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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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17 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage]
投稿日: 2005/05/14(土) 20:53:26 ID:1wCkDOfV

昔実家に視聴率レコーダーがありました。
よく○○調べって出ている所のものです。
ちなみに近所の人の紹介だったので、
うちの近所で持っている人はかなり多かったようです。。。


18 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage]
投稿日: 2005/05/15(日) 17:44:10 ID:6P3rz+mJ

>>17
もう少しくやしく。


19 名前: おさかなくわえた名無しさん
投稿日: 2005/05/15(日) 18:22:26 ID:O3FtHvSC

昔実家に視聴率レコーダーがありました。
よく○○調べって出ている所のものです。
ちなみに近所の人の紹介だったのでうちだけだったと思ったら、
近所で持っている人は一杯いたみたいです!! (# ゚Д゚) ムッキー
( `Д´)フォオオオオオオオオオ!


20 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage]
投稿日: 2005/05/15(日) 19:31:43 ID:6P3rz+mJ

>>19
ちがうちがう。
もっとくやしくおながいします。


22 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage]
投稿日: 2005/05/15(日) 20:47:33 ID:4c5Hb/uz

昔実家に視聴率レコーダーがありました。
よく○○調べって出ている所のものです。
ちなみに近所の人の紹介だったのでうちだけだったと思ったら、
近所で持っている人は一杯いたみたいです!!! (ノ#`Д´)ノ⌒┻━┻
ヽ(`(`(`(`ヽ(`Д´)ノ ファ・フォァ・フワォオオオオオオオオオオオン!!


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1336227239

あるところに長年連れ添った仲の良い老夫婦がいて、
「片方が先に死んだら、寂しくないように壁に埋めよう」
と言い交わしていた。

しばらくして、婆さんが先に死んだ。
爺さんは悲しみ、約束通りに婆さんの死骸を壁に埋めた。
すると、ことあるごとに壁の中から「....じいさん、....じいさん」と、
死んだ婆さんの呼ぶ声がするように。
爺さんはその声に「はいはい、じいさんはここにおるよ」と答えていたが。

ある日、爺さんはどうしても用事で出なくてはいけなくなったので、
村の若い男に留守番を頼んだ。
男が留守番をしていると、壁の中から婆さんの呼ぶ声がし始めた。
「....じいさん、....じいさん」
爺さんから前もって聞いていた男は驚くことなく、
「はいはい、じいさんはここにいるよ」と最初のうちは答えていた。
しかし、婆さんの声は何度も何度も呼んでくる。
「....じいさん、....じいさん」

やがて、男は耐えきれなくなって叫んだ。
「うっせえーよ! じいさんはいねーよ!」
すると、壁の中から鬼の形相をした婆さんが現れ、
「じいさんはどこだあああああっ!!!」と叫んだ。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1336228153

すると突然、眩いばかりのスポットライトが飛び出した彼女を映し出す。
「JI-I-SA-Nは」「どこだ!」ステージに彼女の声が響く。
詰め掛けたオーディエンスは婆さんの久々のステージに期待で爆発しそうだ。

今晩も伝説のリリックが聴ける。
ストリート生まれヒップホップ育ち。
本物のラップが聴けるのだ。
キャップを斜めに被り、オーバーサイズのTシャツを着た爺さんが
ターンテーブルをいじりながら、目で婆さんに合図した。

重たいサウンドがスピーカーから響く。
ショウの始まりだ!

「ここで TOUJO!  わしが ONRYO!  鬼の GYOUSO!  ばあさん SANJYO!
 違法な MAISO!  じいさん TOUSO!  壁からわしが呼ぶ GENCHO!  
 (ドゥ~ン ドゥンドゥンドゥ~ン キュワキャキャキャッキャキュワキャ!)

