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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1342716250

俺が小学5年生のころだったかな。
朝、登校すると、クラス内がざわついていた。
「どうしたの?」と俺が聞いてみると、女子が口をそろえて
「女子トイレに骸骨がいる」という。
その頃、俺は幽霊とか超能力とかチャチな物は断じて信じていなかった。
俺は冗談交じりに「なら、確かめてやろうか?」と言った。
ただ少しカッコつけてみたかったんだ。
何が起こるか知りもしないで。

その日の昼休み、俺は誰にも言わずに女子トイレに入った。
自分ひとりで確かめたかったからだ。
好奇心というものは恐ろしい。
俺は個室を1つ、また1つ確認した。
古びたドアが開く音、少し不気味な音。

全てのドアを確認し終えた。
俺は少し優越感に浸っていた。そう、自分が正しかったんだ。
今は昼休み、そうだ、教室には女子が居るはず。
よし、報告してやろう、そして自分の勇気を評価してもらうんだ!

教室のドアを開き、俺は叫んだ。
「今、女子トイレ確認してきたぜ!」
クラス中の人間が俺を見た、しかし、また雑談を始めた。
予想に反して、クラスの人間は誰も俺の成し遂げた事に興味を示さない。
 
喋りかけようとすると、避けられる.....
この孤独感は何だろう....
そうか、面白半分で骸骨を探しに行ったのが間違いだったんだ。
俺は呪われた、骸骨に呪われてしまった!

この呪いは、この小学校を卒業するまで続いた。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1342716483

電車の中で、女子高生の一群が会話してた。
女学生「あたし、めっちゃ怖い話し聞いた」
その他「何?」
女学生「独り暮らしのうちのおばあちゃんに電話がかかてってきて
出てみたら『お母さん? 俺やけど.....』って言って
おばあちゃんが『ヨシカズか?』って聞いたら『うん』って..... 
でもな....ヨシカズおじさんって去年、交通事故で死んでるねん」
その他「えぇ~!! マジで? 超怖いーーー!!! それで?」
女学生「『俺、事故起こして....』って言うから、おばあちゃん泣いてしもて
『もう、事故のことは気にせんでいいから、成仏して....』言ったんやて」
その他「うっわー、怖い~」
その他「それって、せつないーーー」
その他「ほんまにあるんやなぁー、そんな話」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1342716415

体験談なんですが、幼い頃の娘がおもちゃの電話で遊んでいた時の話。
その電話はついている数字のボタンを押すと子供の声でその数字を読み上げ、
犬のマークのボタンなら “ワンワン”、猫なら “ニャンニャン”、
女の子だと “もしもし”、男の子は “げんき?”という声がでるんです。

それで子供がボタンを押しながら
「イチ」とか「ワンワン」と音を出していたら
突然「バイバーイ」っていう声が....

一緒にいた妻も驚いて、もう一度「バイバーイ」っていう
声を聞こうとしていろんなボタンを同時に押したりして試したけどダメ。
説明書にも書いていませんでした。
なんだったんでしょうね。あの「バイバーイ」は。
いかにも機械っぽい子供の声で、一度しか聞いていないんだけど。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1342716583

雨降りの夕方、俺は家に帰ったんだ。
そしたら母がばたばたと仕度している。
「お帰りなさい。急だけど叔父さんが亡くなったのよ。
あなたも早くしなさい」
え、どこの叔父さんだ? と思いながら、
とりあえず用意しようとしたら電話が鳴った。
「はい。もしもし」
背後では一人何事か呟きながら動き回る母の気配が。
「もしもしっ俺だ。落ち着いて聞けよ。いいか」
かなり切羽詰った口ぶりで相手はいきなり喋りだした。
あれ...誰だろう。
叔父さんが亡くなったことを知らせるには変だし、
なんか引っかかる声...

