする?」
スーザンは、益々不機嫌になった。
「どうしてここのウエイトレスが
 貴方の好みのビールを知ってるの?」
「いや、彼女はボーリングクラブのレディースチームにいて、
 よく隣のレーンでプレイしてるんだよ」
すると、肉好きの良いストリッパーが近づいてきて言った。
「ハイ! ダイビン、
 今日は、どんなダンスがお好みかしら?」

スーザンは激怒してクラブを飛び出してしまった。
ダイビンはあわてて後を追って、
彼女が乗り込んだタクシーにすべりこんだ。
「おお、スーザン。そう怒るなよ。
 きっと彼女は、僕のことを誰か別の人間と勘違いしたんだよ」
しかし、彼女は怒ってわめきちらした。
その時、タクシーの運転手が振り返って言った。

「ハイ! ダイビン、
 今日は、ずいぶんうるさい女をナンパしたなあ!」




プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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