ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
とある飛行場のとある旅客機。乗客はほぼ満員だ。
離陸前のスチュワーデスのアナウンス。
「紳士淑女の皆様方、本日は当航空会社の旅客機にようこそ。
お客様にお伝えしておくことがあります。
本機は機長、操縦士とも盲人でございます」
ざわざわと顔を見合す乗客たち。
「でもご安心ください。今までにこのコンビで事故の起きたことはありません。
ごゆっくり、空の旅をお楽しみください。それでは離陸に入ります」
「心配だな、ほんとに大丈夫なのか」と乗客の1人。
不安そうな乗客たちを尻目に、旅客機は離陸動作に入る。
客室正面のモニターには、この機の正面の風景が映し出されている。
機はどんどん加速しはじめ、前に進んでいくのだが、なかなか離陸しない。
そのままどんどん進んでいく旅客機。
一向に離陸の気配がない。
モニターに映った正面の風景では、次第に滑走路の向こうの海が近づいてくる。
乗客たちの声が上がり始める。
「おい、離陸しないと海に落ちるぞ!」 と誰かが大声で叫んだ。
だが、機はそのまま直進する。
別の乗客が、「おい、このままだと全員死んじまうぞ!」と叫んだ。
女性客の悲鳴が上がる。
だが、まだ離陸しない。
とうとうモニターでは滑走路が終わり、海が目の前に。
「うわ〜」「きゃ〜」と乗客全員が悲鳴をあげた。
その瞬間、旅客機は離陸し、海には落ちずに上昇を開始した。
乗客全員、息を吐いて椅子にへたり込む。
その頃、操縦室にて。
「ねえ、機長、私は正直、心配なんですよ」と盲人の操縦士。
「なんのことだね」と盲人の機長。
「いずれ、いつの日かですね。
乗客の悲鳴が上がるタイミングが遅れて離陸に失敗して、
我々2人とも死んじゃうんじゃないかと」
この飛行機に乗っていた教授が、隣の席に座る大学生の助手に提案をした。
「退屈しのぎにゲームをしないか?
交代で質問を出し合って、答えられなければ相手に罰金を払う。
君の罰金は5ドル。私の罰金は...そうだな、ハンデとして50ドルでどうかね」
「受けてたちましょう。それでは先生からどうぞ」
「地球から太陽までの距離は分かるかね?」
助手は黙って5ドル払った。
「勉強が足りん。約1億5,000万kmだ。『1天文単位』でも正解にしたがね。君の番だ」
「それでは先生、丘に上がる時は3本脚で、降りる時は4本脚のものをご存じですか?」
教授は必死に考えたが解らず、
とうとう目的地に着いてしまったので、50ドル払って尋ねた。
「降参だ!解答を教えてくれたまえ」
助手は黙って5ドル払った。
フライト中の飛行機内にて、スチュワーデスのアナウンス。
「お客様に申し上げます。
2つあるエンジンの1つが壊れましたので、到着が2時間ほど遅れる模様です」
ざわざわと顔を見合す乗客たち。
しばらくしてから再び、スチュワーデスのアナウンス。
「お客様に申し上げます。もう1つのエンジンも壊れました」
1人の乗客曰く、
「じゃあ、到着は4時間遅れるんだな?」
信仰心の厚い神父がいつものように祈りを捧げていると、目の前に神様が現れた。
すると彼の脳内に直接神様の声が語り掛けてきた。
お前はりっぱな人物だ。私からお前に贈り物をあげよう。
3つのうち、1つだけ好きなものを選びなさい。
1つ目は知恵。人類で最高の知恵をお前に与えよう。
2つ目はお金。一生遊んで暮らせるほどのお金をお前に与えよう。
3つ目は若さ。永遠に年を取らない若さをお前に与えよう。
神父は悩みに悩んで言った。
「それでは、1つ目の知恵を下さい。これで人々を幸せにしたい」
「OK〜」と、神様は言うと、神父を眩しい光が包み込んだ。
やがて光は薄れ、神様は消えた。
周りの神父たちが驚き、その神父の第一声を聞くために集まると、
神父はうなだれて言った。
「お金にすれば良かった」
男はライフル銃にとりつける新しい望遠鏡を買うことにした。
彼は銃器店へいき、店員に望遠鏡を求めた。
店員は望遠鏡を取り出すと、男にいった。