「死んだのは母ちゃんだ! 振り向くんじゃねぇぞ。
俺が行くまで絶対振り向くな」

ああ、これは兄だ。
去年バイク事故で亡くなった兄の声だったんだ。
硬直して体は動かない。どうなってるんだ?
背後は静まり返りさっきまでの音はない。

「なにやってるの。早くしになさい」
耳元で囁かれ俺は気絶したんだと思う。
その後記憶はなく、
電話の前で倒れている俺はその後、母に起こされた。
今日、母は友だちと出かけていたという。
夢をみていただけなのかもしれないが、無性に兄に逢いたくなった。



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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1339929550

私が中学生ぐらいの時のことです。
母がスーパーで “手作りハンバーグ” を買ってきました。
真空パックに入った調理済みのものではなく、
そこのスーパーの肉屋さんでひき肉をこねて成形し、
後は焼くだけという状態にして売っていたものです。

普段ならハンバーグは家で作っていたのですが、
その日の母は体調が良くなかったため、
焼くだけで済むそれを買ってきたのでした。
生意気な私は「出来合いのものだしなぁ」と、
大して期待はしていなかったのですが、
焼き上がったハンバーグは予想に反しなかなか美味しそうでした。

「いただきまーす!」
私はハンバーグを食べやすい大きさに切ろうとナイフを入れ、
ハンバーグを刺したフォークを横にずらした時、
そのままの格好で凍りつきました。
ナイフを入れたハンバーグの断面.....
本来であれば肉汁が染み出し、
食べ盛りだった私の食欲をそそったであろう、
その部分にあったのは、おびただしい本数の髪の毛!!!
左右に切り分けられた肉と肉の間に、橋渡しの様に、ビッシリと。
その数は10本や20本ではありませんでした。
フォークを動かすとそれが肉の間から抜け出てくるものだから、
ショックで死ぬことはなかったものの、
その日は気持ちが悪くて食べずに寝てしまいました。

1本や2本なら知らないうちに入ってしまうことがあるかもしれません。
それでも大問題ですが、あの本数は故意に入れられたとしか思えません。
はじめは何かの事故でひき肉の中に混入してしまったものかとも思いましたが、
髪の毛はハンバーグの表面には1本たりとも、
その毛先さえ出ていなかったのです。
何者かが、大量の髪の毛を丁寧に丁寧にひき肉で包んで.....
その異常さにゾッとしました。

そのスーパーには母が苦情の電話を入れました。
それ以来、我が家の食卓に出来合いのハンバーグが並ぶことはありません。
私は肉を切るとまた、
何十本もの髪の毛が糸を引くのではないかと思うと....
今だ、体が受けつけません。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1342716709

私が小学生ぐらいの頃、
公園の砂場でゲームボーイのピカチュウバージョンを拾って、
ラッキーと思ってその場でゲームを始めたら、
主人公もライバルもポケモンも名前が全て
『お か あ さ ん』になっていました。

何だか気味が悪くなったので、その場に戻して帰宅しました。


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12年前、小学校から仲の良かった女子の友だちと下校してる時、
彼女から手紙を2通渡された。
「何これ?」と俺は聞いたら、彼女、笑いながら
「とりあえず、明日にでも読んで」と言われた。

まさかラブレターか!? と思いながら
手紙をポケットにいれて、彼女と別れた後、
俺はゲーセン行ってコンビニに寄ってから電車に乗って帰ろうとしたけど、
人身事故で電車がしばらく見送られるとのことで、
仕方がなく、1時間くらいかけて歩いて帰宅した。
自分の部屋の椅子に座ってホッとしてから、
先程の手紙を思い出し、
内容が気になったからフライングして読もうとしたけど、
ポケットの中に手紙は無かった。
「やばい、落とした」
そう思ったけど、今から今日行った場所を探すのもしんどいし、
最悪、彼女には明日謝ればいいやと思って寝た。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1348377748

その夜、俺は寝てたら親に起こされた。
その彼女が俺と別れた後、
電車のホームから落ちて電車にはねられて死んだことを聞かされた。
即死だったそうだ。
それからその日は一睡もできなかった。

次の日、俺は学校を休んで探し回ったが、
手紙は見つからなかった。
警察は事故として処理したそうだ。
手紙のことは、落としたってのもあって、誰にも言えなかった。
あの時の手紙はもしかしたら、遺書だったんじゃないか....と、
今でも夜眠れなくなることがある。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337433728