 年金減少!  医療費上昇!  ボケてて大変!  食事の時間!
 冷たい世間を生き抜き! パークゴルフで息抜き!
 どこだ JI-I-SA-N老人MONDAI!  そんな毎日リアルな SONZAI!  
 SAY  HO!(HO!)  SAY  HO  HO  HO  HO!」

爺さんのプレイも好調。オーディエンスの熱狂は怖いくらい。
まだ俺らの時代は始まったばかりだ!
そんなメッセージがマシンガンの様に彼女の口から飛び出していく。
本物のヒップホップ。
.....それがここにあるのだ 。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1336228254

19 名前:代打名無し@実況は実況板で
投稿日:2006/07/13(木) 22:08:18 ID:N+NWju69O

坊さんが経あげてるあいだ、
フラワーロックンロールが経に合わせてウネウネしてた。
みんな俯いて、肩震るわせてたなぁW


20 名前:代打名無し@実況は実況板で
投稿日: 2006/07/13(木) 22:11:40 ID:KtpYAnP70

>>19
しまっとけよそんなのw


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1 名前:名無しさん
投稿日:2005/11/24(木) 23:55:11 hU9mnop30

とっても大好きな人がいるのにワキガなんです。
匂いが気になって告白も出来ません。
それともこんなことを気にするなんて器が小さいだけなんでしょうか?


12 名前:名無しさん
投稿日:2005/11/25(金) 00:19:21 LimwGyiE0

>1さん
よくわかるよその気持ち。私もワキガだもん。
つらいよね、、、クラスのみんなからバイキン扱いされるし。
恋なんて出来ないってあきらめかけたりもしたよ、、、
でも今は治療でなおせるらしいからお互いガンバロ!


15 名前:1
投稿日:2005/11/25(金) 00:22:17 hU9mnop30

>>12
私じゃなくその好きな人がワキガなんです。


16 名前:名無しさん
投稿日:2005/11/25(金) 00:23:49 oiK1KmFj0

以降このスレは>>12を励ますスレになります



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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335185042

夕方、私が小学校から帰宅すると、家に知らない男がいた。

はやく気付くべきだった....後悔の念が頭をよぎる。
そういえば、嫌な予感は朝からあった。
いつもなら、いつまでも寝ている私を叩き起こすあいつが変に優しかったし、
何より弁当の中身が豪華だった。
“行ってらっしゃい” の声も上擦っていた。

沈黙し、立ったままの私を見かねたその男は、あいつを一瞥し、頷くと立ち上がった。
またか....もういいよ。言うことはわかってる。
聞きなれた、そして、聞きたくも無いあの言葉を聞くのは.....

「やあ! カオリちゃん。今日から俺が新しいもう1人のパパだ。よろしくな!」
大きな体を屈めて差し出された男のゴツゴツとした右手を見つめながら、私は思った。
これでいったい何人目のパパだろう.....いいかげんにして欲しい!
私にもうパパは要らない!!

必要なのはママよ!!!


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335185756

「この写真の男に何か見覚えはありませんか」

そう言われて差し出された写真を受け取る手が微かに震えた。
私はその眼を見た瞬間に6年前の忌々しい出来事を思い出していた。
かつては魅力的だとも勘違いしたずる賢い狐の様な切れ長の眼.....
高校時代の同級生、あの酒井慎一に間違いない。

今よりも50キロは太っていた私が、
卒業直前にひっそりと酒井の机の中に忍ばせたラブレターを
クラスじゅうにさらけ出し笑いものにした男だ。

「どうかいたしましたか」
「あっ、いえ....この人、何したんですか」
「区内で起きている連続コンビニ強盗の犯人です。
逃走に使ったと思われる原付が、まあ盗難車ですけどね、
それがこの辺りで見つかったものですから、目撃情報等をあたっている最中です」
何度も同じ説明をしているのだろう、刑事はやや早口で面倒くさそうに説明した。

それにしても陳腐な男。
私は写真をまじまじと見つめながら考えた。
こんなにはっきりと顔が映っているのだから放っておいてもすぐに捕まるだろう。
だがこれは酒井に対してささやかな復讐を果たす絶好の機会ではないか?
.....逃す手はない。