「これは絶品ですよ。あの丘のずっと上の方にある私の家だって見れちゃいますよ」
男は望遠鏡を覗き、そして笑いだした。
「なにが可笑しいんですか?」店員はたずねた。
「スッポンポンの男女があなたの家の中を走りまわってますよ」と、男は答えた。
店員は男から望遠鏡をひったくり、自分の家をみた。
それから暫くして、2つの銃弾を男に手渡してから、こういった。
「ここに弾が2つあります。
これで、妻の頭と野郎の下半身を撃ってくれたら、この望遠鏡を無料で差し上げます」
男はもう一度、望遠鏡を覗いてから、こういった。
「ねえ、見てください。一発で仕留められる状況ですよ」
酔っ払った男が日本人の経営する骨董品店に入った。
「親父、いるかい?」
「これはこれは、いらっしゃい。なんか用かい?」
「日本の刀をくれないかい?」
店主は奥から日本刀を持って男に見せた。
「これでどうだい? しかし何に使うんだ? こんなもの」
男は酔っていたので、つい口を滑らせた。
「いやね、今日カミさんに浮気がバレちまってね。
離婚だ離婚だって言い出すんだ。
俺だってあいつには嫌気が差してて、離婚したいのもやまやまなんだが、
あいつの親父の遺産を頼りに借金抱えちまっててよ。
離婚したら俺のこの先は真っ暗だぜ。
だけど幸い、保険には入ってる。
だから今夜、この刀で....」
そこまで言って男は言い過ぎたと気づき、計画を断念しようと思った。
「....ハハハ、なんちゃってなっ!」
しかし店主からは意外な言葉が返ってきた。
「おめぇさんも苦労してるんだな....
よし、俺も協力するぜ。だから遠慮するこたぁねぇよ。
男が一度決めたことをやらねぇんじゃいけねぇや、なっ!」
男は驚いたが、これは好都合だと思った。
このお人好し店主は、日本で剣道をやっていたとどこかで聞いた憶えがあるし、
捕まってもこいつにそそのかされたと言えば罪は軽くなると思ったからだ。
「おお、ありがてぇ。
そうだな、やっぱり男が一度言ったことを引っ込めちゃいけねぇよな。
決めたぜ、あんたが手伝ってくれるなら俺はやるぜ!」
「おう、その意気だ!安心してくれ、俺が介錯してあげるから、なっ!」
客の男が果物屋の店先で主人と話し込んでいた。
そこに通りかかったのが、薄汚いボロを来た小さな男の子。
主人曰く、「おや?あそこを歩いているガキは、とんでもない間抜けでしてね」
果物屋はクックッと笑った。
「話の種にちょっと実験してみるから、見ててくださいな。おーい!トミー」
果物屋は大声を張り上げた。
「こっちだ。こっちに来い!」
トミーは、ぼんやりした顔つきでキョロキョロすると、
やっと果物屋に気づいた様子で、ノコノコと近づいてきた。
「な....なんですか。ウ....ウィリアムさん」
とトミーは聞くと果物屋は、釣り銭の中から汚い25セント貨と、
キラキラ光る10セント貨を選ぶと、地面にポンと投げた。
主人曰く、「おい、トミー。お前の好きな方をやるぞ」
トミーはしゃがみこんで、じっと2枚の貨幣を見比べていたが、
手に取ったのは、キラキラ光る10セント貨の方だった。
1時間後。
客の男は、通りでトミーを呼び止めて、
25セント貨を選ぶべきだったんじゃないかとアドバイスした。
トミーは、男の目をまっすぐに見つめると小さく微笑んだ。
「だって、おじさん。もし25セント貨を選んだら、それでもうおしまいでしょう?」
成人して町に戻ったトミーがゴージャスな美女を伴って高級宝石店に現れた。
トミーはショーケースの中のネックレスを指さして店員に尋ねた。
「このネックレスは幾らだい?」
「はい、この商品はダイヤモンドをふんだんに使っておりますので、
お値段は8万ドルになります」
値段を聞いて驚く美女を尻目に、男は言った。
「じゃあ、そいつをもらおうか。代金はこの小切手で頼む」
トミーが額面8万ドルを書き込んだ小切手を手渡すと、
店員はうやうやしく受け取りながら言った。
「ありがとうございます。ただ、大変申し上げにくいのですが、
本日は土曜日でございまして....」
「わかってる。商品は月曜日にだろ?
