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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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駅である宗教を勧誘する女に声かけられた。
けっこう可愛い女の子だったんで、しばらく話してたが、
「私は人に喜んでもらうのが好きなんです」
「自分のことより他の人の幸せを求めてるんです」
なんてこと言い出したから
「そんじゃ、さ。今からそこのラブホ一緒に行ってくれ。
 俺はそれで幸せになれるんだ」
って言ったら
「そ…れは、ちょっと……」
とか言いやがった。
やっぱり、あいつらは嘘つきだ。


 

今日、久しぶりに高級なレストランに行ってきた。
隣のテーブルにカップルが座っていて、ウェーターが料理を持ってきた。
「鈴木でございます」とウェーターが言った。
カップルの彼の方が「僕は前原でございます」と言い、
彼女の方が「私は竜宮でございます」と言った。
ウェーターは、背中が小刻みに震えながら、
「本日のお勧めの魚のスズキでございます」と説明していた。




"日本 VS 北朝鮮" のサッカーの試合をテレビで観ようとしたが、
父が1階リビングの隣の部屋で寝込んでいたため、
2階の俺の部屋のテレビでなるべく静かに観ようと、
俺と姉は揃って俺の部屋に居た。
しかし、スポーツ観戦を静かに見守るというのは難しいことで、
気を緩めるとすぐに歓声をあげてしまいそうになる。
「あっ、あっ〜ん! ぃょっ…そこだ! …ぁぁ…もう、バカ……」
「ん! んん!? んんんーー!!」
俺も姉も叫び声をかみ殺しながら試合を観ていた。

日本と北朝鮮が1対1になった時、
「…ねぇ、またいけそうかな」
「……いや、どうだろう… 体力のほうがもう……」
「えーっ……困るよこのままじゃぁ…」
「でもさ……この態勢のままどうもっていけばいいのか…」
その時、ふと、部屋のドアがゆっくり開き始めたのが目に留まった。
なんだ? と俺は思って勢いよくドアを開いてみると母が立っていた。
「……あんたたち。何してんの…」と言うので
「何してるのって、サッカー観てる。あ、うるさかった?」と答えたら、
顔を真っ赤にしながら爆笑しつつ、涙をにじませながら
下へ降りていった。




とある会社にて、
赤坂は結婚の報告をするために上司に会いに行く途中、
同僚の富竹に会った。
富竹 「よう赤坂、どこ行くの?」
赤坂 「今度結婚することになったんで、上司に報告しようと思ってさ」
富竹 「マジ? 俺も今度結婚するんだ。
      俺も今報告に行こうと思ってたんだよ。じゃ一緒に行こうか」
赤坂と富竹 「失礼します。あ、大石課長!」
上司 「おう!! どうした? 2人そろって」

赤坂と富竹 「実は今度…… 僕たち結婚します」



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私が小学生の時、
少し足し算、引き算の計算や、会話のテンポが少し遅いA君がいた。
でも、絵が上手な子だった。
彼は、よく空の絵を描いた。
抜けるような色遣いには、子供心に驚嘆した。

担任のN先生は算数の時間、
解けないと分かっているのに答えをその子に聞く。
冷や汗をかきながら、指を使って、
ええと…ええと…と答えを出そうとする姿を周りの子供は笑う。
N先生は答えが出るまで、しつこく何度も言わせた。
私はこの先生が大嫌いだった。

クラスもいつしか代わり、私たちが小学6年生になる前、
N先生は違う学校へ転任することになったので、
全校集会で先生のお別れ会をやることになった。
生徒代表でお別れの言葉を言う人が必要になった。
「先生に1番世話をやかせたのだから、A君が言え」
と言い出したお馬鹿さんがいた。
お別れ会でひとり立たされて、どもる姿を期待したのだ。
私は、A君の言葉を忘れない。

「ぼくを、普通の子と一緒に勉強させてくれて、ありがとうございました」

A君の感謝の言葉は10分以上にも及んだ。
水彩絵の具の色の使い方を教えてくれたこと。
放課後、つきっきりでそろばんを勉強させてくれたこと。
その間、おしゃべりをする子供はいませんでした。
N先生がぶるぶる震えながら、嗚咽をくいしばる声が、
体育館に響いただけでした 。




ある大学でこんな授業があったという。 
「クイズの時間だ」
そう言いながら、教授は大きな壺を取り出し教壇に置いた。
彼は1つ1つ壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら、
教授は教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出すと、
それを壺の中に流し込み、
時折振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていった。
そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」学生は答えられない。
1人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、
今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出すと、
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、3度目の質問を投げかけた。
「この壺はこれでいっぱいになったか?」
 学生は声を揃えて、「いいえ」と答えた。
教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。

