ロサンゼルスである男が、
ロアの露店で "不思議なCD" というものを売っていたので、
それを買ったという。
しかし、家に帰ってCDプレイヤーにそれを入れたところ、
雑音ばかり流れ、一向に何も起こらない。
騙されたと思い、男はCDを取り出そうとしたが、
その時不思議なことが起きた。
なんと、プレイヤーから出て来たトレイの上にあるはずのCDが無く、
振り返ると美しい金髪で肌が浅黒い男の子が立っていて、
こんなことをいったとのこと。
「お前は30代後半で腰を悪くする。やり方を考え直した方が良い」と。
2001年7月。
イギリスのある病院に、
友人の運転する車に同乗して事故に遭った男が運ばれてきた。
大手術の末、一命を取り留めたが両脚を失った彼は、
自分をこんな目に遭わせておきながら
姿を見せもしない友人に激しい怒りを抱き、
「あの男の心臓を止めてしまって下さい」と毎晩神に願った。
ある朝、男は心臓麻痺で死んだ。
ちなみに彼の胸には、その友人の心臓が移植されていたとのこと。
1972年、アメリカ北部の町に住むウエストマン氏は、
「自分の右手は他人のものだ」と周囲に漏らしていた。
あまり冗談を言わない彼は、深く悩んでいたものの、
具体的なことは何も言わなかった。
ある日、彼の家を訪ねた友人は、銃で頭を撃って死んでいる彼を発見した。
警察の調査では、彼は即死だった。
その後「この事件は自殺ではなく、他人である右手がやったものだ」
と主張する者が何人も警察に訪れたものの、全て無視されたとのこと。
イタリアの片田舎に、影を異様に怖がる富豪の男がいた。
彼は決して外出をせず、彼の自宅は床からも壁からも光を放っていた。
とある友人が「何故そこまで影を嫌がるのか?」と聞くと、
彼は「連れていかれたくないんだ」とだけ言ったとのこと。
ある春の嵐の日、富豪の男は雷による停電が起こった後、
行方不明になってしまった。
同時に友人の妻が出産、その息子は5年後に誘拐され、
とある廃屋の地下にて惨たらしい姿で発見されたという。
1976年2月、荒川のある病院に入院していた男がある行為の後、
「右腕がかゆい」と看護士に訴えた。
服を着つつ、看護士は困惑した。
彼は建設現場での事故で右腕を失くしていたからだ。
主治医は "脳の混乱" と考え、彼を納得させるため、
「見ていて下さい」とメスで "右腕がある場所" を刺してみせた。
すると次の瞬間、何もない空間から血が噴き出したとのこと。
ドイツ北部のとある村では、4月3日を "天使の記念日" とし、
小さな祭りを行って祝っているという。
その祭りは1786年の4月3日、
その村に "天使の羽" が降ったことに由来するものだという。
同地の教会に残る記録によれば、
それは仄かに青みを帯びた白い羽毛であり、
正午を告げる鐘の音と共に降り始め、
一帯を雪の様に埋め尽くしたとのこと。
1689年アメリカ・オレゴン州にて、
馬鈴薯農家の男が秘密の関係をもった使用人の青年を殺害。
自分の畑の近くに大きな穴を掘り埋めた。
翌年、男は収穫したジャガイモを自宅で食べると、
なんと中から殺した青年の指の骨が出てきたという。
他の出荷したジャガイモにも青年の様々な部分の骨が混入しており、
男はその後逮捕された。
埋めた場所は畑からある程度離れており、
何故ジャガイモに混入したのかは誰にもわからなかったとのこと。
2001年4月。
イギリスのとある町に、絶対に失敗をしない男がいた。
何かしらの問題が起こるたびに彼は完璧な解決をやってのけ、
周囲の人々は彼に絶対の信頼を置いていたほどだった。
ある日、彼の妻が何故失敗をしないのかと尋ねると、
「僕にとって今日は4回目の今日なんだ」と答えたとのこと。
その後、彼は人々に惜しまれながらも、若くして亡くなってしまった。
ちなみに享年24歳の彼の死因は老衰だった。
信じようと、信じまいと―
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