ある家の2歳になる少女が誘拐された。
身代金の要求が1度あったものの、その後犯人からの連絡は絶え、
少女は殺されたものとして警察は捜査を終えた。

それから15年ほど経った頃、ある夫婦が詐欺行為で逮捕された。
その家の娘を調べてみたところ、15年前に誘拐された少女だったと判明。
誘拐したものの、情が湧いてしまい、そのまま夫婦で育てていたらしい。
夫婦は刑務所に入れられ、少女は産みの両親の元へ返された。

ところが少女は突然現れた「実の親」というものを受け入れることができず、
「私の両親は今刑務所に入っている、
毎日私のために美味しいご飯とお菓子を作ってくれた優しい母と、
頭の悪い私のために一緒に学校の宿題を解いてくれた優しい父だけだ」と訴えた。

本来の両親がこの15年間、
どれだけ安否を気遣っていたかを伝えても彼女は一切受け付けず、
彼らにこう言った。
「私の両親は、あの2人だけだから」
そして出て行ってしまった。


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子供が誘拐された。
数日後、誘拐犯から電話があった。
「50万円払わなければ、息子を殺す」
「50万払ったら、息子を返してくれるんだな」
「返してやる。俺は約束は絶対に破らない」
両親は50万円を用意し、誘拐犯に渡した。

翌日、ダンボールが両親の元に届いた。
ダンボールの中には、人骨とおぼしきものが入っていた。
赤茶色の塊だったが、頭蓋骨が露出していたので人骨だと分かった。
警察が調べた結果、誘拐されていた子供だと判明した。
「なんで、こんなことに! 約束を守るっていったのに....」
それを聞いた優秀な警察官が口を開いた。

「何言ってるんですか。誘拐犯はきちんと約束を守りましたよ。
『誘拐犯は50万円払わなければ息子さんを殺す』と言ったのであって、
『50万円払えば、殺さない』とは言ってないじゃないですか。
それに、息子さんだって返したじゃないですか。ま、死んでるけど」

得意満面の警察官のその顔に、父親の正拳が叩き込まれた。   


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茶髪のチャラチャラした女が聞いてきた。
「ねぇ、もしも無人島に行くとしたら何を持っていく?」
「ナイフと毛布と水筒かな....」
「ブー! あなた頭悪〜い。無人島には何も持っていけませ〜ん。
あんたが無人島に着いたら、その瞬間にその島は有人島じゃ〜ん!」

3日後、三河湾沖の無人島に茶髪の女のバラバラ死体が放置されていた。
人間の形をとどめておらず、
かろうじて、茶髪と爪で人間の女と分かる程度だ。

そばにはナイフと毛布と水筒が置いてあった。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337434548

去年の初夏の頃、山の端にある団地に引っ越した。
駅に向かうにはある山の横を通っていかないといけないのだが、
その山は自殺の名所で有名な場所ということで、
とても宇須々木身悪い感じがするから皆嫌がってる。
しかも暑い時分は異臭も漂ってくる。

団地は2DKで3人家族ではちょっと狭いが、俺は大体満足。
ただ、下の階の子供が3人いる家族がゴミ貯めの様に部屋を使ってるから
窓を開けるなと隣人に言われたんだ。
ある日、確かにエレベーターでそこの子供と一緒になった時、
何とも言えない異様な臭いがした。

夏の終わり頃、警察が山を捜索したら2体の小さな遺体がみつかった。
やっぱりあの異臭は.....なんて家族と話してたら、
ふと思い出したんだよね。
同じ臭いだったなって。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337434641

下校の途中、道の向こうでクラスメイトの堀川さんに会った。
彼女、優しそうな中年とまではいかない
親父と肩を組んで歩いていたものだから、
もしかして....なんて思ってしまったのだけど、
そういえば、長い間単身赴任のお父さんが
じきに帰ってくるとか言ってたのを思い出したわ。
多分、あの人がそうなんだ。

