ポテチの水彩絵の世界にようこそ!
気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、
現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
今思うと、本当にバカな事をしたものだ。
山のリゾートバイトでの仲間6人で、廃校だかどこかに肝試しに行き、
1人ずつ順番に次々出発していくんだけど、今だ誰も戻ってこない。
最後の2人になり、あまりにも異常だから1人がもう1人に
「俺が15分経って戻らなければ警察に行け」って言って出発。
15分経っても戻らず、警察に行く。
警察が建物を中を調べてみたら、トイレの1つの個室で全員が首を吊っていた。
という話があった。
他の人がぶら下がってるところをかき分けて首を吊ったということだが、
確かにその様子を想像すると異常過ぎてとても怖い。
しかし、そうした方がずっと良いと思わせるものがあると案外、
そんな事はやってのけてしまえるもんだなと、窮屈ながらに、そう思った。
俺の彼女は「超」がつくくらいの怖がりだった。
昨日の夜、山のロッジで一緒に寝てると、
いきなり俺の両腕をつかんで揺さぶってきた。
驚いて「わ、何だよ!?」と聞くと、
「....何か、変な声が聞こえた気がして!」なんて答える。
「そうか?俺は気づかなかったけどなぁ」と言っても首を振るばかり。
どうにか安心させようと、
「大丈夫だって。何なら、そんな事忘れるようなコトでもまたしよっか?」とおどけて、
そのまま両手を握り返すと、
「バカ、Hなことばかり考えないの!」と笑い、頭をこづかれた。
とある山奥に、深い森に囲まれた一軒の廃墟がある。
戦前、そこで警官が一家皆殺しの末に拳銃自殺したとかいう話らしい。
そういう話があるせいかほとんど訪れる人もいないんだが、
時々夜中に廃墟の方から何かを叩くような音がするなんて噂もある。
俺たちは盆休みの肝試しとして、深夜その廃墟へと向かった。
廃墟は山の上にあるので、途中の道路に車を停め、後は森の中を徒歩。
道なき道を30分ほど進むと、闇の中に廃墟の姿が浮かび上がって来た。
廃墟に侵入しようとした時、どこからか「カーン、カーン」と不気味な音が。
これが噂の怪音らしい。
廃墟の中からではなく、裏手の方から響いてくる。
俺達は引き寄せられるよう、その音の方へ向かって歩き出した。
闇の中、何か白い物がチラチラ蠢いて見える。
白装束を着た人影だった。
「丑の刻参りだ!」それに気付いた瞬間、背筋がゾッと冷たくなった。
忍び足で逃げ出したが、運悪く木の枝を踏みパチッと音が。
その音に気付いて振り返る白装束。
若い女だった....が、顔は鬼のようだ。
すると、錯乱気味な金切り声をあげ、髪を振り乱して追ってくる女。
俺たちは無我夢中で森の中へ。
逃げながら「マジで殺される」と思った。
やっと道路まで出ると、突然「何やってんだ君達?」と呼びかけられた。
地元のお巡りさんだった。
俺達は息を切らせながら彼に事情を伝えた。
「そこだったか...よし、私が見てきてやろう。君たち、もう帰りなさい」
俺達は促されるまま、半ベソになりながら車まで戻り、急いで逃げ帰った。
数日後、あの廃墟の傍で全裸の女の死体が見つかった。
拳銃自殺だったらしい。
今思うと本当に背筋が寒くなる。
霊なんかより人間の方がよっぽど怖い。
ある山村での話。
その村では、柿などの果樹を収穫する時、来年の豊作を祈願するためか、
ひとつだけ取らずに残しておく風習があった。
ところが、それをわざわざ棒で叩き落して歩く男が現れた。
年寄りが「ばちがあたりゃしないか」と言っても馬耳東風だった。
その男はなんでも、この村の人ではなく、近くの町から通ってくるのだという。
男は、村人が実のなる木だからと、
草刈の時に残しておいた幼木も容赦なく引き抜いた。
ところがある時からぷっつりと男は姿を見せなくなったという。
村人はそれを疑問には思わないようで「おかげで猿の害が減った」と話してくれた。
あれは5年前のことだろうか。
休日に妻と幼い娘を連れて山の温泉に行った帰りの出来事。
もう夜もだいぶ遅くなり、急いで車を飛ばした。
後部座席から外の景色をみてる娘が話しかけてくる。
「ねぇとうさん、さっきからお月さまがずうっとついてくるよ、どうして?」
月がついてくる?何のことだ?
