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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299417879

『転んだら死んでしまう村』の夢を見たことがありますか?
これは共通夢といって、誰でも一生のうちに一度はみる夢だそうです。
ほとんどの人は夢を見てもその内容を忘れてしまうので、
記憶に残ることは少ないですが、
この夢に関しては、全国から数多くの共通の証言が上がってます。

舞台は夕暮れ時の農村で、
そこら中に青紫色に変色した死体が横たわっている。
しばらくすると、着物を着た数人の少女が近寄って来て、
「ここは転んだら死んでしまう村なんだよ」
と説明があった後、少女の中のひとりが死体につまづいて転んでしまう。
少女は絶叫をあげながら、みるみる青紫色に変色していき、
やがてピクリとも動かなくなる。

ここから先は内容に個人差があり、
「追いかけてくる少女たちからひたすら逃げ回った」
「少女に竹馬を渡された」
「何事もなく目が覚めた」
など、様々な証言がある。

しかし不思議なことに、
『夢の中で転んでしまった人』からの証言は1つもない。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299418040

勉強もできず、人とのコミュニケーションも下手。
こんな僕は、誰にも必要とされていないんだろう。
家では父のサンドバッグ。暴力はエスカレートしていく。
とても悲しかった。

「逃げられると思ったのか」
家出をしても、すぐに見つかった。いつもの倍殴られた。
とろい僕が悪いんだ。
妊娠している母は、姉と楽しそうに話しながら夕食を作っていた。

こんな辛い生活も、今日で最後だ。
意識が徐々に薄くなっていく。
こうすることを、望んでいたんだろう。みんなが、僕が....
ああ、死んでやるさ。お望みどおりな!

数ヵ月後。
「元気な男の子です!」
おじさんっぽい声がそう言った。
僕は悲しくもないのに、大声で泣いている。
ゆっくり目を開けると、男と女が僕を見つめていた。
どこか懐かしい人たち。
男は優しい声で言った。

「逃げられると思ったのか」

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299418076

12月5日(金)
タクシー運転手の俺は、東京から箱根までの客を乗っけて上機嫌だった。
客を降ろした帰り道。
そのころには夜の23時を過ぎていて、山奥は真っ暗だった。
山道を走りながら、「おばけでも出たらヤダなぁ」なんて、
いかにも出そうな雰囲気に、ビクビクしながら帰っていた。

すると、明りも少ない山道の先に、
白い布のようなモノが、時々チラチラと赤く動いている。
くねくねした道路のためはっきりとは見えないが、
俺は確実にそれに近づいていた。
何だろうとは思いながらも、誰かの落とした柄シャツか何かだろうと、
頭によぎるオカルトな想像を打ち消しながら運転していた。

"それ" が5mぐらいに近づいた時、
心臓がギュっと掴まれるように苦しくなった。
"それ" は血まみれの若い女だった。
女は口をパクパクしていて、両手を挙げてゆっくり揺らしていた。
顔は真っ白で、頭からドクドクと流れ出る血をさらに赤くしてみせた。
想像どうりのオカルトな展開に、苦しくなった心臓はさらに苦しくなった。
「ぎゃぁ!!幽霊だ!」
とっさにアクセルをさらに踏んでスピードをあげて、行き絶え絶え、
とにかくその場から必死で逃げた。

その夜は帰宅したのが深夜3時。
恐怖でほとんど眠れないまま過ごした。

12月6日(土)
昼ごろ眠りにつく。

12月7日(日)
休日、ボーっとする。

12月8日(月)
出勤、事務所に行く。
事務所に着くなり、
同僚が「俺、幽霊を見ちゃった〜!」と騒いでいた。
興味がわいてよく聞くと、
「昨日の夜に箱根付近で、
 血まみれの若い女がタクシーを止めようと手を挙げていた」
というものだった。
全く同じものを見たことのに驚いて、俺は同僚に5日夜のことを話す。
その同僚と「やっぱ、あれは幽霊なんだ」と改めて確認した後、
背筋が寒くなったのを感じた。

12月9日(火)
出勤、事務所に行く。
また事務所に着くなり昨日の同僚が、
今度は新聞を持って血相を変えて話しかけてきた。
「俺らが見たのはこの女に違いない〜!」
そう言うと新聞を見せてくれた。
『箱根山中で若い女の他殺体が見つかる。
女性は鈍器で殴られ出血死。
交際相手の男が事件後連絡が着かない。
車で逃走中の模様。車は○○のシルバーのセダン...
現在指名手配されている』等々。

「この女の幽霊を俺はみたんだ!」
一気に高揚していくのを抑えきれずにいた。
俺は新聞から目を離し、
また同僚と興奮気味に血まみれの女の話をし始めた。
「こえー!俺、幽霊みたの始めてだよ〜」
「あの顔はやっぱり生きてる顔じゃねーよなっ!」
と話しながら、何気なくまた新聞に目をやる。

『死亡推定時刻は12月6日朝8時』って、あれ?