彼女は私に気付いて、小さく手を振ってきた。
お父さんも私に気付き、挨拶してくれた。
私は久々の親子水入らずを邪魔しちゃいけないと、
頭を下げ、その場を去ろうとした。
すると堀川さんが「待って!!」と私を呼んだので、
「いいっていいって! 彼氏とは誤解してないし。
 あなたのお父さんでしょ?
 明日また学校で、ね」と、私は言った。
振り返ると、彼は堀川さんを強く引き寄せ、笑っていた。
彼女の方は彼の顔を見上げ、涙ぐんでいた。
よっぽど嬉しいのね、と今度こそ私はその場を去った。

気づかなくてごめんなさい。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337338923

昔、とある山間の村にタカシという屈強な若者が住んでいた。
彼は村に流れる川の渦を巻いている渕を泳ぎ切ることができる唯一の男であり、
自他共に認める村一番の力自慢でもあった。
その幼馴染で村一番の器量良しの娘・アヤメと、
誰もが近いうちに結婚するだろうと思っていた。

ある日、大金持ちの大学生の青年が東京からこの村に遊びにやってきた。
その滞在中に出会ったアヤメを見染めることに。
彼女にとって、それまでは確かにタカシは好ましい男だったが、
それは狭い世間でのこと。
東京から来たこのスマートで博識な美男子の彼にすぐさま惹かれ、
あっという間にタカシへの想いは冷めてしまった。

村祭りの夜、アヤメはタカシの誘いを断り、その青年と参加することに。
それはタカシにとって、村人たちの面前でコケにされたのも同然。
憤慨した彼は青年に喧嘩を挑むこととなった。

村一番の力自慢なタカシと、優男な青年では勝負にならないと思われたものの、
案に相違して、コテンパンに倒されたのはタカシだった。
実は、青年は東京での拳闘の大学生チャンピオンであり、
いくら力があるとはいえ、我流のタカシが叶う相手ではないのを踏まえた上で、
自分を完全に諦めさせる方策としてアヤメが全て計画したものだった。
それが成功した以後、タカシは彼女の前に現れなくなり、
青年と一緒に東京へいってしまった。

それから数年後、今やアヤメは上流階級の奥方となり、
息子も生まれて幸せの絶頂の最中。
久方ぶりに息子を連れて故郷の村にやってきた。
彼女は昔の村娘の面影はなく、人々は「奥方様」と敬った。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337338256

一方、タカシは独り身のまま、もくもくと働いて過ごしていた。
その知らせを聞いても、決して彼女に近づこうとはしなかったのだが、
たまたまアヤメが幼い息子を連れて
上流に沿った道を散歩している時に出会ってしまった。

昔の仕打ちを少しだけ後ろめたく思っていた彼女は、
謝るために話しかけるも、
彼は会釈だけして無視する様にさっさと通り過ぎた。

その時、手を離していた息子が川に落ち、そのまま渦巻く渕に流されてしまった。
絶叫とともに必死でタカシに助けを求めるも、
彼は知らぬ顔でアヤメの懇願を無視してどんどん歩いていってしまった。
当然助けてくれると思っていたアヤメ。
「今でも私を怨んでいるのね! でも、子供は関係ないじゃない! 人でなし!!」
と泣き叫ぶ罵り声山に響き渡り、息子は渕に沈んでしまった。

実はタカシは少しもアヤメを恨んではいなかった。
彼は村祭りでの諍いの時に運悪く両耳を痛め、完全に聴力を失ってしまっていたが、
彼女にそのことで負い目を感じない様にわざとそのことを知らせず、
聞こえないことが分からないように会話を避けていただけ.....
とはいえ、皮肉な結末となったことには変わりない。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337263647

自分は小学生の頃から気持ち悪い奴って言われて、友だちができなかった。
中学校に入ってからもやはり友だちができなかったが、
ある日、信じられないことに彼女ができた。
彼女は3ヶ月前まで自分がいるクラスにいた女子。
急に現れて「付き合いましょう」と言われた時は、
ずっと人付き合いがなかったせいで頭がおかしくなったのかと思ったけど、
とても嬉しかったので二つ返事で彼女と付き合うことにした。

それから3ヶ月、何処に行くのも一緒。
いろいろなことを話し、クラスの皆には相変わらず気持ち悪がられたが、
もう気にならなかった。
ただ、1つ不満があるとすれば、まだ彼女と手を握ったこともないこと。

