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ポテチの水彩絵の世界にようこそ! 気分でコメントや画像とか、恐いのや面白い毒ある話とか、 現実の花の色と違ったりとか、妙な感じです。
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電話の向こう側でいないはずの人の声が聞える。
これもまたそういった話。

私がが自室にて友人と電話していた時のこと。
「あれ、誰かいる?」
電話口の向こうで友人が言った。
もちろん私はこの部屋に1人っきり、
ちょっとシックにジャズなんかかけてたけど、
特に騒がしくしているわけでもなく、
テレビをつけているわけでもない。
「誰もいないわよ」
「子供いない? 小さい子」
思わず周りを見回す。
当然、子供などいるはずもなく、私は首を傾げる。
「そっちじゃないの?」
そう聞き返すも、友人はそんなことは無いと言う。
「ほら、やっぱそっちだよ。そっちで子供の声が聞える」
そう言われても、近所の子供の声すら聞えないこの状況で、
どうして電話で聞える程近くで子供の声が聞えるのか。
皆目検討がつかない。

「あ、増えたよ、何か話してる子供」
友人の言っている意味がわからない。
わからない分、妙な怖さが湧いてくる。
「子供なんていないわよ!」
「でも増えてるよ、泣いてる子もいる」
友人がその言葉を口にした途端、
電話の向こうで友人の悲鳴が上がった。
と同時に切れる電話。

驚いた私はすぐ電話を掛け直したのだが繋がらず、
時間をおいて再びかけてみるものの、
結局その日は電話が繋がらずに夜が更けていった。

翌日、学校に青白い顔で現れた友人から聞いた話によると、
電話の向こうで聞えていたはずの子供の声が、突然耳元で聞えたのだという。
同時に電気が消え、たくさんの子供の笑い声が部屋中に響き渡った。

友人の意識がもったのはそこまでだったそうだ。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333465617

私のある友人は息子と2人暮らしの母子家庭。
彼女の息子が2歳になった頃から見えないモノに話しかけたり、
何もないのに怯えたりすることが多くなるも、
彼女は子供だからそんなこともあるだろうと気にしてなかったとのこと。

そんな息子が5歳になったある日、やたらと、
「お家の中に坊主頭のおじちゃんがいる」
という様になってからというもの、
時々、息子が誰もいない部屋で楽しそうに、
まるで誰かと遊んでるような話し声が聞こえるようになったとのこと。
気になった友人が息子のところにいくと、
何故か息子は全裸に。

ある日、友人は思いきって息子に
そのおじちゃんは家のどこにいるのか聞いてみると、
「いつも玄関にいて、ボクがむかえにいくとおへやの中に入ってくるよ」
と答えた。

半信半疑ながらも、友人は霊感の強い知り合いを呼んで、
家の中を見てもらったところ、
「確かに玄関の辺りに中年男性がいます。
 彼は外から自由に入ってきているから、
 もう入って来れないようにこのお札を玄関に貼っておいてください」
と言われ、すぐさまその通りに玄関にお札を貼ることに。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333465663

その夜、眠っていたはずの息子が玄関に友人を呼び、
「ママ! おじちゃんがここから入れないっていってるよ。
 ママが入れてあげて!」
と言うなり、パジャマを脱ぎ始めた。

彼女はさすがに怖くなり、 すぐにあの知り合いに電話すると、
「それはとても危険だから絶対にドアは開けないでください。
 明日の朝一番に霊能者を連れていくから、絶対に開けないでください」
と念をされた。
「入れてあげて! あいたい。あいたい。あいたい....」
と連呼する息子が聞こえる。
すぐさま玄関に戻ってみると、息子が狂った様にのたうち回っていた。
なんとか部屋に連れ戻し、眠らずに朝まで過ごした友人。

朝になり、知り合いが霊能者と共に訪れ、
きちんとお祓いをしてもらったとたん、夢から醒めた様に息子が戻り、
それからはおかしなことを言うこともなくなったとのこと。

小学4年生になり、私に直接逢うまでは。



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http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333292196