俺が見た血まみれの女、その時はまだ、幽霊じゃなかったんだ....

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299418124

学校から帰って台所で麦茶を飲んでいると、
床下の収納スペースに死んだお母さんが押し込められているのに気がついた。

隣の部屋から父が出てきた。
「由美? お母さんは他に好きな人がいたんだ。
 お前のことも捨てて出て行こうとしていたんだ。
 だからけんかになって、さっき殺してしまった」
父は泣き出した。

私は父を警察に突き出すつもりはない。
このまま2人で暮らしていこうと思った。

着替えのため自分の部屋に行くと、
ビリビリに破かれたメモ帳の切れ端が落ちていた。
「由美は、? 逃げて お父さん  狂っている」

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299418171

この前、心霊スポットに行ってきた〜!
とはいえ、夜中は雰囲気在り過ぎで怖いし、
寂れた感じを明るい時に見れたほうが好きだから〜ということで、
相方と平日の大学サボって昼間に行ってきたんだ。
そこは結構街中にある廃工場なんだけど、
敷地が広いせいで中に入っていくと閑散としてて雰囲気がある。
当然全面封鎖されてるから、塀を登って入ったよ。
有刺鉄線がぐるぐる巻いてあるせいで、手とか滅茶苦茶生傷ついちまった。
こうやって忍びこむのは子供のころの遊びみたいで、なんか楽しい。

出るって噂があるのは、正確には工員寮の方で、
俺たちはそっちに向かう予定だったんだけど、
塀を降りた後に、連れが変な事を言い出した。
「ねぇ、さっきから泣き声聞こえてない?子供の泣き声。
塀登る前からだよ。ずっと聞こえてたんだけど」

この辺は民家も多いから、近くの家で誰か泣いてるんだろうと思ってた。
でも、敷地内に降りたら気づいちゃったよ。
声はこの敷地内から聞こえてる。
ぶっちゃけた話、入ったのを後悔した。
「ちょっと、行こうよ」
いざこう言う場面に直面すると、俺も正常な判断ができない。
もう何をすればいいのかわからなくって、
無言で声の方に近づいていく彼についていった。

泣き声がどんどん近くなる。
今まで幽霊を信じることはなかったけど、
現実に子供の泣き声が聞こえてくるのが、それだけで怖かった。
子供の姿まで見てしまったら、俺はもうだめだと思ったその時、
出会ってしまった。
泣き声も、その主も現実だったんだ。
大声で泣き叫ぶ子供を見て、俺は顔を伏せてうずくまった!
すると、連れが走って男の子に近づいていく。
「お前、何やってるの!男の子が、泣いてるんだよ。
君どうしたの。帰れなくなっちゃったの?」
「うん.... でも.....」
涙声で上半身が裸の男の子が答えた。
なんだ、普通の子供だったのか.....
なんだかドッと疲れた。

男の子は敷地内に入ったのはいいけど、
どうやら出られなくなったらしかった。
背中からお腹にまで殴られたかの様にアザがいっぱいできてて痛々しい。
家もこの工場のすぐ近くだっていうから、
2人で外に出して、家まで連れてってあげた。

家は本当に塀のすぐ外で、ニタニタした父親が出迎えてくれた。
「ありがとう。お茶でも飲んでいかない?」って言われたけど、
妙に馴れ馴れしくてなんだか気持悪いから丁重に断った。
男の子が怯えた感じが少し気になったけど、
「まぁ、巷の心霊現象も、こんなもんだよな」って笑って帰った。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1299418259

クリスマスの夜、サンタクロースは子供たちにプレゼントを配っていました。
とある大きな家で、小さな男の子に見つかってしまいました。
「やあ、サンタだよ。メリークリスマス!」とサンタはプレゼントを渡すと、
男の子はニコニコ笑って「パパなんでしょ?」と言いました。
「私はね、本物のサンタなんだよ!」と男の子の頭を優しく撫でると、
男の子はニコニコ笑って「だってここには煙突がないよ?」と言いました。
「サンタはね、人間じゃないから壁を通り抜けるんだよ!」と
サンタが言い聞かせても、男の子は笑って「パパでしょ?」と信じません。
らちが明かないので、「さよなら、坊や」と手を振りながら、
サンタは壁を通り抜けてその家を出ました。
ふと、サンタはその家の表札を見てひどく後悔しました。

表札には「孤児院」と書かれていたからです。



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プロフィール
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ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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