天文学の知識に詳しくない俺は一瞬困って、大人のズルい回答、
「みんなを見守るためについてきてるんだよ」と適当にごまかした。
「ふーん」
「クスクス」隣で妻が笑う。
「あれれ? 今お月さまが笑ったよ」
「アハハハ、そうかそりゃー良かった」
「あなた!前危ない!」
おっと!俺は慌ててブレーキかけた。
前方には車が数キロに渡って並んでいる。
ついてない、渋滞のようだ。
「くそ!なんでこんなとこで渋滞なんだ!」
「きっと事故でもあったのよ、無理もないわ。こんなに大雨が降ってるんだから」
「ねぇとうさん、とうさん、お月様がどんどんこっちに近づいてくるよ」
俺はバツイチで1人娘がいる。
ある女性と知り合い、恋に落ちた。
子供嫌いという以外、非の打ち所のない女性だった。
俺は娘がいる事を言い出せないでいた。
だがこんな女性には二度と出会えないかもしれない。
「ねぇとうさん、とうさん」
意を決した俺は、幼い我が娘を、家からほど近い山の中腹の
落ちたら死体は上がってこないと言われている自殺スポットの崖に投げ入れた。
俺たちは晴れて結婚することが出来た。
幸せの絶頂だった。
数ヶ月後妻は妊娠、出産した。
子供嫌いのはずだが、自分の子供はやはり違うらしい。
育児にも問題ないようだ。
ある日、あの自殺スポットに行きたいとせがまれた。
俺は反対したのだが、景色はいい場所なのであまり強く反対できず、
後ろめたさも有り、折れるしか無かった。
妻は娘を抱き、俺は後からついていく。
崖の上まできた。
振り返った妻はニッコリと微笑み、抱いていた娘を崖に投げ入れた。
「な、なんてことするんだ!」
「だってあなたは子供嫌いなんでしょう?」
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私がまだ5歳の頃の話です。
当時家には風呂が無く、よく母親と銭湯に行っていました。
まだ小さかったので母と女湯に入っていました。
ある日のこと、身体を洗った後飽きてしまった私は、
湯船の中でプールよろしく遊んでいました。
今迄気付かなかったのですが、
湯船の横から階段状になりドアが付いているんですね。
(何処もそうなのかも知れません)
私はふとそのドアが気になって段々を昇りドアの前まで行きました。
ドアノブの直下に大きな鍵穴があるのです。
ワクワクして覗きました。
向こう側は何かに覆われて見えない。
なんだ、つまらない。
いったん顔をあげました。
そして何を思ったか、もう一度、鍵穴を覗き込んだのです。
ぼんやりとした明かりの中、ボイラーとおぼしき器械が見えました。
わぁ、すごい。
夢中になって覗いていました。
それからなんとなく、ドアの向こうの気配、
それとも何かが知らせてくれたのか、私は目を離し身を引いたのです。
そして次の瞬間、
鍵穴からはマイナスドライバーの先端が狂ったように乱舞していました。
私は息を呑み、そこを離れるも、
あまりの怖さに、母親にさえ話すことが出来ませんでした。
あれから子供の私は、あの出来事も速攻で忘れて日々を過ごしていました。
間もなく我が家は引っ越すことになり、家の大掃除した後、
あの銭湯に行きました。
私は大掃除で見つけた色々なガラクタを後生大事に持っていったのです。
私は例によって風呂の中で遊んでいるうち、あのドアの鍵穴のことを思い出しました。
しかしあの恐怖を忘れていた私は、
ガラクタを入れた洗面器を抱えて鍵穴を覗きに行ったのでした。
また向こう側は何かに覆われて何も見えない。
私はガラクタの中にあった箸を取り出し、おもむろに鍵穴に突っ込んだのでした。