俺が大学生の時、映画サークルの監督をやっていて、ロケ地探しに山に行った。
日が落ち、薄暗くなってきた時、
何度か行き来したにもかかわらず気づかなかった、
乗用車1台がぎりぎり通れるような狭い林の横道を発見。
これは面白い画になりそうな光景がありそうだ!ということで、
嫌がる他のメンバーを尻目に、俺は延々とその坂道を徐行していくと、
いつしか林を抜け、台地に出た。

ここは牧場だろうか。
それらしき建物を確認した。
近くまで行ってみると案の定、人は誰もおらず、
しかし牛舎の鉄柵はピカピカ、
家畜の排泄物を流す溝も藁1つ落ちていないことから、
使われた様子がない。
車を降りて牛舎らしき建物の屋根を見上げると、
半球形にへこんでいるのが見えた。
辺りをよく見回すと、
トラクターが車輪の轍の上に不自然に裏返って放置されている。
中に入ってみると、何かの実験室らしき部屋もあり、
部屋の中央にアームの様なものがついた機械があり、
沢山あるフラスコやビーカーなどが1つ残らず割れていた。
何故こんなものがあるのか?
俺の中で "これ以上は詮索してはいけない!" とストップがかかるのもの、
それを止められるほどの理性は今の俺にとって皆無に等しい。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333292273

隣には2階建ての宿舎のような建物もあった。
壁の隙間から中を覗いてみると、1階部分には、何故か石灰の山。
下から見ると、2階は普通の部屋になっている様なので、
登ってみようとするも、階段が、ない。
仕方がないので、裏の崖から庇に登り、窓から入ってみることに。

やはり、1階に続く階段はなかった。
それにしても何だか、かなり構造が「変」だ。
6畳の和室。
薄汚れた野球のバットとオマルが畳の上に転がっている。
部屋の隅に置かれたマットレスと
傍らに置かれた木箱に入った数々の大人の玩具。
男の俺としては、気持ちが悪いというより、とてつもなく不愉快な気分。
でも何だろう、妙に鼓動が高鳴ってる。

部屋一杯、壁、天井そして畳にも膨大張られた、
やたら "鬼" や "淫” の字が目立つお札の数々。
余ったお札が束になって、マットレスの逆の隅に置かれた机の上に積んである。
そして奇妙な位置に設置された襖には、ペンキで書かれた「極々上々」の文字。
隣接したもう1つの4畳部屋には鎖と縄の束と丸い缶が散らばっている。
壁一面に書かれた幾何学的な文字。
中央に滑車が付けられた天井。
机の上の厚い医学書。
壁と同じ文字が書かれたメモ帳。
その最終ページには、男の人体図が書かれており、
部分部分を解説する様にまた意味の分からない幾何学的な文字が。
そして壁際にある棚のガラス戸を開けてみると....

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333292326

この建物には変電室があり、電気が通っている様子。
他にもいくつか奇妙な点があった。
そもそも、乗用車1台通れるほどの道なのに、
どうやって資材やトラクターを運んで建設したのか?
生活に必要なトイレや台所がないのは何故? 等々。

それにしても、何だかケツが熱い。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333079803

愛知県の渥美半島内にて。
午前0時過ぎに、車で国道42号線を走っていた時のこと。
伊良湖岬灯台を目指していたのだが、
300km以上走っても全然岬に着かなかったことがある。
ひたすら一直線で、迷いようがない道筋にも関わらず。

途中、見覚えのあるガソリンスタンドを通過したのだが、
1度目に通った時は時間的に閉店しているだけのスタンドだったのに、
その後、何故かまた通過した時にはスタンドがえらく老朽化しており、
店内に古びたイスが積み上げられ、明らかに廃墟になっていた。
その時点でヤバイことになってるんじゃないかと感じたものの、
俺はとりあえず進むことにした。

更に進んでいると、
後ろにライト見えてきたので他の車が来たのだと思い、一安心。
......するはずだった。
夜中なので、俺は大体80km/hくらいのスピードで走っていたのだけど、
だんだんとその車に距離を詰められた。
こっちが遅いのだと思い、
出せるところは100km/h位でかなり飛ばしてみたが、
それでも詰められた。
これはちょっと面倒そうなヤツが乗ってるのかと思い、
俺は路肩に寄せて道を譲ることに。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333079893