「見たことある.....気がします」
「本当ですか。いつ、どこでですか」
「あの、この辺りでリヤカーを引いて空き缶とかを集めている人たちいますよね。
そういう人たちと一緒にいて、若い人もいるんだなって思ったので覚えているんです」
「そのホームレス連中と一緒にいた若い男がこの写真の男なのですね」
「すごく似ているって気がします。
直接そういう人たちに聞いて廻ってみてはどうでしょうか」
「わかりました。ご協力に感謝します」
そう言って足早に去っていく刑事の背を横目で見送りながら、
私は思わず呟いた。

「捜査は足で稼げってね。せいぜい頑張って、酒井くん」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335185797

今の自分を表現するなら、地に落ちた小説家、だろうか。
要するにクズだ。
当たったのはデビュー作だけで、それ以降が続かない。
作家としての力はとっくに枯れ果てていた。
もちろん筆だけで食っていけるはずもなく、
今では相方にも働いてもらう始末。
なんて情けない。
俺はいつまでこんな生活続けるんだ。

書斎で独り打ちひしがれていると、キッチンの方から相方がやってきた。
「よう! 棚の奥から高そうなワインが出てきたぞ。仕事中だけど、ちょっと飲もうや」
「ごめん。今は少し集中したいんだ。それにお前にだって先にやることがあるだろ?」
僕は背中を向け、止まっていた手を動かし始めた。
罪悪感から、まともに相方の顔を見ることが出来ない。
「何だよ、ちょっとぐらいいいじゃないか。後で欲しくなっても残ってねえぞ」

ドスドスと去っていく相方の足音を聞いていると急に涙がこぼれそうになった。
僕は最低な男だ。
こんな惨めな人生に、あろうことか、あいつまで巻き込んで.....
けど、あいつは決して俺を責めなかった。
それどころか、こういう生活も慣れたら楽しいものだ、と笑って見せた。
もうあんな悲しい台詞言わせやしない。
今度こそ一発ドデカいのを当てて、新しい人生を始めるんだ!

数分後、再び相方が顔を覗かせた。
「めぼしい物はだいたい集めたけど、そっちはどうだ?」
「あぁ、ちょうど片付いたところだよ。今回は当たりだといいけど」

カチャリ、と俺は金庫を開けた。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335022838

母 「おい、おまいら!! 夕食ができますた。リビングに集合しる!」
父 「詳細キボーヌ」
母 「今日はカレーですが、何か?」
兄 「カレーキターーーーーーーーー」
弟 「キターーーーーーーーーー」
姉 「カレーごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
母 「オマエモナー」
父  -----------------終了----------------
兄  -----------------再開----------------
妹 「再開すなDQNが!それより肉うpキボンヌ」
母 「ジャガイモうp」
姉 「↑誤爆?」
兄 「タマネギage」
父 「ほらよ肉>家族」
弟 「神降臨!!」
兄 「タマネギage」
母 「タマネギageんな! sageろ」
兄 「タマネギage」
姉 「タマネギage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
母 「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
セールスマン 「イタイ家族がいるのはこの家ですか?」
母 「氏ね」
父 「むしろゐ」
兄 「タマネギage」
弟 「兄 、 必 死 だ な ( 藁 」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335023034

私の近所に家に住んでいる息子が毎日の様に、
変な音楽やらテレビやらを大音量でかけまくって非常に五月蝿かった。
しかも、深夜1時頃でも平気でいきなりジャーン!!とやらかす。
隣近所からも文句が出ていた様だが、
一家揃ってDQN揃いで親も逆ギレする始末。
まっとうな方法じゃ無理だな、と思った私は仮名で彼にラブレターを書いた。

「通学途中であなたを見るたびに胸が苦しいです。
 昨日、勇気を出してあなたの家まであとをつけちゃいました。
 タクヤくんの好きな音楽のジャンルはデスコア系なんですね。
 私も大・大・大・大・大・大好きです。運命かな?
 私のことをおもってくれるならまたメッセージください。
 いつもあなたのそばできいてます(テヘッ)」