その瞬間、ドアの向こうでのドタバタする気配。
それにたじろいだ私は、箸から手を離しました。
箸はブルブル震えながらそのままでしたが、やがてこちら側に落ちてきました。
先から数センチが折れていました。
私はまた母親に何も言いませんでした。
その日を最後に、我が家は隣の市へ引っ越して行ったのでした。
数年後、小学生の私は、かつて住んでいたあの町に遊びに行きました。
真っ先に子供の社交場でもあった神社の境内に赴きました。
そこに行けば昔の友人達に会えると思ったのです。
しかし予想に反して、そこには誰も居ません。
いや、境内の裏の大木の前で、一心不乱に何かをやっている大きな男が居ました。
瞬間、かつての記憶が蘇りました。
彼は我々から「ミッキー」と呼ばれ怖れられていた若い男でした。
透明に近いシルバーの髪、兎の様な赤い目、
今考えるとアルビノという病であったのかも知れません。
彼は病的に粗暴で、メンコやベーゴマに興じる我々の中に乱入しては、
物を取り上げたり、殴りつけたりを繰り返す素性が不明の人物でした。
その彼が目の前に居るのです。
私は金縛りに会ったようになり、話し掛けることも逃げることも出来ませんでした。
彼は動作を止めると、ゆっくりとこちらを向きました。
彼の片方の目は潰れていました。
私の職業は精神科医。
以前、ゾッとするようなケースに遭遇しました。
私の家の隣に、60代の夫婦と30歳ぐらいの息子さんの3人家族が引越して来ました。
この息子さんはいわゆる「引きこもり」らしく、
その姿を見かけることはあまりありませんでした。
その家族の口からは直接聞いたわけではありませんが、
世間体などを気にして越して来られたのでしょう。
彼は日が経つに連れ、外に出る回数も減り、いつしか全く部屋から出て来ない、
完全な「引きこもり」になってしまったようでした。
毎晩のように、彼の部屋から母親の怒鳴り声が聞こえてきます。
玄関先でこの母親に顔合わせたりすると、
笑顔で挨拶してくれるのですが、明らかにやつれておりました。
彼を完全に見かけなくなってから、半年くらい経ったある日、
この父親が「明日、我が家に来て欲しい」と、私にお願いしてきました。
個人宅に訪問して診察することは今までなかったのですが、
ご近所の付き合いもありますので、了承しました。
そして次の日、その家を訪れると、夫婦揃って出迎えてくれました。
「こちらです」と母親に案内され、息子の部屋の前まで来ました。
母親が「開けるわよ!」とドアを開けるなり、
「いつまで寝てるのよ!」と大声をあげながらベッドの布団を剥ぎました。
その姿を見た時、俺は驚愕しました。
ベッドには、顔のない裸のマネキンが1体横たわっているだけだったからです。
そして、父親にこう言われました。
「診て欲しいのは、現実を受け止められない私の妻です」
ある電車の中、ガタイの良い若い少年が携帯をいじっていた。
隣にお婆さんが居て、「医療機器使ってるから電源切ってください」と言った。
その少年は「来たメールを読んでるだけだからっ」と言って、いじるのを止めない。
隣のサラリーマンのオジさんがすかさず、
「今は読んでるだけでも読んでるうちにメールが来るかもしれないだろ。切りなさい」
と言った。
少年は怒り狂った口調で「ああっん?!!」と彼を睨んだ。
逆切れだ!オジさんやばいぞ!
見守る人たちがそう思った時、少年は携帯をオジさんに突きつけながら言った。
「見ろよ!俺に来た最後のメールは4ヶ月前だっ! それ以来誰も送ってこないんだよっ!