追い抜いていく車を見ようとバックミラーを覗くと、
それは車ではなくて2つの光る玉の様だった。
玉が車のライトの高さと間隔に合わせる様に浮いていて、
それが追い抜いていった。
遠ざかる様子も、テールランプではなく2つの、ただの、玉だった。
(別に変な意味はない。悪しからず)

しばらく俺はポカーンとしていたが、
その玉はもう見えなくなってしまったので、
しばらく間をおいてから意を決して車を出した。
頭が呆然として真っ白状態。
でも、ヤン車じゃなくて良かったって、少し思ったよ。
それで気が紛れたというわけじゃなかったが。

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1333079934

この時には午前3時位だったのだけど、未だ岬に着く気配が無かった。
もう、3時間も走ってたんだけど。
その後も、ひたすら走り続け、
空が薄明るくなって来た午前6時頃にようやく岬の駐車場に着けた。
何度も通っている道なのに、
あまり見覚えの無い古ぼけた建物がいくつもあったのが印象的だった。
この半島を直線で300km以上も走るなんて、ありえないのだが。

あと、この辺の話で三重県のとある国道42号線上に謎の村が存在するという。
実際のところはだいぶ話とは違っていたが。



http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1332303144

俺のオカルト好きを知ってか知らずにか、
あんまり仲良くもない "M" が話しかけてきた。
仲良くないどころか、実はそいつの彼女と何度か寝ちゃったから、
( "M" にはバレてないはずとはいえ)俺としてはなんとなく気まずい。

"M" 曰く、「俺、学校裏の神社で幽霊2回見たんだ。
お前、近所だろ? 夜中の1時に絶対行くなよ」

怖がりなヤツなら、それを聞くと昼間も避けるんだが、
俺はというと、幽霊視たさに行きたくて行きたくてウズウズしてた。

そこは四方を山に囲まれた様な神社で、
正面から入っていくには50段くらいある石の階段を登るしかないんだが、
俺は林の中を突き抜けて下る獣道にもならないところを選んだ。
勝手知った道だし、霊を隠れてみたかったから。
到着して時計を見ると、AM1時の20分前。
「早く来すぎたかな~」と辺りをよくみると、
階段を登ってきたら着く場所の側に人影が.....

幽霊のお出ましかと思いきや、包丁持って隠れた "M" だった。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1332303215

俺は持て余して暇つぶしにH目的の出会い系を見ていたら、
中学時代の友人だった "S" という子のプロフを見つけた。
HN、趣味などはテキトーな感じだったが、
写メを見た瞬間、彼女だとわかった。
俺の地元が "在住" とあるので、間違いない。
これは連絡をとらなくては!と思い、
すぐに貼られていた捨てアドにメールをした。

俺 「やあ! 君は "S" だよね? 覚えてるかな、中学で一緒だったタカシだよ」
すると、すぐに返事があった。
S 「タカシくん? うわー、懐かしい!」
俺 「あんな掲示板で見つけてびっくりしたよ!
  それにしても、あんま変わってないね〜やっぱり可愛いな。
  今はどうしてるの?」
S 「学校に通ってるよ」
俺 「っつうことは、もしかして、□□大学? 確か家近かったよね!」
S 「そうだよ!」
俺 「スゲーなー!! 中学から成績優秀だったもんね〜」
S 「そんなことないよ。
  しかも最近、裏の道路が工事中で勉強に集中できないの」
俺 「裏の道路って□□通りのことか?」
S 「そうそう!なんか新しいビルが建つみたい」
俺 「へー、そういや、コンビニの隣ってずっと空き地だったもんな」
S 「そうなの。タカシくん、よく覚えてるね』
俺 「だって、 "S" の家はしょっちゅう遊びに行ってたじゃん!
  中学近かったし、サボってナニした後、
  隣の公園でアイス食べるのとか最高だったよな」
次に来たメールを見た時、俺は背筋が凍った。