君が銀行で小切手を現金に替えてからでかまわないよ」
そう言い残すと、トミーは美女と共に店から出て行った。
週が明けて、トミーが昼頃に再び宝石店を訪れると、
店員は怒りに満ちた声で言った。
「おい、あんた!銀行へ行ったが、あんたの口座には1ドルも入ってなかったぞ!
この嘘つきめ!今さら何しに現れたんだ〜!」
すると、トミーはニヤリと笑っていった。
「最高の週末を過ごせたお礼を言いにさ」
ある日突然、人々の脳内に直接何者かの声が語り掛けてきた。
「おめでとうございます!第1655回宝くじに地球が当選しました〜
よって地球の方々へのプレゼントとして、1つだけ願いを叶えてあげましょう〜
10日後の10時丁度にその願いを頭の中で念じてください。
最も多かった願いをかなえようと思います〜」
人々は集まり、願い事を何にするかを議論した。
ある者は「この世界から戦争を無くそう」と言い、
ある者は「いや、病気を根絶すべきだ」と言った。
議論は白熱し、あっという間に運命の日となった。
皆がわくわくどきどきしながら願い事が何になったのかを待ちわびた。
すると脳内に再び声がした。
「圧倒的多数で願い事は決まりました〜」
人々は驚いた。
「なんだろう、やっぱり平和かな」
すると脳内の声はこう言った。
「人間以外の生物の多数の意見により人類の滅亡です〜」
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ある医者が道に落ちている1万円札を見つけたが、
後ろから人が歩いてくるのに気づいて、拾おうかどうしようか迷っていると
後ろから歩いてきた寺の坊主がすかさず拾った。
医者「あっ、それは私が先に見つけたのに....」
坊主「医者が見捨てたものは坊主のものと決まっておる。これ常識」
ある日、男が家に電話をかけると、彼の妻ではなく知らない女が電話を取った。
不審に思った男は彼女にたずねた。
「誰だね君は?」
「私はこの家で働いているメイドです」
「うちではメイドは雇ってはいないはずだが?」
「ええ、でも私は今日奥様に雇われたばかりなので、ご主人にはお会いしていません」
夫はまたかと思い、苛立ちを隠さず言った。
「妻に替わってもらえるかね?」
「奥様は今寝室で休んでおいでです。
一緒にいる男性がご主人だと私は思っていたのですが」
それを聞いた男は何かを考え込むように黙り込み、
そして思いきったように言った。
「君は5万ドルほど稼いでみる気はないかね?」
「.....どうすればいいんですか?」
男は静かに言った。
「電話台の下の引き出しに拳銃があって、弾は既にこめられている。
君がやるのは2階へ行って2人を撃ち殺すことだ。できるかね?」
「....分かりました。やりましょう」
受話器が置かれる音がしてから階段を上っていく足音が聞こえた。
その後に2発の銃声が聞こえた。
また階段を降りる足音がした。
メイドが電話に戻った。
「もしもし」
男はほくそえんで訊いた。
「やってくれたかね」
「ええ、死体はどう処分しましょう?」
「そうだな、プールにでも放り投げておいてくれ」
「プール?家にはプールはありませんが....」
「.....」
2人の間で長い沈黙が続いた。
そして最後に男は訊いた。
「ええと、お宅の番号は何番ですか?」
昔からの親友のトムに誘われて、今日は山に登って星を見ることにしたジョン。
ジョン「俺、昔は人が死ぬと星になるって思っていたんだ」
トム「さてと、じゃあ、今すぐその星を1つ増やしてあげようか?」
テントで就寝中、熊に襲われたジョンとトム。
逃げながらもトムが突然リュックを開き、スニーカーを取り出した。
ジョン「おい!お前、正気か?そんなもん履いたって逃げ切れるわけがないだろ!」
トム「ああ、でもお前よりは速く走れるだろう」
ジョンは、とても陽気な男だった。
しかし、時としてそれは、彼の友人を苛立たせる原因にもなった。
超楽天主義の彼の口癖は、いつもこうだ。
「でも、その程度で済んで良かったじゃないか!」
彼の友人達は、その楽天主義を何とか直そうとしたが、
どんな絶望的なシチュエーションを持ってしても、
結局、彼の口癖をくつがえす事を出来ないでいた。
そんなある日、ジョンは友人たちとゴルフコースに出かけた。
その中の1人が、彼に絶望的なニュースを話し掛けた。
「おい、聞いたかい? トムのヤツ、昨日の晩、仕事から帰ったら....