「手紙読んでくれたんですね、嬉しい!!
 毎日毎日毎日、タクヤくんの家まで通った甲斐がありました。
 2日前のバンドの曲、あれは私へのメッセージですよね!
 "お前しかいない" なんて! うれしくておもわず泣いちゃいました。
 私もあなただけ、あなただけです(テヘッ)」

そんな感じで電波を帯びたメンヘル娘の如く、
4通目ほどで音は劇的に小さくなった。
しかし半年後、また音が大きくなってきたので、極めつけの5通目をと、
父や母、弟、そして猫のレイチェルを交えて考え抜いた末、
この様な内容に。

「私のこと....忘れられたと思って、
 もしかしたらふんな女にいいよられてるんじゃとおもって、
 いろいろ用意してあなたの家の前で待ってたの。
 そしたら.... やっぱり私のこと忘れられないんですね!
 あの曲は別れた恋人(私)を忘れられないあなたの気持ちですね。
 あきらめなくて良かった。もちろん、一生あなたを愛しつづけます」

このラブレターを出したら、それ以降ピッタリと騒音は止んだ。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335023093

休日、よく家でやってたのがシークレットサービスごっこ。
猫のレイチェルが起きたら枕元で、
「お目覚めですか? 本日も1日お供させて頂きます」でスタート。

レイチェルが部屋出ようとしたら、
「お待ちください、今外を確認します」
と言ってドアをそっと開けて外をキョロキョロ。
「安全を確認しました、どうぞ」

廊下は常にレイチェルのそばを歩腹前進して進み、
そして茶の間のゴミ箱の横に差し掛かった時、
「危ぬわぁぁぁぁぁいっ!!!!!」と絶叫しゴミ箱を蹴り飛ばしながら
猫を抱っこしてスライディング。
吹っ飛ぶゴミ箱。散乱するゴミ。迷惑そうなレイチェル。
そして、満足そうな顔をして横たわる俺。
「爆弾です、よくある手ですよ。
....お、俺は....もう駄目ですけど....あな...たが...無事で良かっ...たっ....」
ガクッ

エンダァァーーーイヤァーーウィーオールウェーラァビューーウゥウゥーー
(↑アカペラで映画「ボディガード」の主題歌を熱唱、心の底から嫌そうな顔の猫)

更にヒートアップして死んだはずなのに猫と踊りだす俺。
古いなんて言わせない。
.....至福の時です。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335023134

姉 「や....やめてください.....」
姉 「へへへ.....ラップはもうビリビリだぜ、あとはフタだけだ」
姉 「いやぁ! だめ、フタを開けないでぇ!」
姉 「ひゃっはあ! なんてイヤらしいノンフライ麺だ!」
姉 「おいおい、スープの素が2袋もあるぜぇ、こいつ誘ってんじゃねえのか?」
姉 「そ、そんなんじゃありません! そんなんじゃ.....」
姉 「うお? "食べる直前に入れてください" だぁ?
  待ちきれねえ、今すぐ入れてやるぜ!」
姉 「や、やめてー! ま、まだお湯も沸ききってないのに!」
姉 「うはぁ、すっげえ!
  冷えてる油とかやくでグチャグチャだぜ....たまんねっ!」
姉 「そーれ、お次はお湯だ! 中にたっぷり入れてやる!」
姉 「あああ!あ、あつい....! .....て、れてえ!」
姉 「なんだよ、聞こえねえなあ! はっきりいえよ、オラッ!」
姉 「せ、線まで! きちんと線まで入れてくださいぃいぃ〜!!」
姉 「残念だったなあ、俺は1センチ残す派なんだよぉ! ははは!」

ガタッ
姉「!!!」
姉「.....アキラ。見てた?」
俺「いや....」

姉が台所でカップラーメンとしゃべってました。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1335023184

「これ、恋人のカオリ」
初めて彼女をこの家に連れて来られた時、
私はガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。
私とアキラが同棲し始めたのは6年前のことだ。
高校から1人暮らしを始める彼が、"寂しいから" という理由で、
昔から仲の良かった私をこのアパートに半ば強制的に連行したのが始まりだった。