S 「特定した。ありがとう」


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1332303247

「よう! 久しぶり!」
「久しぶり....ウッ、ゴホ! ゴホっ!」
「どうした? 風邪か?」
「....ああ。悪性のインフルらしい。今、家で寝てるとこ」
「インフルかよ。物騒だな。気をつけろよ」
「本当最近物騒だよ。 近所では通り魔事件が多発してるらしいし」
「何だそれ」
「何でも突然部屋に入ってきて後ろからロープで首をギュッ、といくらしい」
「何それ。気付くだろ。普通。まあ俺なら即返り討ちにしてやっけどな」
「返り討ち? 言うねー、そんなマジキチ相手に? ウッ、ゴホ! ゴホっ!」
「余裕っしょ!」
「マジでか.....なあ、実は....ゴっ! ゴホっ! ゴホっ! ゴホおっ!!」
「おいおい、大丈夫かよ?」
「.......」
「なあ、おいって!」
「......わりい。大丈夫大丈夫。風邪酷くなってきやがった」
「なんだよ、大丈夫か。声変わってんぞ」
「あ? ああ。ところで今度お前んち行きたいんだけどさ。 道教えてくんない?」
「おいおい。何回も来たことあるだろ?」
「忘れちまった。住所教えてくれたら行くよ」
「しょうがねえな。XXXX町XXXX番地な。もう忘れんなよ」
「わかった。必ず行くよ」
「じゃ安静にな」
「ああ」


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田舎というのはホント、何かと不便。
近場で働き口が少ないからわざわざ遠出しなければならない。
俺は毎朝電車で1時間程かけて会社のある駅まで向かう。
この通勤に使うための電車は一両編成の鈍行列車が1時間に1本程度。
田舎とはいえ、本数の少なさからラッシュ時間は意外と混む。
俺の乗る駅は始点駅で、朝は確実に席に座れるが帰りは運次第。
ただ、今夜は残業が長引いて帰りが遅くなっただけに乗客がかなり少ない。
今車内にいるのは俺を含めてたったの7人。
俺は端っこの席に腰かけ、何するわけでもなく窓から景色を眺めていた。
各駅で停車する度に乗客が1人、2人と降りていき、
最終的に車内に残ったのは俺ともう1人だけになった。

自分の降りる駅が近づいてきたところで面倒なことが起きた。
そのもう1人が突然、激しく咳込み始めて、床に倒れてしまった。
どうやらそのまま意識を失ってしまった様だ。
これは一大事だと思い、彼に駆け寄ってはみたものの、
なす術のない俺はとにかく声をかけ続けたが、全く反応がない。
運の悪いことに携帯の電波も繋がらず、外部に連絡することもできない。
やり方なんて分かるはず無いし、
正直、もう助からないと思う。


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ある西新宿のビルで職場の同僚が窓の外を眺めていたそうです。
ちょうど同じ時間、
そのビルの屋上から女性が飛び下り自殺を図りました。
そして、彼の目の前をその女性が落ちていきました。
その後、彼がこう言ったそうです。
「俺、目が合っちゃったよ」

人間の目って1番恐いところですよ、全く。


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/7170818ba3679a9c8a30a9deff30364e/1331740003

田舎というのはホント、何かと不便。
降りる駅まで長い間揺られるものだから、ついつい眠ってしまうの。
私の夜のお仕事ってやたらと精力使うから。

あらあら、私ったら。
今日も電車でうたた寝しちゃってたみたい。
肩をポンポンっとたたかれてハッと目が覚めた。
見上げると見たことのない陰気なおじさんが立っていた。
「つきましたよ」
もしかして、寝過ごしちゃったかしら?
「起こしていただき感謝します」
私は慌てて立ち上がってホームへ駆け下りた。
バタンとドアが閉まって気づいた。
ちょっと、ここって降りる駅じゃないじゃん!
きっとからかわれた。ああ、無情。

走り出した電車を振り返ると、
さっきのおじさんが妙に清々しげに背伸びして笑っているのがみえた。
不快度100! なんてたちの悪いおじさんなんでしょう!
私が女装してるからって。
仕方がない。まあ、昼間だからすぐ次が来るだろうし。
....にしても、寝違えたのかしら。
肩が重い。



プロフィール
HN:
ポテチ/ラダ
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/04/11
職業:
会社員
趣味:
単館系映画鑑賞、音楽や絵画鑑賞、そして絵を描くことと...
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