奥さんと知らない男が、ベッドの中にいるのを見て逆上して、
2人を銃で撃った後、自分もその銃で自殺したらしいぜ」
ジョンは、思わず両手で顔を覆って言った。
「オーマイゴッド、それは有り得ない〜!
でも、その程度で済んで良かったじゃないか!」
「何、何だって、ジョン!!」
「まだこれ以上、悪い状況があるってのか!」
驚いている友人を尻目に、ジョンはニヤリと笑って返答した。
「...いやね」
「もし、それが一昨日の晩だったとしたら....死んでるのは、オレ、なんだもん」
日曜日の礼拝の後、オグラディ神父がいつものように人々を見送っていると、
マリー・クランシーが泣きながらやってきた。
「どうしたんだね」神父が尋ねた。
「ああ、神父様、それは酷いことが起こったんです」
「何が起こったんだね、マリー?」
「神父様。夫のジョンが、夕べに亡くなったんです」
「おおマリー、それは大変なことだ。それで、ジョンは最期に何か願いを言ったかね?」
「え、ええ....」
「ジョンは何と言ったのだね、マリー?」
「夫はこう言ったんです」と、マリーが答えた。
「頼む、マリー、その銃をおろしてくれ....」
古美術商の男が喫茶店で休憩をとっていると、
その店の猫が餌を食べているのに気付いた。
驚いた事に、猫の餌が入っている食器は大変な値打ち物。
30万ドルは下らない代物だろう。
「ここの店主は物の価値を知らないんだな」
と思った古美術商はこの食器を安く買おうと策を練り、
「その猫を3千ドルで売ってくれ」と頼みこんだ。
すると渋々、店主は了解した。
「ついでにこの食器も頂くよ、猫は慣れた食器でしか餌を食べないからね」
と言うと、店主曰く、
「それは無理です。この食器は30万ドルはする値打ち物ですから」
古美術商は内心悔しがりながら、
「そうだったのか、でもなんでそんな品を猫の餌入れに?」と聞くと、
店主はこう答えた。
「これで餌をやっていると、時々猫が3千ドルで売れるんですよ」
弁護士のジョンには、融通の利かない秘書がいた。
秘書「先生、お客様がお見えになっています」
弁護士「今忙しいんだ。追い返せ」
秘書「でも、『すごく重要な用件だ』と仰られていました」
弁護士「いいか、お前にいいことを教えてやろう。
もし客が『すごく重要な用件だ』と言ったらこう言うんだ。
『でも、皆さんそう仰られるんですよ』と」
秘書「なるほど、了解しました」
その後しばらくして、中年の女性が慌てて事務所にやってきた。
妻「ちょっとあなた、ジョンに会わせてちょうだい!今すぐ!」
秘書「今、先生はお忙しいのでお会いできません」
妻「すごく重要な用件なのよ!それに、私はあの人の妻なの!」
秘書「でも、皆さんそう仰られるんですよ」
仕事はできるが非常に横柄なとあるビジネスマンが、
自分のインタビュー記事の載った新聞を投げつけるように
秘書に渡しながら命令した。
「おい、この新聞から俺の記事を切り抜いて、額に入れて飾っておけ」
1時間後、オフィスを訪れた客が飾られている額を見て、秘書に尋ねた。
「なぜこの額には、穴の空いた新聞が飾ってあるんですか?」
秘書「部長、私考えたのですけど....」
部長「おい、俺はお前に考えてもらうために雇ってるんじゃない!
