ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
俺が大学生の時、映画サークルの監督をやっていて、ロケ地探しに山に行った。
日が落ち、薄暗くなってきた時、
何度か行き来したにもかかわらず気づかなかった、
乗用車1台がぎりぎり通れるような狭い林の横道を発見。
これは面白い画になりそうな光景がありそうだ!ということで、
嫌がる他のメンバーを尻目に、俺は延々とその坂道を徐行していくと、
いつしか林を抜け、台地に出た。
ここは牧場だろうか。
それらしき建物を確認した。
近くまで行ってみると案の定、人は誰もおらず、
しかし牛舎の鉄柵はピカピカ、
家畜の排泄物を流す溝も藁1つ落ちていないことから、
使われた様子がない。
車を降りて牛舎らしき建物の屋根を見上げると、
半球形にへこんでいるのが見えた。
辺りをよく見回すと、
トラクターが車輪の轍の上に不自然に裏返って放置されている。
中に入ってみると、何かの実験室らしき部屋もあり、
部屋の中央にアームの様なものがついた機械があり、
沢山あるフラスコやビーカーなどが1つ残らず割れていた。
何故こんなものがあるのか?
俺の中で "これ以上は詮索してはいけない!" とストップがかかるのもの、
それを止められるほどの理性は今の俺にとって皆無に等しい。
隣には2階建ての宿舎のような建物もあった。
壁の隙間から中を覗いてみると、1階部分には、何故か石灰の山。
下から見ると、2階は普通の部屋になっている様なので、
登ってみようとするも、階段が、ない。
仕方がないので、裏の崖から庇に登り、窓から入ってみることに。
やはり、1階に続く階段はなかった。
それにしても何だか、かなり構造が「変」だ。
6畳の和室。
薄汚れた野球のバットとオマルが畳の上に転がっている。
部屋の隅に置かれたマットレスと
傍らに置かれた木箱に入った数々の大人の玩具。
男の俺としては、気持ちが悪いというより、とてつもなく不愉快な気分。
でも何だろう、妙に鼓動が高鳴ってる。
部屋一杯、壁、天井そして畳にも膨大張られた、
やたら "鬼" や "淫” の字が目立つお札の数々。
余ったお札が束になって、マットレスの逆の隅に置かれた机の上に積んである。
そして奇妙な位置に設置された襖には、ペンキで書かれた「極々上々」の文字。
隣接したもう1つの4畳部屋には鎖と縄の束と丸い缶が散らばっている。
壁一面に書かれた幾何学的な文字。
中央に滑車が付けられた天井。
机の上の厚い医学書。
壁と同じ文字が書かれたメモ帳。
その最終ページには、男の人体図が書かれており、
部分部分を解説する様にまた意味の分からない幾何学的な文字が。
そして壁際にある棚のガラス戸を開けてみると....
この建物には変電室があり、電気が通っている様子。
他にもいくつか奇妙な点があった。
そもそも、乗用車1台通れるほどの道なのに、
どうやって資材やトラクターを運んで建設したのか?
生活に必要なトイレや台所がないのは何故? 等々。
それにしても、何だかケツが熱い。
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プロフィール
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ポテチ/ラダ
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50
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男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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