彼は学生に最後の質問を投げかけた。
 「僕が何を言いたいのかわかるだろうか?」
すると1人の学生が手を挙げて、こう言った。
「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、
いつでも予定を詰め込むことは可能だということでしょうか?」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。
この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、
それが入る余地は、その後は2度とないということなんだ。
さて、君たちの人生にとって ”大きな岩” とは何だろう?
それは、仕事であったり、志であったり、
愛する人であったり、家庭であったり、
そして自分の夢であったり.....
ここでいう ”大きな岩” とは、君たちにとって1番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。
さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂や水、
つまり、自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、
君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
”大きな岩” つまり、自分にとって1番大事なものに割く時間を失い、
その結果、それ自体を失うだろう」



このサーカスの目玉はサバンナから連れてこられた立派な雄ライオン。
その野性味あふれる雄姿を一目見ようと、
お客さんは毎日たくさん押し寄せました。

そんなサーカス小屋に一匹の子犬が迷い込みました。
捨てられたのでしょうか。そのまま住み着いてしまう子犬。
商売熱心な団長は、子犬にもライオンの横で芸を仕込みました。
ライオンの引き立て役にもってこいというわけです。
団長のもくろみは大当たり。
泰然とした雄ライオンの横で、
必死に玉乗りに励む子犬の情けない姿にお客さんは大笑い。
「隣のライオンに比べて、なんて不釣り合いなんでしょう! 惨めなものね」
「あれは芸をして命乞いをしてるんだろ?
 あるいは媚を売ろうとしているかだね」
「ライオンは歯牙にもかけないだろうに」

演目のメインはライオンと子犬の鬼ごっこ。
もちろん、鬼はライオンです。
哀れな子犬は逃げ回るも、ついには捕まってライオンの餌に
という筋書きです。
実にステキな思いつき!と団長は張り切ってお客さんに説明します。
お客さんも「おお、かわいそう〜」と言いつつも、
血が沸き肉踊る心持ち様。
雪の積もる野外特設ステージの寒さも、この会場の熱気に霞んでいます。
たくさんの血走った目が見守る中、
子犬を追いたてるため、ライオンを鼓舞する大きな銃の音が鳴り響きます。
ところがどうしたことでしょう。
銃声に驚いた子犬が逃げ込んだのはライオンの懐の中。 
ライオンはそんな子犬を安心させるかのように、優しく抱きこみます。
子犬が落ち着くと、2匹は連れ立ってステージの奥へ帰っていきました。
その寄り添う姿はまさに親子の様でした。

思わぬ展開にしばし唖然とするたくさんのお客さん。
しだいに、ため息や落胆の声が漏れ始めます。
それは期待していたスリルを味わえなかったことを
嘆くものではありません。
お客さんたちはそれまでの自分たちの姿を恥じ入ったのです。
雪の上に残された2匹の足跡に静かに拍手が送られました。
その拍手を聞きながら、
団長はただただ、俯くばかりなのでした。




ある地方の動物園に母親を亡くしたばかりのライオンと
子どもを亡くしたばかりの母犬がいました。
いつしか母犬は幼いライオンにいろいろなことを教えたり、
子守唄を歌ってやったりして、我が子のように育てるのでした。
やがて大きく立派になったライオンは、
生まれ育った動物園から都会の動物園に移されることとなり、
母犬と離れ離れになってしまいました。

それから数年が過ぎ、
ライオンはあるサーカスの人気者になっていました。
今でも、夜になると思い出すのは、
母犬ののやさしい子守唄。

冬の寒い夜、檻の中で寝ていたライオンに
遠くから子守唄が聞こえてきました。
それは、かつて母犬が歌ってくれたあの子守唄。
それを聞いたライオンは何かを感じ、
ものすごい強い力でもって檻を破って夜の町に飛び出すのでした。
ライオンが町中を走り回ったので、人間達は大騒ぎ。
鉄砲を持った警官隊が出動する事態となってしまいました。

やがて、ライオンは雪の林の中、老いて痩せ衰えた母犬を見つけました。
すぐさま母犬に寄り添うライオン。
その時、警官隊の鉄砲によって撃たれてしまいました。
動けなくなったライオンは母犬をしっかりと胸に抱きながら
眠りにつきました。

一面の雪景色に寄り添う大きな足跡と小さな足跡。
その2つの足跡は途中で消えています。
その日、ライオンが背に犬を乗せて夜空を飛んでいるのを
見た人がいたという。




店員 「当店のポイントカードはお餅でしょうか」
おれ 「えっ」
店員 「当店のポイントカードはお餅ですか」
おれ 「いえしりません」
店員 「えっ」
おれ 「えっ」
店員 「まだお餅になってないということでしょうか」
おれ 「えっ」
店員 「えっ」
おれ 「変化するってことですか」
店員 「なにがですか」
おれ 「カードが」
店員 「ああ使い続けていただければランクがあがって
    カードが変わりますよ」
おれ 「そうなんだすごい」
店員 「ではお作りいたしましょうか無料ですよ」
おれ 「くさったりしませんか」
店員 「えっ」
おれ 「えっ」
店員 「ああ期限のことなら最後に使ってから1年間使わないときれます」
おれ 「なにそれこわい」
店員 「ちょくちょく来ていただければ無期限と同じですよ」
おれ 「なにそれもこわい」
店員 「えっ」
おれ 「えっ」




プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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