ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
昨日の昼過ぎに何気なくテレビをつけると、
幼い頃にみたアニメ「フランダースの犬」が放映されていて、
ちょうど最終回でした。
唯一の肉親である祖父を亡くし、ミルク運搬の仕事は新しい業者に奪われ、
そして風車小屋の火事の放火犯の濡れ衣を着せられた主人公の少年・ネロ。
画家を目指す彼は、みんなに認めてもらいたい一心で、
全ての望みをかけて町の絵画コンクールに出品するも落選。
住んでいた家から出て行く準備のため、厳しい吹雪の中の帰り道。
空腹と絶望で呆然と歩いていると、
パトラッシュがたくさんの金貨が詰まった財布を見つける。
それを風車小屋に届けると、友人のアロアにパトラッシュを託し、
ネロは再び雪夜の闇の中に出て行った。
実はこの袋の中身は風車小屋一家の全財産であった。
財布探しから帰宅した主のバース・コジェツは、
ネロが財布を届けてくれたことを知り、
今まで行った仕打ちの数々を悔やみ、
翌日、ネロの身元を引き受けに行くと決心。
さらに翌日は、コンクールでネロの才能を認めた著名な画家が、
彼を引き取り養育しようと街を訪れた。
.....だが、何もかもが手遅れ。
全てを失ったネロはその足で大聖堂へ向かい、
念願のルーベンスの絵を目の当たり、圧倒。そして感の極みへ。
「ああパトラッシュ、ぼくはもう疲れたよ....」
預けられた筈だが駆けつけたパトラッシュと共に、
息絶えるのでした。
幼い時に見た時は、最期、天使たちに連れられて天空に昇っていく感じが
とってもハッピーだったので、
竹取物語でかぐや姫が月に帰るのと同様に、
単に良かったねっていう印象でしかなかったのですが、
こうして見てみると、
あまりにネロの身の上が不幸過ぎでいたたまれない。
アメリカ版では、ネロとパトラッシュは大聖堂では死なずに、
死んだはずの父が現れてハッピーエンドとなるそうですが、
それはそれでどうかな?という腑に落ちない感があるものの、
子供にみせるアニメの内容としては、ちょっとキツいなーと。
社会は確かに過酷で矛盾が多いけど、意外なこともあったり、
時に公平だったりと、全てが残酷とは、けしてないもの。
このアニメを真に受けた子供は早々に素劣化しそう。
そういう意味では、当時の私の場合、
よく分からなくて良かったと思う。
それにしても、ネロの最期を感じたアロアの叫びが凄まじい!
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プロフィール
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ポテチ/ラダ
年齢:
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男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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