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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300185011

ある日の夕方。
俺が連れ込んだ女と全裸で横になっていると、
突然窓をバンバン!と叩く音がした。
びっくりして振り返ると、友だちのBくんが興奮しながら窓を叩いていた。

「おーい、Aくーん! 開けて開けて!!」
僕が慌てて窓を開けると同時に、物凄い勢いでBくんが話し出した。
「あ、どうも。あのさ、ついさっきの話なんだけど」
「ちょ、ちょっとBくん、その前にさ....」
「まあ聞けって。俺さ、さっき自転車乗ってたんだよ。河原走ってて」
「ああ、うん」
「暫く走ってて、何かおかしいな〜って思って自転車降りたらさ」
「どうした?」

「自転車のチェーンかけたまんまだったんだよ」

「え?」
「だから、チェーンがかかってて、タイヤが回らなかったの」
「....それでどうやって走れるの?」
「分かんないよ。その時までは走れたんだよ。でもさ、その後はだめだった」
「だめって?」
「チェーンかかってるってことに気付いたら、走れなくなっちゃった」
「そうなんだ」
「無意識だからできたのかなぁ。あ、Aくんさっき何か言いかけてなかった?」
「え、あ、うん。あのさ....」
「?」
「....ここ、5階なんだけど、B君どうやってそこに立ってるの?
 なんて聞いたら気付いちゃうかなって、....ああ、気付いちゃったね」
何事もなかった様に俺は女を抱き寄せた。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300184474

私は霊感が強い女友達と、夜更けの道を歩いていた。
そこは田園地帯の真ん中を通る道で、
周囲は藪が生い茂る、人気のないさびしい所だった。
車が来るような所ではないので、しばらく前も見ずに彼女と会話をしていて、
話が途切れた際にふと私が前を見ると
「....あれ?」
それまで私たちの前方100mほどを3人で歩いていた男の人たちが、
いつの間にか消えていた。
最後に彼らがいるのを見た地点から今まで、ずっと一本道だったのに。

「ちょっとねぇ、今の男の人たちって、もしかして幽霊だったりして?!」
私は友人に怖くなって確認した。
「....違うわ、あの人たちは、間違いなく全員人間だよ」
友人は、青ざめた顔できっぱりといった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300184618

とある田舎のとある峠道に、自動車事故多発地点があった。
そこで事故を起こす車は、決まって同じカーブでハンドルを切り損ね、
道の脇からがけ下に転落、というもの。
いつも現場の道路には、急ハンドルを切ったようなタイヤの跡が付いていた。

また事故が起こった。
しかし、今回はいつもと事故の内容が違っており、轢き逃げだった。
車が少女を跳ねてひき殺してしまった、というものだった。
しばらくして轢き逃げ犯がつかまった。
取調室で犯人はこういった。

「少女が道の脇から、
 突然とても楽しそうな表情で飛び出してきたんです」と。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300182218

物置の掃除をしてる時、
ある段ボール箱を持ち上げたら、中から声がして死ぬほどビビった。
恐る恐る箱を開けてみると、そこには見覚えのあるシルエットが....
ファービー人形だった。
そういえばこんなの流行ったなぁと、
なでなでしたり叩いたりチョップしたりしてみたが、
電池が切れてるのか、その後はもう声を発することも無く、
とりあえず家の中に持って入って放置した。

翌日、電池入れてもう1回喋らせようとしたが、
いくら探しても電池を入れる場所が無い。
よく見ると、ファービー人形じゃなくグレムリン人形だった。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300184810

呪い真書を手に入れた。冒頭にこう書いてある。
『これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、
手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。
あなたはそれでも実行しますか?』
勿論だ。俺には許せない奴がいる。
だからこそ、この呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。

『まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます』
忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ...

『次にどんな呪いをかけたいのか思い浮かべます』
考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。

『最後に目を開けます』



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プロフィール
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ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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