お前は、俺の言うことをタイプすりゃいいんだ」
翌日、取引先に届いた手紙の内容。
「拝啓、スミス様。スミスは最後に "e" がつくからな、あの馬鹿はそれが高貴だと思ってやがんだ。えーとこの度お問い合わせの商品の価格ですが、ジョーンズ!早く来い!アレの卸値はいくらだ?80ドルか、そうか、じゃあ120ドルにしよう。40ドルはあの馬鹿の "e" の分だ。当社も利益を度外視した結果、単価120ドルでお渡しできることとなりました。ご連絡頂しだい100個発送致します。たらふく食わせた挙句、女まで抱かせたのに、こんなセコイ注文しかよこさないんだからな、ケチな田舎もんだよほんと。これからも末永くお取引頂けますよう、後はなんとかかんとか適当な文句を並べておけ」
犬曰く、
「この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる!」
「この家の人たちは神に違いない!」
猫曰く、
「この家の人たちは、餌をくれるし、愛してくれるし、
気持ちのいい暖かいすみかを提供してくれるし、
可愛がってくれるし、よく世話をしてくれる」
「自分は神に違いない!」
「軍曹!我々は、例え、自分の家族が死に瀕していてもっ!
どんなに、勝ち目がない戦いであったとしてもっ!
自らの命を捨てて、敵を倒さねばならぬっ!
なぜだかわかるか!」
「お答えいたします、連隊長っ!
その件に関しては、私も常々疑問に思っておりましたっ!」
恰幅の良いご婦人がアヒルを連れて酒場に入ってきた。
「おい、ダメじゃないか、こんな所にブタなんか連れてきたら」
「何よ、この酔っ払い。どうしてこれがブタに見えるのさ」
「今、俺はアヒルに話しかけたんだ」
「あのう、すんません。表につないである犬の飼い主はあなたですか?」
「そうですけど、何か?」
「はい、ちょっと私の犬が、あなたの犬を殺してしまいましたので...」
「何ですって!あのライオンのように強く牛のように大きなボクサー犬をですかっ?
あんたの犬はいったいどんな犬なんだ!?」
「チワワです」
「チ、チワワ?いったい全体、どうやって殺したんだ!?」
「あなたの犬が、私の犬を喉に詰まらせたんです」
医者と大工と政治家が議論している。
医者曰く、
「神はアダムのあばら骨からイヴをつくった。
外科手術を施す医者こそ、世界最古の職業だ」
大工曰く、
「いや、神はカオス(混沌)からこの世界を建設した。
だから大工が世界最古の職業さ」
政治家曰く、
「そのカオス(混沌)を作り出すものは誰かね?」
とある日に、NYに住む消防士のビリーが幼い娘2人に
「もしパパが、この世からいなくなったらどうする?」
と、ちょっと意地悪な質問をしてみました。
すると娘2人は、口々に
「エーッ、ダメだよー」
「パパ、まだ死んじゃヤダーッ」
などと言いながら、泣きそうな顔で私に抱きついてきました。
やっぱり子供というのは可愛いものです。
妻はそれを見て、ニッコリ笑っていました。
日常のこんな些細なやりとりに、私は幸せを感じます。
ちっぽけな人生の中で見つけた、大きな輝き。
私にとって、家族は宝物でした。
NY都会暮らしに疲れたビリーは、カナダの大自然の中に山小屋を建てて移り住んだ。
2週間ほど過ぎた頃、不意に髭面の巨漢の男が訪ねてきた。
「やあ、あんた新入りさんだね?」
「あんたは?」
「俺はジョージってんだ。2キロほど向こうの山小屋に住んでる」
「じゃあ、お隣さんってことだな、よろしく!」
ビリーは隣人を歓迎し、バーボンを振る舞った。
すっかりビリーと意気投合したジョージは、赤ら顔で言った。
「あんたは好い奴だから、今週末のパーティに招待するよ」
「パーティ?」
そろそろ人恋しくなってきていたビリーは声を上擦らせて訊いた。
「パーティって、どんなことするんだい?」
「そうさな、たらふく食って、たらふく呑んで、踊りまくってよ、
夜は一晩中、SEXし放題ってところだな」
「SEXし放題っ!?」
ビリーは素っ頓狂な声を上げた。
