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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300793934

同じ画像なりマークなりを毎日見せることによって、
それがあっても、それが目に付いてもおかしくない、
不自然ではない状態にすることは洗脳の第一歩。
仮に、その画面に普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?
連日連夜、気づかれないように、
少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。
時々、突然気分が悪くなったり、目眩がしたことはないか?
金縛りにあったことは?
お昼ごはんを食べたことを忘れたことは?
大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?
球形プラズマ、蜃気楼、観測気球、写真に撮るとしたらどれ?
マンテル。チャイルズ・ウィッティド。その次は?
「アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない」
というフレーズ知ってる?
「螺旋アダムスキー脊髄受信体」
という言葉に聞き覚えはある?
さっきからずっとあなたの後ろにいるのは誰?


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794058

ある夜中の話。
飲みに行った帰り道、メチャメチヤ寒くてさ、
家の近所の自販機で温かい茶を買ってたの。
そしたら、右にある交差点を、子供が凄い勢いで駆け抜けた。
凄まじく寒いのに頑張るな〜(ジョギング?)と思いながら茶飲んで歩くと、
凄い形相の女の人が近寄ってきて、
「息子見ませんでした?」と聞いてきた。
眠いし寒いし面倒臭いから俺、見てない事にして、
帰宅してすぐに爆睡したんだけど、翌日驚いたね。
俺が見た子供の母親が、自宅で刺されて重体なんだって。
近所の煙草屋がいってたよ。
まだ新聞には載らなかったから詳しく解らないけど、
あの子供の行方は分からんらしい。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794123

俺は、友人と一緒に夜道を歩いていた。
この道は、夜中になると幽霊が出没するっていう曰く付きの道で、
正直、俺はガクブルだったね。
暫く歩いていると、背後から足音がしてきた。
振り返った俺は卒倒しそうになったね。
後ろから現れたのは、物凄く不気味な老婆だったからだ。
腰を屈め、髪を振り乱した凄い形相の老婆。
うわあ、あれ幽霊じゃね?あの不気味な雰囲気、絶対この世のものじゃないって。
俺は、老婆から目を伏せようと努力した。
だが、そう思えば思うほど、恐怖と同じくらいの好奇心で、
俺は背後からゆっくりと歩いてくる老婆を、何度も振り返って見てしまった。
そして、俺は信じられない瞬間を目撃してしまったんだ。
前方からやってきた小さい男の子が、俺達の横を通り過ぎると、
まっすぐ老婆の方へ歩いていった。
お互いに相手が見えない様子で、
避ける様子もなく歩き続け、やがて2人はぶつかり....
老婆は、良く出来た特撮のようにスーッと男の子の身体をすり抜けた。
俺は思いっきり悲鳴をあげて、その場を逃げ出したね。
あの老婆はやっぱり幽霊だったんだ。
モロ異様なあの雰囲気....最初からおかしいと思ってたんだよ。

「おいおい、どうしたんだよ」
追いかけてきた友人が尋ねてきたので俺はうわ言のように呟いた。
「出た...出たんだよ、幽霊がっ!あの、婆さんが....」
すると、友人は思わず噴き出し、笑い転げてしまった。
背後からのろのろとやってきた老婆に、友人は普通に挨拶しているし、
近くでよく見ると、意外と何の変哲もない普通のお婆さんだ。
「あの人は俺ん家のアパートの大家だよ。
見た目ちょっと怖いけど、幽霊どころか、
当分死にそうにないくらい元気なバアさんだって!」

何だ、ガセかよ!怖がって損したぜ。
何が幽霊が出る道だよ、怖がらせやがって。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794177

昨晩、飲み過ぎたせいか、どうやら寝過ぎてしまったようだ。
しかし今日は代休で休み。
人が働いてる時に休みなんて、ちょっとした優越感を感じながら、
重たい瞼を擦りながらテレビを点けた。
テレビに目を向けると、司会者と観客の、
「それではそろそろお友達を...」
「え〜」
と、何時ものやりとりが行われていた。
「さて今日は何をしようかな...」と独り言を呟いた時に、不意に携帯が鳴る。
どうやら彼女からの電話のようだ。
「もしもし」
「あ、おはよう。今日、いきたい所があるから一緒にいってもらっても良い?」
そう言えば前にも、ラーメン屋に1人で入るのが恥ずかしい
とか言って付き合わされたっけ。
その日は特に予定も無かったので、2つ返事でOKした。
「ありがとう。じゃあ、今晩部屋まで迎えに行くから待っててね」
そう言うと彼女は電話を切った。
しかし酷い二日酔いだ。
先程起きたばかりだが、耐え切れず俺は再び横になった。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794206

誰かが喋ってる声で目が覚める。
どうやらテレビを点けたまま眠ってしまってたようだ。
テレビでは午後のワイドショーがやっていた。
その番組を見た途端に眠気が一気に吹き飛んだ。
どうやら今朝に大規模な列車事故があったようだ。
しかも俺がいつも利用している路線だ。
「もし今日休みでなかったら巻き込まれていたのでは...」
そう考えたら背中がゾッとする。
テレビでは犠牲者の名前が読み上げられていた。
そして1人の名前を聞いた時に、全身の血が凍るような感覚を受けた。
彼女の名前がそこにあったのだ。
ひょっとしたら同姓同名かも。
俺は祈る様な気持ちで彼女の携帯に電話をかける。
だが無情にも「おかけになった番号はお客様のご都合により....」
何度も何度もかけても彼女の携帯には繋がらない。
全身に絶望が襲い掛かる。そんな時に携帯が鳴る。
「彼女からだ!」
俺は慌てて携帯に出ると、電話の向こうは彼女の妹だった。
「...もしもし...姉さん...死んじゃった....
1番被害が酷かった1両目に乗ってたみたいで、即死だったって.....」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794231

電話を切った俺は、放心状態でしばらく動けなかった。
しかし冷静になるにつれ、彼女の事で頭が一杯になる。
昨日まであんなに元気だったのに。
今日電話で話したのに。
今晩一緒に出掛ける約束をしたのに。
膝から崩れ落ちると、俺はたまらず号泣した。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794401

あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。
やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。
「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。
「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。
「あなたの年齢は45歳ですか?」
「そうですけど....」
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。
どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。
「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。
「凄いですね。百発百中じゃないですか」
私は男に話しかけた。
すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。

「....私が見えているのは貴方がたの寿命です」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1300794460


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年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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