「はじめまして、カオリです」
そう行儀よくお辞儀した彼女は、アキラにはちょっと勿体無い位可愛かった。
顔にも口にも出さなかったが、内心私は複雑だった。
私の方がアキラを知ってる。
笑っているところも落ち込むところも、
この女より、私の方がよく知ってるのに。

アキラとカオリが付き合いだした馴れ初めは、たったひとつのキスかららしい。
元々大学で仲が良かった2人だが、
ある日とうとう彼の理性がぷっつり切れてキスをした。
これで彼女に万一、
他に好きな人でも居たら一大事というか、シャレにもならないが....
強運にもカオリもアキラが好きだったらしい。
そして今日に至るってわけだけど、
たった、キスひとつで変わる関係なら、どんなに良かっただろう。

「な? 言ってた通り可愛かったろ? カオリちゃん」
彼女が帰った直後に玄関を振り返って、自慢げにアキラがふふんと笑った。
ああ、可愛かったよ。
長い間連れ添った私なんかより、あの人を選んだくらいなんだから、
可愛くないと、納得いかない。
「なんだよ。拗ねてんのか....?」
よほど態度に出ていたのか、アキラは笑って、
いつもの様に私に軽くキスを落とした。 
 
たった、キスひとつで変わる関係なら、どんなに良かっただろう。
心から、そう思うわ。
彼とキスなんて何回もしているが、関係が変わったことなんて、ない。
....なんだかふいに悔しくなって、
私は「ミャア」と鳴いてやった。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333382972

とある下請けの社員は日頃から「社内の可愛い子は全員食った」と豪語していた。
たまたまそいつの会社に用があったので寄ってみた。
しかしこの職場、体育系の若い男ばっかで、
かわいい子はおろか、女の子と呼べるような子は居ず、
何人か事務員の老婆が居るくらい。
そいつに誘われて今夜飲むことになってるんだけど、
嘘だったことを白状させてやらなくては!


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ある古本屋にて、推理小説の本を買ったら、
物語中盤くらいで「こいつが犯人!このジジイ!」と、
赤いボールペンで囲ってあった。
なんかやるせなくて古本屋に文句を言ったら、
落書きのしてない同じ本と取り替えてくれた。
でも、違うんだ。
俺が文句言いたかったのは、そういうことじゃないんだ。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383031

深夜、テレビの放送が終わると砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。
これは実話なんだが、砂嵐の時間帯にある地方テレビ局の夜勤の人が、
暇だから〜ということで見て楽しもうと思ったアダルトビデオを
うっかり公共の電波に流してしまったことがあった。

すぐに数十件の抗議電話が殺到したという。
 

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383119

とある町で野生のリスが大発生。
農作物にかなりの被害が出てしまって、もう大変。
そこで町の対策本部は「リスを100匹駆除してくれたら謝礼を払います」
という内容のキャンペーンを展開。
これにはルールがあり、証拠としてリスのしっぽを持参すれば換金するというもの。
これを聞きつけた町の住人は、リスのしっぽを大量に持ち役場に駆けつけた。

数ヶ月後キャンペーン終了後、
役人が状況調査をするとシッポの無いリスたちが元気に畑を荒らしまわっていたそうな。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333383163

千葉の房総にあるホテルに家族と親戚で行くことになった。
春休みってこともあってか、ホテルに着くとたくさんの数の黒い車が止まってた。
大したホテルじゃないのに人気あるんだなと思い、
どれくらい居るのかと何気に従業員に宿泊客数を聞いたら、
自分たちともう1組だけとのこと。
温泉だけ入りに来た客なんだとろうと気にせず家族と海水浴に行った。
ホテルに戻って夕食前に風呂に入っておこうと親父たちと風呂へ。