「でも、そんなパーティに新参者の俺なんかが行ってもいいのかい?」
「なぁに、気にするこたぁねぇさ」
ジョージはバーボンを飲み干して腕をまわしながら言葉を続けた。
「参加者は俺とあんたの2人だからよ」
「....それなら、今からってのはどうだい?」
姉「あら。私たちの後を35分間つけてきている男がいるわね。なにかしら」
妹「論理的に考えて、私たちをレイプする気でしょうね」
姉「嫌だわ。この速度差だと13分程で追いつかれるじゃない」
妹「論理的にはもっと速く歩くべきでしょうね」
姉「あら。あまり効果が無いようね」
妹「そうでしょうね。論理的に明らかだけど相手も速く歩きはじめたみたいだし」
姉「困ったわ。この速度差だと追いつかれるのに1分もかからないわ」
妹「論理的には二手に分れるべきでしょうね。お姉様はあっち。私はこっち」
姉妹は二手に分れ、男は妹のほうを追いかけた。
姉は無事家に辿り着いたが、妹はいなかった。
しばらくして妹が帰って来た。
姉「あなた大丈夫? 何が起きたの」
妹「お姉様を追わなかったことから論理的に明らかだけど、男は私を追いかけてきたの」
姉「それで?」
妹「全力で走ったけど、相手の方が足が速くて。男に追いつかれたわ」
姉「大変。どうしたの」
妹「私は論理的に考えて、スカートをたぐりあげたわ」
姉「あら。男はどうしたの」
妹「男も彼の論理で自分のパンツを下ろしたわ」
姉「まあ。それからどうなったの?」
妹「論理的に明らかじゃなくって?お姉様。
パンツを下ろした男よりスカートを上げた女の方が速く走れるのよ」
「パパ、裏切り者ってどういうこと?」と、子供が父親に尋ねると、
パパ曰く、「裏切り者ってのは、こっちの党からあっちの党に鞍がえする奴のことさ」
「ふーん。じゃ、あっちの党からこっちの党にやってきた人はどうなの?」
パパ曰く、「それは改心者っていうのさ」
ある主婦が浮気をしていた。
浮気相手がやって来る時は、9歳の息子をいつでもクローゼットの中に入れていた。
ところがある日のこと、家の方に車が入ってくる音がしたので、
浮気相手もクローゼットに入れてしまった。
クローゼットの中で少年が話しかける。
少年「この中って暗いね?」
浮気相手「そうだな」
少年「野球のボール買いたいと思ってるでしょ?」
浮気相手「いや、要らないよ」
少年「そんなことはないよ、絶対にボールが欲しいはずだよ」
そう言って、この少年は引き下がらない。
浮気相手「わかったよ、いくらだ?」と、男は自分の立場を考えて折れる。
少年「25ドルだよ」
浮気相手「25ドル?!!?」
信じられないという風にこの言葉を繰り返すが、
隠れていることをバラされないためにはしょうがないと諦めて支払った。
次の週、その男がまた家に来ていた。
すると車の音がしたので、浮気相手はまたクローゼットに入ることになった。
クローゼットの中で少年が話しかける。
少年「この中って暗いね?」
浮気相手「そうだな」
少年「野球のグローブ欲しいでしょ?」
自分の不利な立場がわかっている浮気相手が答える。
「ああ、いくらだ?」
「50ドル」と、少年は答え、取引が成立した。
次の週、父親がこの少年に言う。
父親「おい、ボールとグローブを持っておいで。キャッチボールしよう」
少年「できないよ。だってボールもグローブも売っちゃったもん」
父親「いくらで売ったんだ?」
少年「75ドルだよ」
父親「なっ、75ドル?!!? それじゃ、ボッタクリで泥棒だぞ。
今から教会に連れて行くから、自分の罪を懺悔して許しを請わなきゃダメだ」
こう言いながら、息子を教会に引っ張っていった。
教会に着くと、少年は懺悔室に向かう。
中に入ってカーテンを閉め、椅子に座ると話し始めた。
少年「この中って暗いね?」
すると、神父が答えた。
「今ここでそのたわ言を始めるんじゃないぞ」
ある紳士風の男が銀行にやってきて言った。
紳士「100ドルほど貸して欲しいんだが」
行員「100ドル、でございますか?
