ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
ある日の夕方。
俺が連れ込んだ女と全裸で横になっていると、
突然窓をバンバン!と叩く音がした。
びっくりして振り返ると、友だちのBくんが興奮しながら窓を叩いていた。
「おーい、Aくーん! 開けて開けて!!」
僕が慌てて窓を開けると同時に、物凄い勢いでBくんが話し出した。
「あ、どうも。あのさ、ついさっきの話なんだけど」
「ちょ、ちょっとBくん、その前にさ....」
「まあ聞けって。俺さ、さっき自転車乗ってたんだよ。河原走ってて」
「ああ、うん」
「暫く走ってて、何かおかしいな〜って思って自転車降りたらさ」
「どうした?」
「自転車のチェーンかけたまんまだったんだよ」
「え?」
「だから、チェーンがかかってて、タイヤが回らなかったの」
「....それでどうやって走れるの?」
「分かんないよ。その時までは走れたんだよ。でもさ、その後はだめだった」
「だめって?」
「チェーンかかってるってことに気付いたら、走れなくなっちゃった」
「そうなんだ」
「無意識だからできたのかなぁ。あ、Aくんさっき何か言いかけてなかった?」
「え、あ、うん。あのさ....」
「?」
「....ここ、5階なんだけど、B君どうやってそこに立ってるの?
なんて聞いたら気付いちゃうかなって、....ああ、気付いちゃったね」
何事もなかった様に俺は女を抱き寄せた。
私は霊感が強い女友達と、夜更けの道を歩いていた。
そこは田園地帯の真ん中を通る道で、
周囲は藪が生い茂る、人気のないさびしい所だった。
車が来るような所ではないので、しばらく前も見ずに彼女と会話をしていて、
話が途切れた際にふと私が前を見ると
「....あれ?」
それまで私たちの前方100mほどを3人で歩いていた男の人たちが、
いつの間にか消えていた。
最後に彼らがいるのを見た地点から今まで、ずっと一本道だったのに。
「ちょっとねぇ、今の男の人たちって、もしかして幽霊だったりして?!」
私は友人に怖くなって確認した。
「....違うわ、あの人たちは、間違いなく全員人間だよ」
友人は、青ざめた顔できっぱりといった。
とある田舎のとある峠道に、自動車事故多発地点があった。
そこで事故を起こす車は、決まって同じカーブでハンドルを切り損ね、
道の脇からがけ下に転落、というもの。
いつも現場の道路には、急ハンドルを切ったようなタイヤの跡が付いていた。
また事故が起こった。
しかし、今回はいつもと事故の内容が違っており、轢き逃げだった。
車が少女を跳ねてひき殺してしまった、というものだった。
しばらくして轢き逃げ犯がつかまった。
取調室で犯人はこういった。
「少女が道の脇から、
突然とても楽しそうな表情で飛び出してきたんです」と。
物置の掃除をしてる時、
ある段ボール箱を持ち上げたら、中から声がして死ぬほどビビった。
恐る恐る箱を開けてみると、そこには見覚えのあるシルエットが....
ファービー人形だった。
そういえばこんなの流行ったなぁと、
なでなでしたり叩いたりチョップしたりしてみたが、
電池が切れてるのか、その後はもう声を発することも無く、
とりあえず家の中に持って入って放置した。
翌日、電池入れてもう1回喋らせようとしたが、
いくら探しても電池を入れる場所が無い。
よく見ると、ファービー人形じゃなくグレムリン人形だった。
呪い真書を手に入れた。冒頭にこう書いてある。
『これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、
手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。
あなたはそれでも実行しますか?』
勿論だ。俺には許せない奴がいる。
だからこそ、この呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。
『まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます』
忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ...
『次にどんな呪いをかけたいのか思い浮かべます』
考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。
『最後に目を開けます』
PR
Comment
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
カテゴリー
カウンター
リンク
最古記事
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/21)
(08/25)
(08/25)
(08/27)
ブログ内検索
アーカイブ
アクセス解析
忍者アド
忍者AD-MAX
フリーエリア