今更誰が送って来るんだよっ!!! 俺から送る相手もいないんだよっ!!!」
みんな黙り込んだ。
しかしその中に1人だけ、無愛想な顔をして少年に近付くガタイの良い男がいた。
彼は少年から携帯を奪い取ると何か操作をして、再度、突き返した。
少年が呆然としていると、男は自分の携帯をいじり始めた。
しばらくして、少年の携帯が鳴った。
少年は目を見開いてパチパチさせながら携帯を見た。
....もうね、多分みんな心の中で泣いてた。
少年も泣いてた。
世界は「愛」によってまわっているんだと実感した。
同時にお婆さんは死んだ。
とある仏教の国に、貧しいながらも仲良く暮らす母と娘がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、娘が病に倒れてしまいました。
母親の献身的な看病も実らず、ある明け方、娘の枕元に死神が現れました。
「この娘はいただいていく」
死神は娘を連れ去りました。
絶望した母親は、死の国に行って娘を取り戻す決意をします。
死の国に行く途中、妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの声を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は声を失いました。
さらに進むと、また妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの音を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は聴覚を失いました。
さらに進むと、またまた妖精が話しかけてきました。
「あの死神の元に行くには、そなたの目を頂く。それでもいいか?」
娘のために、母親は視覚を失いました。
やっとの思いで死神の元へ着いた母は、心の中で「娘を返して!」と叫びます。
すると、死神が現れ、母親の心に話しかけました。
「これはこれは、人間がここまで来るとは驚いた。
しかし、娘を返すわけには行かない。
これは運命。寿命という神が定められた規則なのだ。
悪いが私にはどうすることも出来ない」
そう、言い残すと、死神は消えました。
あとには、声も音も視覚も奪われた母親が絶望する姿があった。
暗黒の死の国に取り残された母親は、
再び、元に戻ることはありませんでした。
あるキリスト教の国に、貧しいながらも仲良く暮らす父と息子がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、息子が病に倒れてしまいました。
父は息子を取り戻そうと、自分の体の機能を苦痛とともに引き換えながらも
神の元にたどり着くのでした。
父は「私の命を引き換えにしてでも、息子を返してほしい」とひれ伏すも、
神は「返すのは良いのだが....まぁ、みてくれ」と2つの光景を見せました。
1つは立派な好青年に成長し、皆に祝福される幸せな姿。
1つは貧しく冷酷な青年に成長し、盗み、殺し、最後は処刑される姿。
神は「生き返ればどちらになるかはわからない。どうするね?」と問います。
父はどちらも選べず、
「神の御心のままに! もしも私が御心に背くようなことを申しましても、
どうか、お聞き入れにならないでください! 」と答えました。
そして、息子は蘇ることはありませんでした。
昔あるところに旅をしている僧侶がいました。
ある日、僧侶が道を歩いていると、雀が蛇に捕らえられています。
雀が涙を流しながら僧侶に命乞いをするので、
僧侶は雀を不憫に思い、蛇に語りかけました。
「その雀はまだ若い。私の腕の肉と交換に助けてやってくれないか」
すると、蛇は不思議な天秤を持ち出すとこう言ってきました。
「これは命の重さを量る不思議な天秤だ。
この雀と釣り合うだけの肉を差し出せば雀を助けてやろう」
僧侶は少し訝しげに思いましたが、
涙する雀を見てその交渉を呑むことにするのでした。
僧侶は腕の肉を少し削ぎ落とし、天秤の反対側に載せました。
しかし、肉は雀と同じくらいの大きさのはずですが、
天秤はピクリとも動きません。
更に肉を削ぎ落とし載せるのですが、やはり天秤はびくともしない。
次々と肉を削ぎ落とし、とうとう片腕を失ってしまった僧侶。
それでも天秤は一向に動く気配を見せなかったのでした。
業を煮やした僧侶が自ら天秤に乗ると、
ようやく天秤は釣り合うのでした。
それにたまげた僧侶を尻目に、蛇は不適な笑みを浮かべて曰く、
「どうだ坊主。この雀の命は、腕の肉切れ一片で足りるとでも思ったか。
己の命も犠牲に出来ぬ分際で命を助けるようなぞ高尚なことをほざきおって、
おこがましくも哀れで愚かな人間らしいことよ」
呆然とする僧侶を横目に、蛇は雀と僧侶の腕を丸呑みし、
どこかへ去っていってしまいました。
お兄ちゃんが『見たら絶対に家族が死ぬビデオ』を一緒にみようといってきた。
ボクは家族が死ぬのがいやだったので断りました。
お兄ちゃんは『もうお前しか残ってないから大丈夫だよ』といいました。
ボクは安心してみました。
お兄ちゃんが『見たら絶対に両親が死ぬビデオ』を一緒にみようといってきた。
ボクは両親が死ぬのがいやだったので断りました。
お兄ちゃんは『もう死なないから大丈夫だよ』といいました。
ボクは安心してみました。
あれは私が18歳の頃、地元でも有名な心霊スポットへ行った時のことでした。
当時、私は同じ学年の男子と付き合っており、
その他のカップル達とグループ交際をしていました。
3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました。
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに徒歩で中へ。
中は驚くほど静かでした。
私はあまりにも恐かったので、彼の太い腕にしがみ付き、眼を閉じていました。
私達の前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ〜B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるからっ!」
A「頼もしいじゃんよっB!Bがいれば恐くない!」
などと、バカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました。
A「んー俺、Bがキスしてくれれば恐くなくなるかもっ!」
B「なにー!しょうがねーなー」
Bがキスしようとしたその時、「オエエェェェ!!」と、
誰かの吐くような気味の悪い声が聞こえて来ました。
みんなが黙り込むと、
今度は明らかに私達の後ろから、
「ッチ!」と舌打ちする音がトンネル内に響き渡ったのです。
私達はすっかりパニックになってしまい、
急いで車に飛び乗って家に帰りました。
その後、バイト先のバーの霊感の強いママに話を聞くと、
「キャーあんた、あそこ行ったの?馬っ鹿ね、超危ないのよ!