少額のご融資ですが、初めてのお客様でございますし、
何か担保をお預かりすることになりますが、よろしゅうございますか?」
紳士「そうだな、僕のロールスロイスなんてどうだろう?」
行員「ロールスロイス!でございますか?」
紳士「ああ、いま駐車場に停めてあるから一緒に見に行こう」
行員が半信半疑のまま紳士に同行すると、
駐車場には最新型のロールスロイスが停めてあった。
行員は驚いて紳士に言った。
「あの...お客様、このお車でしたら30万ドルはご融資可能ですが」
「いや、100ドルでいいんだ」
紳士はそういうと、手続きを済ませ、
車のキーと交換に100ドルを受け取って銀行を出て行った。
行員はロールスロイスを重役専用のガレージへ移動させ、
厳重な監視の下に保管した。
6週間後、紳士が再び銀行を訪れた。
紳士は100ドルと利息3ドルを支払い、キーを受け取ると、
帰り際に微笑んで言った。
「ニューカレドニアは最高だったよ」
その初老の男は、巨大な高層ビルの壁にもたれて、煙草を吸っていた。
すると通りがかりの禁煙活動家が声を掛けた。
「失礼ですが、あなたは煙草を吸うことに対して、
他人に迷惑をかけているという自覚はありますか?」
「いいや。ここなら誰にも迷惑をかけてない」
「それでは、このビルや敷地の持ち主に対してはどうですか?」
「いいや。第一、ここに灰皿が置いてあるだろう」
「あなたは1日何箱の煙草を吸うのですか?」
「だいたい4箱だな」
「それでは、それを何年続けていますか?」
「まぁ、30年だな」
「そうなると、4万箱以上ですね」
禁煙家はニヤリと笑い、
「もし、あなたが煙草を吸っていなければ、
このビルは無理としても、小さな小さなビルの頭金くらいにはなったかもしれませんね」
「ふーむ」と、男はまた煙をプカリ〜と出した。
「ところで君は煙草を吸わないのかね?」
「まさか!」
禁煙家は胸をはって答えた。
「生まれてこの方、吸ったことはありません!」
「ビルは持っているのかね?」
「まあ....ビルまではなかなか」
「ふうん」と、男は煙草を消すと、ビルの入り口に向かって歩き出しながら言った。
「私はこのビルの持ち主なんだ」
ある青年が川の堤防のフェンスにもたれかかって友達を待っていた。
なかなか来ない友達に連絡を取ろうと携帯を開いた時、青年は気づいた。
自分の右手の小指に赤い糸が結びついていたことに。
いつの間にこんなのついていたんだろうか。
誰かに結ばれた覚えもないし、自分でつけたわけでもない。
一体、何なのだろうか。この糸は。
青年は携帯をしまうと、もう一度、その結ばれた赤い糸を見てみた。
何の変哲もないただの赤い糸だ。と、よく見ると、
糸が自分の指から空中に伸びていることに気づいた。
青年は川の方に振り向き、糸の先を目で追ってみた。
糸は川を越え、向こう岸で
自分と同じようにフェンスにもたれかかっている女性に結ばれているようだった。
青年はその時、確信した。
これは運命の赤い糸ってやつだ!
俺はあの人と結ばれてるんだ!
すっかり舞い上がった青年は思わず、赤い糸をたぐるように引っ張った。
すると、向こう岸の女性は体が傾いたかと思うと、
そのまま川に落ちてしまった。
その後、青年の赤い糸は消えてしまった。
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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