ある日、素直にそう言ってみると、
彼女は少し嬉しそうに「分かったわ」そして、
「でも、その前に君を私の思い出の場所に連れて行きたい」と言った。

その日の夜、家を抜け出して彼女と一緒に出かけた。
そこは、とあるビルの屋上。
目の前には綺麗な夜景が広がっていた。
自分の人生でこんなに幸せな日が来るなんて考えてもいなかった。
嬉しそうにこっちを見ている彼女を見て、
ずっと一緒にいたいと思ってしまった....


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337263687

ベルギーの北部に「神隠しの森」と呼ばれている場所がある。
そこへ行くと必ず誰かが消えてしまうと、
現地の人は怖がって近づこうとしないそうだ。

ネットで知った日本人の大学生グループが遊びでそこに寄った時のこと。
森に入り、出てくるとその5人は一応お互いに確認し、
誰も消えていないと安心していたが、
帰国の際、宿で荷物をまとめると見知らぬ日本製のバッグが残ってしまった。

一体、誰の物だったのか?
今だに分からないとのこと。


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深夜徘徊とは違うかもしれませんが。
休みの日、ネットサーフィンしていたら無性に外へ出たくなって、
明け方の4時くらいに歩いてたら、
キチンと化粧してる小綺麗なお婆さんが「すいません」と声をかけてきた。
「おいくつですか? 今の職業は?」など続けて聞いてきたので、
私は正直に答えると、「とっても素敵だわ」と突然喜ばれて、
「良かったら、貴方のサインをいただけませんか?」と、
差し出されたのが、"婚約届け" だったことがある。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337263781

今年は最後の春休みということで、
俺とダチ2人は北海道を電車で旅行していた。
お金が無いので基本は野宿だった。
そんなある日、海沿いの小幌駅で降りて野宿することにした。
そこは周りにこれといって何もなく駅もボロだったので、
少し歩いて海辺に出てそこで野宿することにした。

ビールを飲んで語り合ってる時に見知らぬオジさんが話しかけてきた。
見窄らしかったけど、人の気配がまったくないこの辺りでは貴重かな、
あと悪い感じはしなかったので一緒に飲むことにした。

彼の話を聞いてると、この近辺に30年近く野宿しているそうで、
案の定、ホームレスみたいな感じだった。
夜もだいぶ遅くなってきので、22時頃にお開きにして寝ることにした。

翌日、電車に乗る前に彼が居る処へ挨拶しに行ってみると不在だったので、
そのまま電車に乗って俺たちは次の目的地へ向かった。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1337263856

彼は誕生後のお宮参りに行った際に、
その神社の神主に「この子は神様の子だから、長生き出来ないね」と言われた。
彼の両親は、「生まれたばかりの子に何てことを言うのだろう」とカンカンに。
そこで、別の神社にまたお参りへ行ったのだが、
やはり同じことを言われた。

高校に入った頃、彼は周囲に「俺もうすぐ死ぬ」と言う様になった。
俺は「何で分かるんだ?」と聞いてみると、
「死神を見たから」とのこと。
「窓の向こうで逆立ちしてる人がいるんだ。....ほら、あれが死神だ」

それから間もなくのこと、
彼は泳ぎが得意だったにも関わらず、水の事故で亡くなった。
奇妙なのは、遺体が奇麗だったという点。

この話をしてくれたある知人も、死神を見たことがあるらしい。
夜、窓の外から父親が「おーい!」と呼んでいるので、
お父さんだーと思って、そのまま2階から出て行こうとした。
その瞬間、母親に止められた。
「だってお父さんが」と窓を指すと、
「あなた、何言ってるの。お父さんはそこに居るでしょ!」と驚かれた。
確かに父親は部屋に居て、もう一度窓の外を見てみると、
全身真っ赤な人型が逆さまになって手招きしていたそうだ。

受け入れて欲しい側の自分としては、
他の奴らよりかなりお洒落に気を使ってるのだが、
そう、飛び上がられると ......なんだか、切ないっす。





プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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