忍者ブログ
ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
[623]  [622]  [621]  [620]  [619]  [618]  [617]  [616]  [615]  [614]  [613
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337615143

海外ドラマ「The Booth ~欲望を喰う男」についての感想とネタバレ

ダイナーの隅にあるブースに座る謎の男。
人々は自分たちの "欲望" を伝えるため、彼の元にやってくる。
彼に望みを叶えてもらう代わりに、彼と契約し、"課題” を与えられる。
モラルを捨て、想像できない様な行為を実行しなければならない。
課題をこなし、その詳細を報告すること、それが彼にとっての報酬。
決して人々に強制はせず、やるかやらないかはその人次第。
自分の欲望を叶えるためにどこまで出来るのか?

各話30分・全5話のミニシリーズなんですけど、
そんな異色なドラマが、とあるチャンネルにて今日で終わりました。

ちなみに、彼の元に訪れた人は、
末期癌の幼い息子をなんとしても救いたい会社員・ジェームズへの課題は、
代わりに誰かを殺すこと。
可愛くなりたい高校生・ジェニーへの課題は、銀行強盗して10万ドルを手にすること。
ある女をモノにしたいという薄気味悪い男・ウィレムへの課題は、
危険な状態にあるとされる少女を3週間守りきること。
認知症の夫を治したい老婦人・タイラー夫人への課題は、
爆弾を作って人が集まる場所で爆破させること。
父を幸せにするために大金が欲しい女子学生・メロディへの課題は、
引きこもりの男を捜し、外へ連れ出すこと。
神をもっと感じたい修道女・カーメルへの課題は、妊娠すること。
大金が欲しい刑事・アレンへの課題は、人を殺すこと。
そしてこのダイナーのウェイトレス・ドリス。
これを踏まえて、
謎の男と入れ代わりに途中報告をする彼らの会話によって物語が進んでいきます。
(長文なので「つづきはこちら」へどうぞ)


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337615325

第1話 「Start. See What Happens」
ジェームズはある4歳の少女を殺すことを決意し、自らの計画を報告。
アレンはある囚人を故意に逃がし、
殺害したと報告するが、金を得られずキレ気味。
しかし実はまだ殺害できず、ただかくまっていると嘘がバレる。
ジェニーは銀行強盗用の銃を購入する考えを報告。
ウィレムは守らなければならないターゲットをスパイし始めたと報告。
タイラー夫人はインターネットで爆弾の作り方を参考にして、見事作り終える。
しかし、罪のない人々が彼女の行動によって傷つくこと案じている様子。
メロディーは引きこもりの慈善団体に所属したと報告。
カーメルは神の声を再び耳にしようと必死だが、
男性との関係を持つ踏ん切りがなかなか着かない様子。


第2話 「What One Begins, One Must Finish」
ジェームズは殺すターゲットに纏わりつく男の存在を報告。
アレンは課題の囚人を殺すが、本当の欲望でないことに気付く。
カーメルは男を誘うためにあるギャラリーに行ってみるも躊躇する。
メロディーはある引きこもりの中年男の世話をすることに。
タイラー夫人は爆弾をある店のショウウィンドーに設置するも、
自分が始めたことを終わらせることに疑問を持っている様子。
ジェニーは銃を手に入れ興奮気味。
ウィレムは少女に何者かがストーカーしているのを発見し、暴こうと報告。


第3話 「How You Do It Is Up to You」
ジェニーは共犯者を募ってもよいかと尋ねる。
タイラー夫人は一連の出来事に矛盾を覚え、
アレンの本当の動機が明らかになる。
メロディーは引きこもりの中年男・ロンと親しくなるが、
彼の行動を懸念する。
カーメルは自分のついた嘘を認める。
ウィレムは少女に突然車が突っ込んできたのを体当たりで救い、
彼女の家族からヒーローとして歓迎されるのだが、
彼の精神病は悪化していく。
ジェームズはターゲットを車で引き殺そうとするも、
ある男に邪魔されたことを報告。
あまりの罪深い行為故に、このまま取引を続けることに問題を抱える。
入れ代わりに話しては去っていく人たちを相手にする
謎の客に興味を持ったドリス。
彼に誰か話を聞いてくれる人を求めるが、何も答えを得られない。


第4話 「I Have My Reasons」
カーメルはギャラリーで会った画家にモデルを頼まれ、密会。
そして彼と好い仲になったと報告。
ウィレムは少女の守りを完全にするべく誘拐し、監禁したことを報告。
ジェームズはターゲットを誘拐した犯人を追跡する。
ジェニーの共犯者となったリチャードは最初の取引を交わし、
彼女は彼を手伝おうとする。
アレンは今まで自分が犯してしまったこと全てを後悔し、
どうすれば物事を正すことが出来るかを考えていた。
タイラー夫人は自分の望むものを手に入れ、ドリスは秘密を打ち明ける。
メロディーは危険な情報を暴露し、警察へと向かう。


第5話 「Our Deal Here Is Done」
リチャードは新しい取引を交わし、その課題は、
溝ができた父へ「愛してる」と電話で言うこと。
それによって、自分の望むものを手に入れる。
アレンは探していた息子から電話が来たことで、息子の安全を懸念し、
自らの悪行を認め、警察に出頭する。
ウィレムは自分と少女に付きまとう男を突き止めたと報告。
ジェームズは突然家にやってきた誘拐犯を妻と子供を護るために射殺する。
すると....

カーメルが嬉しいニュースを伝えると、ドリスは謎めいた事実を知る。
ロンを無理矢理外に出したことで殺されたメロディー。
そのことで彼の部屋を警察が踏み込むことで連続猟奇殺人犯であることが判明。
最後、大金を手にした彼女の父・ジェラルドは、
ある要求をするべく男の元に現れる。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337615296

結局、謎の男は謎のままで終わってしまいましたが、
彼は契約者とはあくまで対等に、アドバイスや煽る様な言動は一切なく、
淡々と契約者たちの進行を分厚い手帳にメモしながら聞いているだけで、
傍観者に徹してる感じが不気味ながらも面白いところであります。
そして、彼と契約した人々は別々の課題を与えられているはずなのに、
話が進むに連れて彼が誘導している様に関係が繋がっていく様が見事で、
最後はそれぞれが欲望を満たしている様な、いない様な....
何ともいえない結果がなんとなく教訓めいた感じがしました。
欲望にはそれなりに "リスク" があると。

個人的に彼が食べたり飲んだりしていたコーヒーや
アップルパイとかパンケーキがとても美味しそうで、
一緒に食べたいな〜とか思ったりしましたが、
彼の席ではやっぱり止めておきます。
己の欲望を餌に彼に喰われるのはちょっと怖いですからね。



PR
Comment
name 
title 
color 
mail 
URL
comment 
pass    Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
コメントの修正にはpasswordが必要です。任意の英数字を入力して下さい。


プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
ブログ内検索
アクセス解析
忍者アド
忍者AD-MAX
フリーエリア
Template by Crow's nest 忍者ブログ [PR]