特に女の子連れてるとその子は大体不幸な目に遭うっつうことで
『雌殺しトンネル』なんて呼ばれてるのよ」
と、教えてくれました。
幸い私達は全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら....と、
今でも鳥肌が立ちます。
とあるカンバン間際のバーにて。
「ちょっとネエさん、本当だってっ!なんか視線というか気配というか、
なんかスッゲーの感じるんだってっ!」
「感じるってあんた、霊感とかないんでしょ?」
「だからそういうのじゃないんだってばっ、ほらっ!なんか感じね?人がいるような...」
「まったく。あんた神経質すぎるのよ。そんなに気になるなら警察に相談してみたら?」
「う〜ん。でも警察は事件性ないと動いてくれないっていうし....
なぁ、しばらく泊めてくれない?」
「しばらくってどれくらいよ?あたし、明日彼氏が家来るから一泊しか無理」
「じゃあ一泊でいいから」
「しょうがないね、分かったよ。じゃあ行くか」
次の日、俺は仕方なく帰宅した。
「はぁ〜、やっぱり感じる。
気のせいかもしれないけど気味悪いから引っ越そうかなぁ」
「おかえり。遅かったね?気のせいなんかじゃないし、引っ越しなんかできないよ」
とある古い旅館に泊まった時の出来事。
私は夜中にトイレに行こうとして、人ならざるモノに遭遇してしまいました。
そのモノが首をまわし「見たな!」と叫ぶと、私を追いかけてきました。
私は部屋に逃げ帰り、布団をかぶって震えていました。
すると、旅館の廊下をひたひたと歩いてくる音がしてきます。
どうやらそのモノが一つ一つの部屋を調べているようです。
ガラリ。「ここにはいない....」
トットットッ、ガラリ。「ここにもいない....」
声はだんだんと近付いてくる。
そしてついに、私の部屋の戸が開けられた。
ガラリ!
「ここにもいない....」
すすり泣く声はだんだんと遠ざかっていった。
ある大学生が、古ぼけたアパートに引っ越してきた。
部屋を見渡すと壁に中指が全部入りきる程度の穴が開いていた。
覗いてみると隣の部屋までつながっているようだった。
しかしいつ見てもその部屋は真っ赤だった。
不思議に思い大家さんに聞いてみた。
「大家さん、大家さん、僕の隣の部屋って誰も住んでいないんですか?」
大家さんは「いいえ、女性が1人住んでいますよ。
ただその女性は病気でしてね、目が真っ赤なんですよ」
ある男が友人ん宅で遊んでいた。
夜中になり帰ったのだが、途中で財布を忘れた事に気付き、
ヘトヘトだが、仕方なく取りに戻る事にした。
彼の家まで着くと、もう電気は消えていて、寝ている様だった。
彼を起こすと悪いと思い、電気はつけずに財布だけ持ち、すぐに帰る事にした。
明くる朝、男は警察に呼ばれた。
この友人が殺されたとの事だった。
そして男は警察官に1枚のメモを渡され、こう書かれていた。
「電気を点けなくて良かったな」と。
机の引き出しの奥から鍵が出てきた。
どこの鍵だろうと思って家中の鍵穴に差してみたんだけど合わない。
そのうち鍵のことは忘れてしまった。
ある日、庭に箱埋めたことを思い出した。
中に何入れたっけ?
掘り出してみることにした。
うろ覚えながら埋めた地点をスコップで掘り返してみると、宝石箱が出てきた。
鍵がかかっている。
思いついて以前発見した鍵を使ってみた。
箱が開いた。
中には髪の毛がいっぱい詰まってた。
何で埋めたんだろ?
思い出せない。
プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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