確かに宿泊客は1組だった。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333300215

俺は大学1年の時は学生寮で過ごし、
一歩部屋を出れば廊下を友だちが歩いているという
とてもアットホームな環境下で暮らしていた。
それが心地良すぎたせいか、
2年になってある自覚をしてからこのアパートに移り住んで
もう3ヶ月経つというのに、
今だ独り暮らしと言う状況に慣れなかった。
とにかく寂しい、退屈、自分の作った料理が本当にべらぼうにマズい等々、
理由は多々あったのだが、特に頭を悩ませていたのは隣人だった。
どんな奴が住んでいるのか、その時点では知らなかった。
学生アパートなので同じ大学生であることは間違いないのだが、
とにかく声が大きいのだ。

まず風呂場で歌う。
確かに全裸と言う一糸纏わぬ開放的な状況で、
気分が高揚してしまう気持ちは判る。
だが突然、丑三つ時にパチンコ屋で良く流れてると "天国と地獄" を歌われ、
驚きのあまり手に持っていた石けんを落とし、
拾おうとして踏んで、滑って、転んで尻に青あざができた
俺の切ない気持ちを考えてほしい。

他にも俺が珍しく勉強に勤しんでいると、
「あああ〜!!! これあのゼミでやった問題だ〜!!!!!」
と突然隣から叫ばれたり、
夕方、NHKを観ていたら、
「力士の巨乳を揉みしだきたい....」と窓を開けて囁いたりするので、
隣人はヤバい人なのではないかと疑いを持ち始めていた。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333300178

そんなある日、俺は大学から帰ってくると、
見覚えのある大柄の人が隣人の部屋の前に立っていた。
「よう! 久しぶりじゃないか」
よく見れば同じサークルの先輩。
バイクで事故られ入院したとかで休学していて、
しばらく顔を見ていなかった先輩だった。
少しだけ痩せたかな。でもやっぱり良い肉付き。そしてあの笑顔。
「先輩! 久しぶりです!」
俺は驚いて、何故ここにいるのかと少し期待しながら彼に尋ねると、
「だってここ、俺の部屋だもん」と指差したのが、
例の問題の隣部屋。
「この部屋って.....先輩、入院されてたんじゃないんですか?」
「おうよ。だから部屋開けんのちょっと恐くてさあ。躊躇してたってワケだ。
 まあ、半年近くも居なかったし、ゴキブリとかわいてたらどーしよ。
 ところでお前はなんでここにいんの?」
俺は隣に引っ越したことを告げると、
先輩は「そうか」と嬉しそうに言って、
「それじゃあ、お前も立ち会ってくれよ」と、差し込んだ鍵をひねった。
ガチャ、と軽い音がして、いとも簡単にドアノブを回した。
その間、彼が隣の住人であったことに嬉しさ半分、
後に半分は.....と頭に浮かんできたものの、
口にする暇はなかった。

「うおー、埃くせえ」とドアを開けて部屋に入る先輩。
その瞬間、俺は見てしまった。
彼をすり抜けて、入れ違いに出てきた先輩と同じくらいの大柄な男。
男は、凍りついている私に顔を向け、ニヤリと笑い、
一言、俺に耳元で囁いて、
空気に馴染む様に消え去ってしまった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333300926

耳鳴りがわんわんと、鐘の残響の様に止まらなかった。
先輩にあの男は見えていなかった様だった。

「おい、どうした? ゴキブリいたか?
 なあ、ビール買ってきたんだ。ビザ取って一緒に飲もうぜ」
先輩の声が遠く聞こえる。
俺は今にも溢れ出しそうな涙を必死に止めて、
何でもありません、と小声で言った。

まさか、先輩のお部屋には風呂場で天国と地獄を歌ったり、
力士好きなデブ専の幽霊が住みついていましたよ。
......なんて言えない。
増してやそれが、俺が気落ちして、
どうしようもなく寂しく感じていた時に限って
変なことをし始めた隣人が、
俺が子供の頃に自殺した、大好きだった伯父だったなんて。
見守ってくれてたんだ...と嬉しくなるも、
ならばもっと違うやり方もあったのでは? と思うものの、
もともと奇妙な人だったから、実に伯父らしいかな。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333300545

....先輩が呼んでいる。
伯父が最後に囁いた一言で少し期待しながら、
俺は部屋に入っていった。





プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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