ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
ある日、ジョンが父親に質問をした。
「ねぇ、父さん。ひとつ聞いてもいい?」
「なんだい」
「国の仕組みってどうなってるの?」
「いい質問だ。よし。うちの家族を例にとってみよう。
俺はお金を稼ぐから "経営者" で、母さんは家計を管理してるから "政府" だ。
そして、俺と母さんに面倒を見てもらっているお前と兄さんは "国民" だな。
うちで働いているメイドのミニーは "労働者" だ。
お前の妹の赤ちゃんは.....そう、"未来" だね。まぁ、国の仕組みってこんな感じだよ」
父親が言うと「うーん。よく分からないや。今夜、よく考えてみるよ」と、
ジョンは自分の部屋に戻っていった。
その夜、赤ん坊がおもらしをして、ひどく泣いていた。
ジョンは両親に知らせようと寝室に行ったが、 母親が熟睡していただけだった。
そこで、メイドの部屋に行ってみると、
ドアの隙間から、父親とメイドのミニーがベッドの上でSEXに夢中になっているのを見た。
「父さんっ!」と何度も声をかけたが、全く気づいてもらえない。
仕方なく、ジョンは自分の部屋に戻って寝てしまった。
明くる朝、ジョンは得意げに「やっと国の仕組みって分かったんだ」と、父親に言った。
「ほう。えらいな。どれ、説明してごらん」
「ええとね。"経営者" が "労働者" をやっつけている間、"政府" は眠りこけているんだ。
そして、"国民" の声は完全に無視されて、"未来" はウンコまみれなんだよ」
ある日、ジョンが母親に質問をした。
「ねぇ、母さん。ひとつ聞いてもいい?」
「なにかしら」
「セックスって何?」
母親は困惑したが、落ち着いて答えた。
「それはね、男の人と女の人が仲直りする "おまじない" よ」
その夜、ジョンの両親がケンカをした。
ジョンは両親の怒鳴り合う声で目を覚まし、居間へ駆け下りると必死に叫んだ。
「ケンカやめてセックスしなよ、セックスセックス!」
父親はそろそろ下の息子にも生命の神秘を教えてやる時期が来た、と考えた。
しかし、彼はこういった微妙な問題について語るのはどうにも苦手だったので、
上の息子を呼び、こう言った。
「おいブライアン。お前はハチやムクドリがどうやって子孫を残すか知ってるな?」
「ああ、知ってるよ、父さん」
「それを弟のジョンに教えてやってくれないか?」
「わかった」
その夜、兄は弟にこう言った。
「ふー、おいジョン。
お前は父さんと母さんが毎晩ベッドの中でやってることを知ってるな?」
「うん、知ってるよ兄ちゃん。今俺たちだって....」
「バカ、それとこれはまた別だ。第一、お前は実際、孕んでないだろ?」
「ふーん。そうなんだ」
「っつうことでだな、ハチやムクドリもあれと同じことをするんだ、わかったか?」
とある小学校の教室にて放課後、ジョンが親友のリチャードと何やら話をしている。
「ねぇ、リチャード! 子供ってどうやったら作れるの?」
「たぶんチューってやったらできるんじゃないかな?」
「えっ、マジで!?」
ジョン君は直ぐさま家路へと走り去った。
家では兄のブライアンが出迎えた。
「お帰り! 待ってたぞ....って、おいジョン! どうしたんだよ、浮かない顔して」
「ただいま兄ちゃん。うん....実は....」
「これから兄ちゃんとはお尻だけでやんないといけないんだ.....
この年での中絶はかなりキツいと思うからさ、気が滅入っちゃって.....」
高校生になったジョンとリチャード。
2人がコンビニでバイト中のところにピストルを持った強盗がやってきた。
「おい!さっさと有り金を全部出しやがれ!」
ピストルを押し付ける強盗に恐怖のあまりヘナヘナと腰砕けるリチャード。
一方、ジョンは身動き1つせず、静かにボソッと呟いた。
「.....そいつはニセモノだ」
ピストルのことがバレた強盗は慌てて店を出て行き、
結局、何も取られずに済んだのだった。
事件を知った店長が急いで店に駆けつけ、ジョンを褒め称えた。
「凄いじゃないかジョン!ピストルを見分けることができたのも凄いが、
何よりもずっと落ち着いた態度でいられたことが感心だ。
いや〜、君がうちの店員で本当によかったよ!」
「ありがとうございます、店長」
「ところで、本当のところやっぱり君も怖かったんじゃなかったのかね?
何せモデルガンとはいえ強盗に入られた訳だし」
「いえ、何も怖くありませんでした」
「本当に?」
「ええ、本当です」
ジョンは言い切った。
仕事が終わってリチャードの部屋でくつろぐジョンとリチャードの2人。
「ジョン、確かにお前は大した奴だが、
あの時はカッコつけずにホントのこと言ってたら良かったんじゃねえか?」
「何の話だよ」
「さっきの店長の質問さ。
『ホントは怖くて怖くて小便ちびりそうでしたよ。
もうこの店で働いていく自信もなくなりました』ってなことを言ってりゃあさ、
ひょっとしたら同情されて、見舞手当ぐらいポンと出してくれたかもしれないぜ」
「まさか。だって実際怖くなかったし。
それにホントのことなんて口が裂けても言えねえよ」
「何でだよ?」
「じゃあリチャード、居眠りしててジャスティン・ビーバーの歌を口ずさみながら
強盗の男に似たゴッツいのをモノにしてる夢を見ていました〜なんて言えるか?」
サウナが大好きな体育会系男子3人組のジョン、リチャード、アンソニー。
ジョンとリチャードがアンソニーをミストサウナに誘うと、
アンソニーは板の上に横になり、すぐさま抱き枕の丸太を抱いて寝はじめた。
しかもアンソニーは「アッ、アッ」と寝言で喘いでいる。
ジョンはリチャードに向けてこう囁いた。
「あいつ、ノン気だから、きっと女を抱く夢を見ているんだろうな」
くすくす笑う2人に寝言の続きが聞こえてきた。
「アッ、アッ、イっちゃうよー! リチャード!!」
顔を青ざめたジョンが呟いた。
「俺とのことはお遊びだったんだな....」
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プロフィール
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ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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